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【獣医師監修】

犬のお風呂、正しい方法は?
シャンプーの頻度や手順など
徹底解説

ワンちゃんのお風呂は
健康管理のために必要なこと

入浴は汚れを落とすだけでなく、
血行促進や寝つきの改善などの効果も
期待でき、
愛犬の健康維持のためにも
大切な習慣。
定期的にサロンを利用しているという方も
いらっしゃるかと思いますが、
実は高齢犬になるとサロン利用が
制限されるケースも……。
愛犬の健康寿命を延ばすためにも、
自宅で入浴する習慣をつけておくと安心です。

PROFILE

茂木千恵先生

獣医師/博士(獣医学)

東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学博士課程修了。
専門は獣医動物行動学。
日本獣医学会、日本獣医動物行動学会所属。
ペットライフ向上のための研究・講演活動を主にして動物病院にて
ペットのしつけや問題行動のカウンセリングを行っている。

HEALTHY LIFE

ワンちゃんの
健康を守るための
正しい入浴方法とは?

入浴の頻度は?

月1〜2度が基本です。頻度が高すぎると、
皮膚の必要な油分まで取れてしまい、
かえって皮脂の分泌が増えたり、
フケが発生したりする原因に。
肌の状態をよく観察し、フケが多い場合は
乾燥気味なので入浴頻度を下げ、皮脂が多い場合は
月2〜3回へと入浴頻度を上げると良いでしょう。
その他皮膚トラブルが気になる場合は
必ず獣医師に相談を。

お湯の適温は?

シャワーの温度は少しぬるめの
34〜35度がベスト。
高齢犬や子犬は体温調節機能が弱いため、
浴室の温度は20〜25度に保ってあげると
安心です。

お風呂での滞在時間は?

ワンちゃんは寒さよりも暑さに弱い生き物です。
そのため長時間の入浴では熱中症のリスクが。
温度と湿度が高くなりすぎないよう
換気扇を回し、
できるだけ短時間で済まします。
また入浴中にワンちゃんが震えたり、
後ろ足で耳をかくなど
不安を表す仕草が見られたら、
できるだけ早く切り上げましょう。

湯船には入れる?入れない?

ペット用浴槽やベビーバスを使って、
湯船に入れてあげるのがベター。
全身の血行が良くなる、寝つきが改善される
などの効果が期待できます。
湯船の湯温は37度前後に。
長時間の入浴は内部に熱気が溜まりやすく
なるため、熱中症に注意が必要です。

ヒート(生理)中の入浴は?

ヒート(生理)中はワンちゃんがストレスを
感じやすい期間。
入浴は短時間のシャワーのみに
抑えるのがベストです。
また下半身をゴシゴシ洗いすぎると
雑菌が入る場合があるため、
シャワーをさっとかける程度にしましょう。

入浴にベストな時間帯は?

食後すぐや激しい運動直後だと、
体が落ち着いていないワンちゃんでは
吐き戻しや負担につながる可能性があるため、
いったん休憩して
呼吸が落ち着いてから行うのが無難です。
可能であれば、
万一体調変化があった際に受診しやすい
日中の時間帯に行うと安心です。

高齢犬の場合の注意点は?

高齢犬でとくに注意すべきポイントは
筋力低下によるトラブル。
足を踏ん張るのが難しくなり、浴室で滑ったり
転倒したりというリスクにつながります。
怪我をしなかったとしても滑る・転倒する
恐怖から入浴が大きなストレスになるケースも。
床に滑りにくいヨガマットなどを
敷いてあげると良いでしょう。

COLUMN

ワンちゃんは「熱中症」になりやすい!
入浴中は温度・湿度を適切に保つ工夫を

ワンちゃんは人間のように肌から汗を分泌して体温を下げることができません。人間よりも「暑さ」にとても弱い生き物なのです。人間が暖かいと感じる浴室内はワンちゃんにとっては暑く、長時間の入浴で熱中症になってしまうリスクがあります。そのためお風呂の温度は20〜25度に保ち、換気扇を回すなど湿度がこもらないようにする、適度に休憩を挟むといった工夫が必要です。

RELAX BATHTIME

お風呂を怖がらせないためには?
獣医師が教える!
ワンちゃんのお風呂Q&A

Q1

ドキドキのお風呂デビュー、
お風呂を嫌いにならないようにしたい!

