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長島選手、全日本選抜で優勝。世界選手権出場権を見事獲得

5月1日、東京・代々木第二体育館で開催された、全日本選抜レスリング選手権大会・フリースタイル74kgで、クリナップレスリング部・長島和幸選手が優勝しました。今大会は昨年に続く優勝でV2達成の強さを見せてくれました。

昨年暮れの全日本選手権でも4年連続の優勝を勝ち取った長島選手は、もはや国内に敵なしと言った試合展開で、今大会も決勝戦まで勝ち進みました。決勝の高橋龍太選手(自衛隊)戦では、勝利を勝ち取る力強い声とともにローリングからローリングにつなげる見事な技を見せ、“国内絶対王者”を証明しました。試合後のインタビューで、「個人的には調子は良くなかった。ローリングを仕掛ける時に声をあげたのは気合いを入れるためです。ローリングは勝負どころで仕かけようと思っていました」と語りました。


ローリングを武器に技のある試合展開を見せる長島選手(下)


試合後のインタビューで、
世界での勝利を目指します!と力強く応える


堂々の優勝表彰。次は世界での戦いが待つ

この大会の優勝で長島選手は、9月にロシア・モスクワで開催される世界選手権大会への出場権を、昨年に引き続き獲得しました。「海外遠征に行ってみて感じるのは、パワーの部分では勝てないというか、勝負できない。攻撃のスピードを上げたり、精度を上げることで世界と渡り合いたい」と、世界を相手に戦う意気込みを見せました。

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