4月(卯月)

二十四節気、五節句、和名、草花

 4月の和名は「卯月」。由来は「卯の花」が咲く季節(実際の開花期は5〜6月)とする説が有力です。「卯の花」はウツギの花で、色が似ていることから、おからの別名でもあります。
 4月は入学式や入社式など、新生活がスタートする節目の月です。また、暖かな陽気に誘われ、草花が咲き、動物や虫たちが顔を出し始める季節です。日本を代表する「桜」も西から東へと見ごろを迎え、春の訪れを感じます。

 二十四節気では5〜19日ごろを「清明」といい、命あるものが、清らかで生き生きとし、明るい空気に満ちるという意味があります。この時期に沖縄では、伝統行事「清明祭(沖縄方言で『しーみーまつり』)」が行われます。先祖のお墓を掃除し清め、親戚中が集まり、お花やお酒、かまぼこや昆布や三枚肉の煮付けなどの縁起物を詰めた重箱をお供えします。お供えしたあとはそれらをいただきながら楽しみ、家族の絆を深めます。

花祭り(8日ごろ)

 お釈迦様の誕生を祝う行事で、「潅仏会」、「仏生会」、「降誕会」などともいいます。花祭りでは季節の花で飾られた花御堂にまつられたお釈迦様へ、甘茶を注ぎお祝いします。お釈迦様の誕生時に九体の竜が甘露の雨を降らせた言い伝えからきた習わしです。甘茶は落葉低木のアマチャの葉を乾燥させて煮出した甘いお茶。虫除けや抗アレルギー作用、歯周病予防に効果があるといわれています。

十三詣(3月13日〜5月13日)

 大人になるための知恵や福徳を授かる行事で、「知恵貰い」や「知恵詣」ともいいます。子どもの成長の節目を祝う行事で、生まれ干支が巡ってくる年(数えで13歳)の子どもたちが「虚空蔵菩薩」へお参りします。お参りした帰り道は「後ろを振り返らなければ知恵が授かる」との言い伝えがあります。

イースター(3月22日〜4月25日)

 イースターとは、春の女神である「Eostre(エオストレ)」や春の月の名前「Eostre monat(エオストレモナト)」に由来するといわれ、イエス・キリストの復活を祝う、キリスト教ではもっとも大切な行事のーつです。春分の日の後、最初の満月の次の日曜日、イースターからの7日間が復活祭と決められています。子どもたちと一緒に卵の殻をカラフルに彩る「イースターエッグ」を作ったり、大人がイースターエッグを隠し子どもたちが探して遊ぶ「エッグハント」、殻を割らないよう坂や丘の上から卵を転がす「エッグロール」、卵をスプーンにのせ落とさないよう気をつけながら競う「エッグレース」などを楽しみます。「イースターエッグ」は、生命の象徴。イエス・キリストが十字架上で亡くなってから3日目に復活したことと、ひよこが卵の殻を破って誕生することをかけているといわれています。そのほかイースターでは、卵料理を食べたり、十字の飾りをつけた「ホットクロスバンズ」などを食べたりします。

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