まずは「浴室は入っても大丈夫な場所だ」と覚えさせるところからスタートしましょう。最初からシャワーやお湯を使うのではなく、まずはお風呂で遊んでみる、おやつを食べさせるなど「楽しい!」を少しずつ積み重ね、場所に慣れさせます。慣れてきたらシャワーヘッドを見せたり、後ろ足だけ濡らしてみたり。入浴中は一番好きなおやつをあげたり、お気に入りのおもちゃを持ち込むのも良いでしょう。

Q2

シャワーを怖がる……。
ワンちゃんが安心できる
対策はある?

シャワーの勢いや水の音に敏感に反応してしまう場合は、シャワーヘッドをガーゼでくるみ、輪ゴムなどで根本を縛ると水の勢いや音を抑えられます。また無理にシャワーを使う必要はなく、洗面器にお湯とシャンプーを入れて泡立てて体に泡を広げ、最後は洗面器に溜めた湯でやさしく流してあげる方法も。また床にマットを敷いてシャワーの音を軽減するのもおすすめです。

Q3

ワンちゃんが
落ち着いて入浴できるよう
飼い主ができることは?

飼い主が慌てていたり、緊張していたりするとその気持ちがワンちゃんにも伝わり、ワンちゃんも不安になります。まずは飼い主が慌てないよう、入浴に使うグッズをきちんと準備してすぐに手の届く場所に置いておくようにします。そして入浴中は「えらいね」「きれいになったね」と明るく声をかけて洗ってあげれば、ワンちゃんもリラックスしてお風呂を楽しめるはずです。

Q4

お風呂の後の過ごし方で
気を付けることは?

お風呂の後は、飼い主さんと触れ合ってゆっくり過ごす時間を持ちましょう。「お風呂をがんばれば、飼い主さんに可愛がってもらえる!」という体験を積み重ねると、お風呂への苦手意識をより減らすことができます。また入浴後すぐの大量の食事や運動は避けるのがベター。30分〜1時間ほど一緒に過ごして様子を見守ってあげましょう。

COLUMN

照明を暖色系にすると、
リラックス効果があります

ワンちゃんにとって、お風呂は慣れるまでは不安を感じやすい場所。そこで取り入れたい工夫が浴室照明のコントロールです。青みがかった白い光は活動を促す効果があり、オレンジ色の暖色系の光は、副交感神経に働きかけてリラックスさせる効果があります。浴室の「調光・調色機能」で少し明るさを落とした暖色に設定すれば、ワンちゃんの警戒心を解きやすくなります。穏やかな光の演出で、お風呂をリラックスタイムへと変えてあげましょう。

HOW TO TAKE A BATH

ワンちゃんにやさしい
入浴の手順とは?

ワンちゃんへの負担を抑えながら
汚れを落とす正しい手順をご紹介。
クリナップのSELEVIAのアイテムを
組み合わせることで
より快適な入浴環境を整えることができます。

必要なアイテム

  • 洗面器
  • タオル(複数枚)
  • ドライヤー
  • 給水器
  • ワンちゃん用おやつ
  • ワンちゃん用シャンプー
  • 給水器
  • スポンジ(犬種に合わせたものを)
  • ブラシ(犬種に合わせたものを

※ダブルコート犬の場合はアンダーコート用のスリッカーを、
短毛犬の場合はラバーブラシや獣毛ブラシが適しています。

STEP 1

やさしくブラッシング

まずは乾いた状態でブラッシングを行い、毛のもつれをやさしく取り除きます。皮膚を傷つけないようやさしく梳き、引っ掛かりのある部分は無理に引っ張らずコームスプレーをかけて毛玉をほぐしてあげます。耳と首の間、腰、脇、股の部分は毛玉になりがちなのでとくに丁寧に。 お風呂への緊張感を減らすため、ブラッシングはお風呂ではなくワンちゃんが慣れ親しんだ落ち着ける場所で行うのがベター。毛が落ちるのでマットを敷いて行うようにします。

STEP 2

34〜35度の
お湯+シャンプーの泡で洗う

洗面器にお湯とシャンプーを入れて泡立て、泡を体全体に広げてやさしく“泡で”洗います。肩から後ろの方向へと塗り広げていきますが、ゴシゴシ洗うのは皮膚が傷ついてしまうためNG。顔まわりはシャンプーをつけずタオルやスポンジでぬぐう程度に。肉球の間も忘れずに洗います。 お尻のまわりなど粘膜部分に泡が長時間ついたままだと炎症の原因になるため、泡が乗ったらすぐに洗い流すようにしましょう。

