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練馬区豊玉地区の防災イベントにて『モビリティキッチン』と、ろ過循環装置の実証実験を実施

プレスリリース

練馬区豊玉地区の防災イベントにて『モビリティキッチン』と、
ろ過循環装置の実証実験を実施

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 クリナップ(本社:東京都荒川区 代表取締役 社長執行役員:竹内 宏)は、1 月18 日に練馬区立豊玉中学校で行われた「中学生と学ぶ防災訓練」(主催:豊玉第四町会、豊玉第三町会、豊玉西町会)にて、「未来キッチンプロジェクト」で発表した『モビリティキッチン』のプロトタイプと、ろ過循環装置の実証実験を行いました。

 クリナップの『モビリティキッチン』は、2023 年2 月に始動した「未来キッチンプロジェクト」の一環として、武蔵野美術大学と産学共同で企画開発中のキッチンです。水の循環ろ過装置を搭載し、“もしものとき”の長期間使用も想定したシンクユニット、調理スペースと収納を兼ね備えたワークユニット、バッテリー内蔵のIH コンロユニットの3 つのユニットから構成され、場所を選ばず自由に持ち運んで調理することができます。
 今回、練馬区豊玉地区の3つの町会が合同で行った「防災訓練」には、地域住民約150 名と練馬区立豊玉中学校の生徒約40 名が参加。有事の際、中学生が主体的に避難拠点の運営を行うことを想定した訓練が行われました。「子どもたちが“もしものとき”を、未来視点で考えるきっかけにしたい」とのご要望を受け、『モビリティキッチン』の他、異なる形態のろ過循環装置を提供。炊き出し作業時の手洗い場を想定して、活用いただきました。当社としては、避難拠点での具体的なニーズの洗い出しや、また、非常食でのアレンジ調理をデモンストレーションする機会をいただきました。

 この実験により、改めて手洗い行為への多様なニーズや、冬場の温水機能の必要性など、今後の開発に向けて有意義な知見を得ることができました。また今回、『モビリティキッチン』を初めて一般公開し、高評価をいただきました。

クリナップはこれからも、幅広い視野で “キッチンは人の為にどんな価値を生み出せるか “について、真摯に向き合い、次世代キッチンの開発に取り組んでいきます。

『モビリティキッチン』の特長や開発経緯を紹介

参加者の注目を集めた『モビリティキッチン』

炊き出し作業の前にろ過循環装置で手洗いする中学生