人のカラダや動きについて研究を重ね 使う人のカラダに沿う やさしい道具を作っていく。

クリナップは、かるく力を加えるだけで自動的に引き出しがオープンする「S.S.サーボ」というアシスト機能や、ワンタッチで吊戸棚が自動昇降する「オートムーブシステム」など、暮らしがより快適になるような工夫も開発していますね。特に、「クラフツマンワークトップ」は、使う人の腰に負担をかけないためにシンクが前に出っ張っているというところに、なるほどと納得しました。実は飛騨産業でも、カラダにやさしい家具を作っているのです。というのも、家具を作る職人は重いものを持ったりするせいで腰痛をもっていることが多い。またお客さまからも要望があり、岐阜大学医学部脊椎関節再建外科 准教授である宮本敬先生と岐阜県生活技術研究所と協同で「アラインプロジェクト」を立ち上げ、腰痛者にやさしい椅子の研究開発に取り組んでいます。
どういう動作が腰に負担をかける原因なのか。どうしたら負担をやわらげ、座り心地をよくするのか。腰椎の正しい並び方に着目、宮本先生の医学的知見による助言を基に、岐阜県生活技術研究所が生理計測を行い人間工学に基づく設計値を導き出し、そしてそれを飛騨産業が美しいデザインに落とし込んでいく。まさに「クラフツマンワークトップ」と同様、専門的知見を活かした開発が形になっているのです。

こだわりのキッチン こだわりの家具が 豊かな食 豊かな暮らしを導いてくれると考えています。

私たちの作り出した椅子やテーブルはいわゆる“食卓”として、たくさんの家族の笑顔を支えていると自負しています。座り心地のいいすてきな椅子とテーブルがあれば食事はより楽しくなりますよね。そして、その肝心のおいしいものを作り出すのはキッチン。つまり家庭の食において、家具とキッチンは、お互いにサポートし合ういい関係なのかもしれません。
S.S.を見たとき、実に機能的で最高級のキッチンだと感心しました。ただ一つ、家具との関係をより大切にするならば、扉などキッチンの一部に木のぬくもりを取り入れたものがあるといいなということ。ステンレスは機能的にもデザイン的にも素晴らしい素材ですし、工業製品だと、「汚れにくいものじゃないとダメ」「いつまでもきれいな状態を保ちやすいものを」などと望まれやすく、汚れやキズが目立つ木を使うことは難しいかもしれません。でも、今の時代は、天然素材の風合いや使い込むことの楽しさを味わえる人も増えてきているのだと思いますよ。キズにも汚れにも強い「美コートワックトップ」をもつS.S.だからこそ、あえて扉などには、天然木の魅力も取り入れてみてほしいですね。私たちの家具と、S.S.の関係が深まれば、もっとすてきな食卓が生み出せるのかもしれません。

家具 飛騨産業(ひださんぎょう)

大自然に囲まれた飛騨高山に拠点を置く、老舗家具メーカー。曲木技術を始めとした高度な木工技術と、伝統を重んじながらも顧客の立場にたったもの作りに定評があり、これまでに数々の賞を受賞している。著名なデザイナーとのコラボレーションも話題に。家具には不向きとされていた木の節や杉材を活かしたり、木を資源として有効活用するエコな姿勢にも注目が集まっている。お話をうかがったのは、企画営業室長である森野 敦さん。

Homepage:http://www.kitutuki.co.jp/
Facebook:http://www.facebook.com/HIDASANGYO

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