開発企画
開発企画部 キッチン企画課
松本 健太郎
理工学部卒
2013年入社
現在の仕事内容を教えてください。
開発の仕事は、お客様のニーズや市場の今後の動きを予測して新しいアイディアを新商品として世の中に送り込む仕事です。今はキッチンの開発をしていますが、少し前まではキッチンに内蔵される機器の開発もしていました。
あなたが仕事をしていて楽しいことを教えてください。
自分の考えた企画やアイディアがきちんと形になって発売され、お客様に広く使ってもらえるというところです。機器開発を担当していた時に「ハイブリッドコンロデュアルシェフ」という、一言でいうとガスとIHを組み合わせたコンロを手掛けたのですが、これが当時市場にはまったくない新しいもので、「本格的な調理ができる」というコンセプトのために料理研究家の方にも使ってもらえるように突き詰めました。発売後に、購入してもらったお客様と意見交換した際、カタログにも出ていないような良い点を好評いただいたときは本当に嬉しかったです。
どんな人と仕事しますか。
一つのテーマにつき、社内で様々な部署から5~10人のチーム体制が組まれます。さらに社外の料理に詳しい方と意見交換したり、業者と打ち合わせたりを繰り返しながら、仕様の詳細を詰めていきます。
仕事をしていて大変だなと思うことを教えてください。
キッチンはそれなりに高額商品になるので細かいところまで高いレベルを求められます。発売納期もありますが、品質の妥協は許されないというところのバランスを保ちながら仕事を進めるのが難しいところです。時には厳しいなと感じる瞬間もあります。
職場の雰囲気はどうですか。
モノに対してのこだわりはもちろん、ストイックに理想を求め、努力をおしまない真面目な人が多いと思います。ただ、自分から動けば相談などは親身になって聞いてもらえます。個性の強い人ももちろん・・・むしろそういう人の方が多いかもしれません。開発職なのでそれぞれこだわるポイントが異なりますし、正解のない仕事なので個性を出して仕事をしています。
自分の中で大切にしているプロ意識は何ですか。
使う人のことを最大限まで考えます。キッチンやお風呂は生活必需品でありながら、買ったら長く使ってもらうものということを自覚して、様々な角度から「良いものであるか」を突き詰めるようにしています。
クリナップの自慢できるところを教えてください。
クリナップはキッチンメーカーとして最初にシステムキッチンを開発し、その後もフロアコンテナ、自動洗浄のレンジフードなど、業界に先駆けて新しいものを次々出しています。「モノに対するこだわり」や「突き詰め」がないと納得はしてもらえませんが、それを乗り越えた時に大きな達成感を味わうことができます。モノ作りが好きな方には本当に良い会社だと思います。
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