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キッチンから笑顔をつくる料理アカデミー

「キッチンから笑顔をつくる料理アカデミー」では、“食”を多面的に捉えるために、文化(郷土料理)、美学、科学、健康、安全、食育といった様々な切り口からテーマを設定し、それぞれ講義でテーマに関する知識を学び、料理実習で実践し理解を深めるという2部構成になっています。

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「楽しいテーブルセッティング カラー&イメージ」 カラー&イメージコーディネーター 山川やえ子

心を育てる食卓を、家族への気持ちを込めて楽しく演出してみましょう。

■楽しいテーブルセッティングとは

食材の色、お料理の色はもちろん、食卓を楽しく演出するために、おもてなしのために五感を満たす食空間を考えてみましょう。視覚、嗅覚、味覚、触覚、聴覚を心地よく刺激することが大切です。視覚からは、色はもちろん、形や素材感も瞬時に印象付けられるので“イメージ”はとても大きな部分と言えます。
広くはインテリアや、照明、バックミュージックなどにもおよびますが、今回はテーブルカラ―コーディネートの立場からまとめてみます。

【演習】

テーマ:お気に入りのランチタイム 〜ベーグルランチのテーブルセッティングを考えましょう〜
テーブルセッティングにTPOはとても大切ですが、今回は『お気に入りのランチタイム』というテーマでイメージも絞りやすいかと思います。とはいえ、お料理をおいしく見せる方法や食卓を楽しく見せる演出に是非個性を輝らせてください。

構成するアイテム
  • ・お料理…ベーグルサンド
  • ・食器…茶碗、お椀、皿、マグカップ、ティーカップ、コップ など
  • ・リネン…テーブルクロス、ランチョンマット、ナプキン など
  • ・カトラリー…箸、ナイフ、フォーク、スプーン など
  • ・小物 …コースター、バスケット、キャンドル、花瓶、人形 など
     (木の枝やアクセサリー、折り鶴ひとつでも楽しめます)
テーブルカラーコーディネートのポイント
  1. 1. テーマ…だれがいつ、何のために、どんな雰囲気で食べるのか
  2. 2. メインカラー(ベースカラ―)…メインになるお料理を引き立たせるためのテーマカラー
  3. 3. セカンドカラー(アソートカラー、アクセントカラー)…メインカラーと組み合わせ、 効果的な配色になる次に面積の大きい色
  4. 4. 配色のポイント…全体がまとまりのある配色なのか、際立ち感のある配色なのか
  5. 5. イメージ…どのようなイメージのテーブルセッティングにするのか
考えやすくするための5つのイメージ

テーブルセッティングの色選びでは、基調色(メインカラー)、副調色(サブカラー)、強調色(アクセントカラー)を考えると同時にイメージを膨らませていくことが大切です。色の特徴(明るい色か暗い色か、強い(鮮やかな)色か弱い色か)を踏まえて5つのイメージと組み合わせました。

a.ロマンティックでフェミニンなイメージ (明るい色)

明るくてかわいい/軽やかで女性的な/軟らかい/淡い/情緒的な
色=明るい色 ピンク/クリーム/アクアブルー)+白 講評:ラブリーでかわいいですね!! 講評:カップ&ソーサーがシンプルすぎるかな?

b.モダンなイメージ (暗い色)

スタイリッシュで都会的な/洗練された/斬新な/シャープでシンプルな
色=ダークで甘くない寒色系と黒 講評:テーブルの白、マットの黒と椅子の赤が映えていますね。 講評:ダンディなモダンさの中に、ゴールドでリッチさもプラス!!

c.カジュアルなイメージ (強い色)

元気な/気取らず楽しげな/親しみやすい/わくわくするような
色=原色+白 (色味が強いエスニックカラーも) 講評:エスニックなカジュアル感がステキにまとまっています。 講評:和テイストのカップ&ソーサーなので、赤い折り鶴など1,2匹加えてみて!!

d.エレガントなイメージ (弱い色)

上品で格調のある/品のある/光沢のある/繊細な/装飾的な
色=グレイッシュ、紫系、濁色系 講評:手作りのポットカバーがテーブル全体をリードしていますね。

e.ナチュラルなイメージ (中間的な色)

自然な/落ち着いた/緩やかな/エコロジー/土・木・葉・花・海・山・風
色=中間的な明るさと強さ(ベージュやオフホワイト、木々や木の実や花の色) 講評:ナチュラルだけど、とっても上品。 講評:グリーンの優しさとアクセントのパンジーの2色も際だっています。

講師プロフィール

講師:山川 やえ子
カラー&イメージコーディネーター。
聖徳大学オープン・アカデミー(SOA)で色彩やカラーに関する講座を担当。
日本色彩学会正会員。

(平成24年3月現在)

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