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大解剖!リフォーム見積書で確認するべきポイントとは?

大解剖!リフォーム見積書で確認するべきポイントとは?

リフォームで必ずもらうのが「見積書」。金額ばかりに目が行きがちですが、内容もしっかりチェックしておかないと「こんなはずじゃなかった!」となってしまう可能性もあります。
なぜなら、同じ工事内容で見積依頼をしても、リフォーム業者によって見積書の書式や記載項目、工事内容も異なることが多いからです。金額の違いのみで判断するのではなく、工事範囲・手順など細かな内容をしっかり確認する必要があります。
とはいっても、見積書には見慣れない専門用語が使われていて、正しい見方が分からないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、見積書で必ず見ておきたいチェックポイントから、失敗しにくい見積依頼の仕方まで解説していきます。

尾間紫

<監修>
住宅リフォームコンサルタント Yuu(本名 尾間紫)
一級建築士事務所OfficeYuu代表。「リフォームガイド」として本当に満足するためのノウハウをテレビ・雑誌・web・講演などを通して提供中。

見積書・見積明細書で確認するべき13のポイント

見積書をもらったら必ずチェックしておきたい13のポイントについて、クリナップテクノサービス(株)の(1)御見積書、(2)見積明細書の実例を元に見ていきましょう。

(1)御見積書

御見積書

@ 宛先

見積書の宛先の名前が正しく記されているか、契約者の名前と違っていないかを確認しましょう。

A 見積日

見積書には有効期限がありますので、見積日の確認をしましょう。

B 会社名

リフォーム会社名と住所が正しく記されているか確認しましょう。

C 合計金額

商品や工事費用、経費などを含めた合計の金額です。内容に変更があった場合は、金額も変わりますので注意しましょう。消費税の記載があるかどうかの確認もお忘れなく。

D 支払条件

リフォーム費用の支払い条件が書かれています。条件は会社ごとに異なり、契約金額や工事内容によっても変わるので確認しましょう。少額の場合は1回払い、もしくは契約時50%完了時50%、大きな工事の場合はそれらに加えて着工時や中間時に分割で支払うなどのケースが多くなっています。

E 工期

見積もり段階では着工日などの詳細は未定な場合と、事前の打ち合わせにより日程が定まっていることがあります。

F 見積期限

商品代金や工事費用はその時点のものであり、期限が過ぎれば再度見積もりが必要となりますので確認しておきましょう。その際には金額が変わる可能性があります。

G 別途事項
H 特記事項

特別な仕様や別途工事などに関する記載です。別途工事とは見積書内に含まれない工事を指します。ガス工事やピアノの移動などの工事が別途と記載されているケースがありますので、見積書の金額以外いくら必要なのかをしっかり確認しましょう。

I 印鑑

押印がされているか確認しましょう。

(2)見積明細書

見積明細書

J 一式

工事全体をひとまとめにした単位。
内容が分かりにくい場合は、リフォーム会社に工事の詳細を確認しましょう。

K クリナップ製品

商品は品番と金額を確認しましょう。キッチンやバスルームの場合は、ショールームなどで作成してもらった見積番号や図面番号と記載が合っているかを確認しましょう。

L 諸経費

工事に関する通信費、交通費、人件費、保険料などです。おおよそ10%〜15%程度で設定している会社が多くなっています。

(3)基本の用語解説

仕様

工事項目の具体的な内容。
例:使用する材料や、設備・建材のメーカー名、品番など

仮設工事

足場や養生など、リフォーム工事を適切に行うために必要な設備や工事。

養生費

室内作業場所や通路・資材の仮置き場や家財などと、完成した部分を傷つけたり汚したりしないようにシートやテープなどで覆う工事。
マンションの場合には、エレベーターや廊下・エントランスなどの共用部分の養生が必要となることもあります。

小運搬

荷物をトラックからおろし、移動が必要な場合の移動の手間賃。マンションや階段が多い家、家の前まで大型トラックが入れない場合などに加算されます。

解体工事

古いキッチンや浴室などの設備や間仕切り壁・内装材などを撤去する作業のこと。

木工事

柱・梁・土台などの構造材から下地材や化粧ボード、仕上材など木材や建材全般に関わる工事のこと。
例:キッチンを設置する床の工事など

CAD図面

リフォームプランをコンピューターで設計した図面のこと。

商品明細書

「商品名」「機能」「品番」「サイズ」「数量」「金額」が明記されたもの。

ダクト

換気などのために空気を送る管。

注意!リフォーム会社ごとに違う見積書の内容

注意!リフォーム会社ごとに違う見積書の内容

見積書はリフォームに掛かる費用を算出した書類で、契約の根拠となる大切なものです。前もってリフォーム会社に提出してもらい、予算に合っているか、内容に漏れが無いか、適切な金額であるかなどを検討します。

相見積もり*を取る際に注意したいのが、見積書の内容と書き方がリフォーム会社によって異なる場合があることです。*複数の業者に見積もりを提出してもらい、価格や諸条件を比較すること

例えば見積書に「壁紙補修 1式」と書いてある場合、見積書からだけでは、下地やタイルなどの補修方法の詳細や工事範囲までは分かりません。A社が30,000円、B社が50,000円と書かれていると、一見A社が安いようですが、材料の種類や工事内容が違う可能性もあり、単純な比較はできないのです。

見積書から見えにくいものには、他にも工事以外のサービスがあります。壁紙などを選んでくれるインテリアコーディネートサービスや工事後のクリーニングの程度、アフターサービスの内容なども、見積書からだけでは読み取れません。これらのサービスの有無やレベルが、費用の差に反映されていることもありますので注意が必要です。

何よりリフォームの見積書には決まった書式がありません。部屋ごとに書かれたもの、工事内容でまとめたもの、材料費と人件費を分けたもの、長さや面積ごとの単価で計算したものなどがあり、会社によって表記のしかたが異なります。

せっかく相見積もりを取っても書き方がまちまちでは比較が難しく、結局、総額での判断しかできないということにもなりかねないのです。

工事内容をしっかりすり合わせ、費用の出し方を統一してもらおう

工事内容をしっかりすり合わせ、費用の出し方を統一してもらおう

リフォーム会社に見積もりを依頼する際は行き違いが起きないよう、要望を詳細に伝えましょう。事前にメモにまとめておくと、言い忘れや勘違いを防ぐことができます。

見積書を受けとる際には、希望の内容が反映されているか、1項目ずつていねいな説明を受けましょう。現地で指差し確認をしながらすり合わせをすることで、工事内容や範囲の行き違いを防ぐことができます。

見積書から判断しにくい工事以外のサービスについても、詳しい説明を受け、自分にとって過不足が無いか、自分が求めている内容やレベルに合っているかを判断しましょう。

見積もりの書式は、各社に書き方を合わせてもらうようにすると比較がしやすくなります。相見積もりを依頼していることは隠す必要はありません。しかし出てきた見積書を他の会社に見せて値引きの競争をさせるようなことをすると、適切な工事ができなくなったり、材料の品質や工事品質が落ちたりする恐れがあります。

相見積もりは取り過ぎるのも迷う原因になります。3社程度を目安にするといいでしょう。

まとめ

見積書は契約の根拠となる大事な書類です。工事内容に間違いが無いか、希望するサービスが受けられるかをよく検討しましょう。相見積もりを取る目的は金額の比較だけでなく、信頼できる会社か、担当者との相性はどうか、自分が求めるリフォームを叶えてくれるかなどを見極めることにあります。
しっかりとした見積もりを取ることがリフォーム成功への第一歩です。上手な見積もり依頼と比較で、理想の家づくりを楽しんでくださいね。

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