
2004年より8年間、クリナップレスリング部において活躍されてきた長島和幸選手が、このほどクリナップを退社。新たな人生として、これまでの経験を活かし、後進を育成する教職の道を歩みはじめました。
福岡大学・スポーツ科学部にて常勤講師となった長島さんは、すでに奥様ともに福岡市に移り住み、新生活をスタートさせています。 |
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生徒達からも慕われる姿は、すでにベテランの教師のようだ
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昨年9月、急性白血病と診断され、辛く厳しい闘病生活の末、病魔に勝利。今年6月に行われた記者会見では、闘病生活を振り返り、「私は生かされていると感じた」と語りました。
その言葉の裏には、様々な思いがありました。レスリング選手としての思い。
家族や自分を取り巻く全ての人達への思い。その思いに、自ら教職に就くことで答えたのです。
9月、福岡大学で会った長島さんは、爽やかで頼もしい先生として教壇に立っていました。現在教えているのは「コーチ哲学」。レスリング選手として頭脳と身体で身につけてきた経験を、若き生徒達に伝えていました。

レスリング部の選手に自らが体得した技を教える。
授業後はレスリング部コーチとして活躍。天皇杯5冠の輝かしい成績を持つ長島さんは、部員達の憧れの的。自らの体を使い技を教える姿は、選手時代の逞しさを超えて、存在そのものが大きく感じました。
誰もが回復を願った大病の告知から1年。
長島さんは選手時代と変わらない強さと爽やかさで、新人生をスタートさせました。
クリナップはこれからも長島さんの人生を応援していきます。
長島さん 4月から職場復帰へ。
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