クリンレディ

暮らしの賢人インタビュー

リフォームで失敗しない! キッチン・チェックシート

毎日立つキッチンのリフォームだからこそ、慎重にしたい。
100%満足のいくキッチンリフォームを実現させるために、尾間先生監修のもと、
3ステップで失敗知らずの「キッチン・チェックシート」を作りました。
ショールームに行くときには必ずプリントアウトを持参して、
くまなくチェックしましょう!

ステップ1 キッチンストレスを知ろう!
ステップ2 ショールームで”体感”しよう!
ステップ3 最低3回、足を運ぼう!
ステップ1 キッチンストレスを知ろう!

キッチンリフォームで失敗しないためのいちばんの秘訣は、あれこれ考える前にすぐショールームに行くこと。カタログやネットだけで決めてしまって、ショールームには最終確認に行くだけ……という方法だと、大切な情報や「本当に欲しいキッチン」に気付かずに進んでしまうことがあります。以下の「キッチンストレス・チェックリスト」にひとつでもチェックが入ったら、まずはショールームに足を運んでみましょう。

キッチンストレス・チェックリスト
せまい 物が取り出しにくい 片付かない しまいっぱなしの物が多い
汚れが目立つ 掃除しにくい 寒いまたは暑い 調理中の移動距離が長い
体のどこかが疲れる 家族とのコミュニケーションがとれない 音がうるさい
その他(具体的に細かいストレスを書き出してみましょう)
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ステップ2 ショールームで”体感”しよう!

ショールームは見る場所でなく、“体感”する場所なんです。まずはショールームに行って「今どきのキッチンってどんなもの?」「私の理想のキッチンってどんなもの?」を以下の「キッチンショールーム・チェックリスト」でチェックしながら“体感”してみましょう。
ショールームは予約して行ったほうがベターですが、お買い物帰りに気軽に訪ねるのも良し。クリナップのショールームなら、平日の月火が比較的空いているそうですから狙い目です。また、室内履き・デジカメ・メモ用具・メジャーなどを持っていくとさらに細かくチェックできますよ。

※写真撮影はショールームによって禁止されている場合もありますので、必ず事前にご確認ください。

キッチンショールーム・チェックリスト 以下のチェックリストでシミュレーション&エアクッキングしてみましょう!
キッチンチェックシートをダウンロード
レイアウトは?
L型・I型・アイランド型。歩いて、動いてから決める!

ショールームにはL型、I型、アイランド型など、様々なレイアウトのキッチンがあります。どのタイプのキッチンがいいか、思いこみで決めてしまう前に、それぞれのキッチンの前で、家での動きを再現(エアクッキング)してみましょう。I型だったキッチンをL型にしたらどんなふうに導線が変わる? 壁付けタイプから対面タイプに変えたら、目線はどんな風に変わる?……など、カタログではわからなかった、実際の使い勝手を体感してみて。「もしかして今のキッチンの形に自分が無理して合わせているのかもしれない」など、気づかされることがあるはずです。

届く?
靴は脱ぐ! 手足を動かしてサイズ感を実感

キッチンの前に立っている時間は意外と長いもの。高さが合わないキッチンでは毎日の家事が辛いものになってしまいます。キッチンの高さチェックでは、靴を脱ぐのが鉄則。いつもスリッパや室内履きなどを履いている人はぜひ持参してチェックしましょう。わずか数センチで使い勝手が変わるのです。それから奥行きも大切。深すぎて奥まで手が届きにくくないか、体を使ってチェックしましょう。

広さは?
並べてみよう。ショールームではお皿や道具も借りられる!

シンクとコンロばかりに着目して、意外と見落としがちなのが作業スペースの広さ。まな板で切ったり、野菜を置いておいたり、盛り付けしたりする作業スペースに余裕がないと、調理が滞ります。「狭くて何もできない!」ということになりませんか? 作業スペースは足りていますか? チェックのコツは、ショールームにある食器や備品を借りて置いてみること(※)。記憶と実際とはかなり違ってくるものです。それから、作業カウンターの素材チェックも忘れずに。実際の手触りや、傷が目立ちにくいかどうか、厚みや仕上げ、そして見た目の豪華さは実物で確認しなければわかりません。

「キレイ」は?
「清潔」も「見た目」も、「キレイ」はどちらも最重要

シンクの中は食器と同じ。洗った野菜をじかに置いておくこともあるんです。いつも「キレイ」が保てるシンクかどうか、洗いやすさ、排水口の形、手触り、傷が目立ちにくいかどうかをチェックして。水栓金具の使い勝手を実際に確認しておくことも大切です。中華鍋や大きな鍋が洗いやすいかも、実際に備品を使って試してみて(※)。オープンになってきたキッチンだからこそ、シンクを美しく保てるかが重要なポイントです。

