2017年6月15日
クリナップ(本社:東京都荒川区 代表取締役 社長執行役員:佐藤 茂)の生活者研究部門である「おいしい暮らし研究所」は日経新シニアライフデザイン研究会に参加し、メンバー企業のうち4社と共同で「シニアの暮らしの意識とライフスタイル」について調査を行いました。その中で当社のおいしい暮らし研究所は、「料理」と「食事」に関する意識についての調査結果をまとめ、「KITCHEN RESERCH」として公開しました。
今回の調査では、「料理」と「食事」に関する老若男女の意識について下記の傾向が明らかになり、特に「料理スキル」においては、男女ともに現状の暮らしにおいて「幸せ」を感じている人ほど料理スキルが高い傾向にあることが浮き彫りになりました。ただし料理頻度については、男性は「不幸せ」と感じている人ほど、女性は「幸せ」と感じている人ほど高いことが明らかになっています。
【調査から見えた3つの傾向】
- ①料理のモチベーション
- 料理をしたいと思う・料理が楽しいと思うシチュエーションは、男性は「自分のために」、女性は「相手のために」料理をしているときである傾向が強い。
- ②料理頻度・スキル
- 各世代共通で、男性は「不幸せ」と感じている人ほど、女性は「幸せ」と感じている人ほど料理頻度が高い。
男女ともに「幸せ」と感じている人ほど料理のスキルが高い。 - ③共食頻度
- 男性は年代が上がるほど家族との共食頻度が高く、友人知人との共食、孤食頻度が低くなる。
女性は年代による家族との共食頻度に大きな変化がないが、40~50代を境に、友人知人との共食頻度、孤食頻度が高くなる。
詳細は添付の『KITCHEN RESERCH』をご覧ください。 ウェブサイトでも公開しています。 http://cleanup.jp/oikura/
【アンケート調査概要】
- 実施期間:2016年10月25日~11月10日
- 調査地域:全国
- 調査対象:18~79歳までの男女(過去1年以内に1回以上、 旅行(国内外問わず、日帰り含む。ビジネス旅行は除く)経験あり)
- 回答者数:2,472名
- 調査方法:インターネットによるアンケート調査
- ※日経新シニアライフデザイン研究会、株式会社JTB総合研究所、株式会社デンソー、
株式会社富士通総研、大和ハウス工業株式会社と共同で実施
- 「おいしい暮らし研究所」とは・・・
- キッチンを通じた、楽しいふれあいの場作りに貢献するために、生活者の食や暮らしに関する情報の収集、調査・分析を行っているクリナップ(株)の研究部門です。