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キッチンから笑顔をつくる料理アカデミー

「キッチンから笑顔をつくる料理アカデミー」では、“食”を多面的に捉えるために、文化(郷土料理)、美学、科学、健康、安全、食育といった様々な切り口からテーマを設定し、それぞれ講義でテーマに関する知識を学び、料理実習で実践し理解を深めるという2部構成になっています。

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『千葉のすしロール“米と海苔の技”』講義全文(千葉伝統郷土料理研究会主宰 龍ア英子)

トピックまとめ

■物産からみる千葉県

地名にも表される千葉の農・水産物。
千葉のいろいろな農・水産物が、どこでどのような経緯で採れていたのか知ることで、ほかの地域との関係など千葉県の歴史を知る。

■豊かな地域、千葉で生まれた“テンモンドウ”

自前の産物で衣・食・住を賄うことができた豊かな千葉県。その千葉で発達した野菜の保存食“テンモンドウ”はどんなお菓子?
繊維の多い野菜を砂糖で煮詰め、おやつとして食べられたテンモンドウには農民の知恵が詰まっている。

■生活の変化と郷土料理の衰退

魚の名前を覚えるのにピッタリな船橋の“おさかなづくしの手鞠歌”と、昔ながらの知恵が若い人の嗜好(ニーズ)と合わず廃れていく郷土料理。

■手間ひまかけた“イワシの胡麻付け”

農林水産省が発表した『農山漁村の郷土料理百選』にも選ばれた九十九里の特産品、“イワシの胡麻漬け”。手間がかかるこの料理の名人からのお裾分けを楽しみに待つ年末。

■千葉県でみられるおすし

太巻きずし、なれずし、姿ずし、握りずし、カツオのはらもずしなど、いろいろな種類のおすしがある千葉県。保存性を高めるのか、新鮮なうちに食べるのか、地域によっておすしの形態が変化する。

■冠婚葬祭に欠かせない“太巻きずし”の普及

冠婚葬祭の際に近所の人が集まって作る太巻きずし。
すだれの使い方や文様の発想の素晴らしさに感動し、食べてみると・・・?

■太巻きずしの文様がつくられる背景

男性が中心となって作っていた太巻きずしを、戦後、女性が復活させる。女性が想いを文様に表すことで、各地に新しい文様が生まれる。

■何故、太巻きずしのご飯は甘いのか?

農家の人が手土産にした太巻きずし。想像以上に甘い太巻きずしの甘さの理由は、翌日食べてみるとわかる。
そんな、ほかの地域の人には馴染めない味も、地元の人にとっては懐かしい味となる。

■太巻きずしを巻くために欠かせないもの

太巻きずしをより作りやすくするために進化したものや、昔ながらの材料や道具の話。
千葉県の巻きずし独特の巻きすの使い方とおすしの歴史。

講師プロフィール

講師:龍ア 英子(千葉伝統郷土料理研究会主宰)
昭和30年より独自に各地の農民から直に技術を習得。昭和57年、千葉伝統郷土料理研究会を設立。千葉県文化功労賞受賞、NHK関東甲信越放送文化賞、地方文化功労賞(文部科学省)受賞。

(平成24年3月現在)

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