WORKS.仕事を知る

クリナップのショールームは、マイホーム購入やリフォームを検討しているエンドユーザーさまをはじめ、工務店さま、ハウスメーカーさまなど、さまざまなお客さまがご利用くださいます。ご来店くださったお客さまから水回りに関するニーズをヒアリングし、その方に合った商品をご提案するのがショールームに勤務するショールームアドバイザーの仕事です。

同じようにお客さまへ自社商品を販売する仕事に「営業職」がありますが、ショールームアドバイザーの場合は、商品の販売は無く、「エンドユーザーさまに直接、商品のご提案ができる」「ショールームに展示した商品を実際に見て触れてご体感いただくことができる」という特徴があります。

クリナップのショールームは単に商品を展示するだけではなく、お鍋やお皿といったキッチン用品・バス用品を収納しているので、お客さまはご自身の住環境やライフスタイルを具体的にイメージしながら、商品を検討することができます。お客さまのなかには、同業他社商品と比較・検討してからご購入を決められる方もいらっしゃるため、自社商品の魅力を十分に理解したうえで、その魅力をお客さまにわかりやすくお伝えすることが大切です。

以前、定年を迎えられたご夫婦のお客さまが「子どもや孫が遊びに来た時、みんなでキッチンを囲みながら料理を楽しめるようにしたいんだ」というお話を聞かせてくださいました。そこで、対面型のシステムキッチンをご提案させていただいたところ、後に「子どもたちを呼んでパーティーをしたんだよ」と楽しそうにお話しくださいました。このように、ショールームアドバイザーの仕事は、お客さまが理想のライフスタイルを実現するお手伝いができる点に、やりがいがあります。入社して10年以上経ちますが、今もお客さまの笑顔を見るたびに、「この仕事に就いてよかった」と思います。

クリナップのショールームアドバイザーは、お客さまとじっくり向き合いながら商品提案を行っていきます。そのため、コミュニケーションが好きな方に向いている仕事だと思います。また、お客さまを思う気持ちも大切です。私自身、入社１年目から「ここに来てよかったと思っていただける仕事をする」ことをモットーにしてきました。当時は商品の知識も提案スキルもほとんどありませんでしたが、だからこそ、お客さまのお話をよく聞き、お気持ちを読み取りながら、お客さまが前向きに商品を選べるような対応を心がけてきました。今は後輩の指導も担うようになったため、後輩たちにも「クリナップに入社してよかった」と思ってもらえるような指導を心掛けています。

神戸ショールームには新人のショールームアドバイザーが２名いますが、がんばり屋さんで、とても優秀です。配属当初は不安そうな表情をしていた新人たちが、さまざまなお客さまに対応しながら成長していく姿を見ることが、ショールームリーダーである私のやりがいになっています。