音は?
忘れがちなキッチンの音。シンクを軽くノックしてみよう

食器洗い中の水音の大きさの確認もポイント。シンクの種類によって水音が違います。特にオープンタイプのキッチンの場合は、水音の大きさによってダイニングやリビングの居心地が変わります。「せっかく対面キッチンにしたのに水音で家族の声が聴こえない」なんていう例もあります。ショールームでは水が流せないことがほとんど。代わりに、シンクを軽くノックしてみて、その響き具合を確かめると良いでしょう。

鍋・フライパンは?
IH or ガスでも違う。振って、覗いて確かめる

コンロの使い勝手をエアクッキングで確かめてみましょう。コンロは位置が高いと腰への負担が少ないけれど、高すぎても調理がしにくいなど、微妙な高さの加減が重要です。コンロの高さは、寸胴鍋やパスタ鍋などの深いお鍋の中が覗ける高さか、鍋の移動がスムーズにできるか、フライパンが振りやすいか、などなどくりかえし確認しましょう(※)。コンロがIHか、ガスかによっても異なります。

掃除は?
ときどき掃除する部分こそ重要。大掃除を思い出して!

コンロとレンジフードでまず気になるのは油汚れの落としやすさ。掃除のしやすさ、女性ひとりで外せるかどうか、などもチェックしておきましょう。ただし見ているだけじゃダメ。実際の掃除を自分でやってみて。「フィルターが外せない!」「大きすぎてシンクに入らない!」なんてことがないように、最初から最後までの一連の動作を自分で試すことが大切(※)。換気扇は排気能力も確認しましょう。しっかり排気してくれる換気扇なら、家の中の汚れが減ります。

収納は?
「しまう収納」はNG。取り出しやすい収納を

「しまう」ではなく、いかに「取り出しやすいか」が収納の極意。「自然な動作範囲」の中でいかに取り出しやすいか、が収納チェックのポイントです。だいたい目の高さから膝の高さまでに、使用頻度の高い物を入れて、簡単に取り出せるか、シミュレーションしてみて。引出しはどこまで引けるのか実際に試してみることも大事。収納内部の仕上げをよく確認するのも忘れずに。キッチンの収納内部は他の収納に比べて汚れやすく、劣化が早いのです。手軽に清潔に保てて、長持ちするかをよくチェックしましょう。また、自分の持ち物リストを作って本当に必要な収納を知っておくことが大切。使用頻度別にリストを分けておくと収納のプランが立てやすくなりますよ。

価格は?
扉のグレードで調整。プランシートを必ずもらおう

キッチンセットは、扉のグレードが価格を左右するいちばんのポイントです。そこで、同じ機能プランで、3種類のグレードの扉で見積もったプランシートをもらいましょう。3つの見積もりを比較検討しながら価格調整をしていくと、機能を落とさずにベストなキッチンづくりができますよ。

10年後は?
未来の生活をイメージしよう。10年先もすてきなキッチンを

丈夫で高耐久かどうか、清潔に保ち続けられるかどうか、10年後も今と同じ美しさが保てるかどうかをチェック。長年使用するといちばん劣化しやすい収納キャビネットの作りがしっかりしているかどうかも確認しましょう。10年過ぎれば使う人も年を取るし、家族構成も変わります。その時のニーズに合わせて、自由にパーツや備品が替えられるかどうか、メンテナンスはどうなのか。十分にスタッフにヒアリングしましょう。

※ショールームの食器や備品を使ったり、移動させてシミュレーションする時は、スタッフにお声掛けください。
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ステップ3 最低3回、足を運ぼう!

家に帰ったら、今日得た新しい暮らしのヒントや情報を復習することが大切。自分の家の間取りを見直し、ショールームで作ってもらった理想のプランを当てはめてみたり、デジカメで撮ってきた写真を見たりしながらシミュレーションしてみましょう。「キッチンストレス・チェックリスト」で書き出した問題点は、ショールームでもらったプランで全て解決するかどうか、いま一度照らし合わせてみることも忘れてはいけません。家に持って帰ってみなければわからないことも多いので、ショールームで動いたように自分の家でも動いてみることがおすすめです。 ショールームと家の行き帰りを繰り返すことで、新しく見えてくることがたくさんあります。さらにイメージを絞りつつ、最低3回はショールームに通うことがキッチン選びの掟。ショールームには早く行けば行くほど、何回も行けば行くほど理想のキッチンに近づくのです。

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リフォームコーディネーター 尾間紫(おまゆかり)さん

一級建築士、インテリアプランナー、インテリアコーディネーター、マンションリフォームマネジャー。設計事務所、住宅リフォーム会社を経て、設計事務所を設立。業者選び、プラン、インテリアコーディネート、家相・風水リフォームなど、住まいの細かなニーズに応えるトータルアドバイザー。講演会講師や執筆活動、TV出演などを通じてリフォームアドバイスも行う。

代表を務める「一級建築士事務所 OfficeYuu」のサイト
http://www.ne.jp/asahi/net/rehome/