ここに注目!「足ピタフロア」

すべりにくい床なら
ワンちゃんの恐怖心を軽減できる

水の表面張力のはたらきによってすべりにくくする「足ピタフロア」なら、ふんばる力が弱まる高齢犬も安心。すべりにくい床はワンちゃんの恐怖心を軽減するため、お風呂タイムのリラックス度もアップします。

足ピタフロアを詳しく知る

足ピタフロアの滑りにくさ・傷つきにくさは、小型犬(体重約10kg未満)を想定しています。小型犬の足の状態(爪や毛が長い、肉球がかさついているなど)や、飛び跳ねたり走り回ったりすると、滑ったり打痕などのキズがつくことがありますので、ご注意ください。  カウンターやシェルフ、壁やエプロンなどフロア以外の場所に爪を立てたり、噛みつくとキズがつく場合があります。  ペットの排泄物などを放置すると変色等の不具合の原因になる恐れがあります。すぐに浴室用洗剤を含ませた雑巾等でキレイに拭きとってください(トイレ用洗剤は使用しないでください)

STEP 3

耳や足の裏も
忘れずに泡を流す

洗い終えたら34〜35度のお湯で泡を流します。流し足りないと皮膚炎の原因になるため、あごの下、首まわり、わき、内股などはとくに意識して流しましょう。 また足先は最後まで泡が残りやすいため、最後にきちんと足を持ち上げて肉球の間まで流します。

ここに注目!「シルクベールシャワー」

ウルトラファインバブル
やさしく汚れを落とす

微細な気泡のウルトラファインバブルとシャワー吐水を組み合わせた「シルクベールシャワー」は、肌にやさしい浴び心地。汚れの除去効率が高いウルトラファインバブルの力で、シャンプーを使わなくても皮脂汚れなどを落とす効果が期待できます。

シルクベールシャワーを詳しく知る

※「ウルトラファインバブル」は一般社団法人ファインバブル産業会の登録商標です。

ここに注目!
「マグネットアイテムがつく壁パネル」

さっと手に取りたいグッズを
自分好みの場所に配置できる

SELEVIAの壁パネルは、お風呂の好きな場所にマグネットアイテムを取り付けることができます。愛犬の入浴中にさっと手に取りたいシャンプーやスポンジなどを好きな場所に配置できるので作業効率もアップ。クリナップの「マグネットシェルフ」は、底面を外して丸洗いでき、清潔性も◎。

壁パネルについて詳しく知る
熱中症に注意を!

STEP 4

37度前後のお湯でのんびり

体調が良い場合はペット用浴槽やベビーバスを使って湯船に浸かりましょう。お湯の量は愛犬の肘くらいの深さになるようにし、お湯は人よりぬるめの37度前後に。 換気扇を回すなど内部に熱気がこもらないように注意します。

ここに注目!「乾爽!除湿ファン」

除湿された涼しい空気が
熱中症対策の強い味方に

除湿しながら涼しい空気を送風する「さわやかモード」なら、温度と湿度をコントロールし蒸し暑さを和らげることが可能。愛犬にとっても快適な湿度に保つことができます。また除湿機能によりお風呂を素早く乾燥させられ、浴室のお掃除の手間も軽減します。

乾爽!除湿ファンを詳しく知る

STEP 5

タオルドライ&
冷風ドライヤーで乾かす

まずはタオルで水分を拭き取ります。ワンちゃんの肌はとても繊細なので、ゴシゴシ拭くのではなく、タオルを替えながらやさしく押し当てて水分を吸い取るイメージです。 その後ドライヤーを使いますが、熱風は熱中症や肌ダメージの原因になるためNG。室温を20〜25度にした上で冷風モードで乾かしましょう。

COLUMN

次のお風呂をスムーズにするため
おやつなどのご褒美で楽しい時間を

お風呂の後には大好きなおやつをあげてご褒美タイムを。がんばってシャンプーを終えた後に飼い主さんにたくさん褒めてもらえることは、愛犬にとって何よりの喜びになります。「お風呂をがんばると良いことがある」と覚えることは、愛犬の入浴のストレスを減らすことにつながります。

さっと片づけられる

STEP 6

抜け毛やファブリックも
きれいに

入浴前にブラッシングをしていても、シャンプーや入浴で多くの毛が抜けます。とくに春秋の換毛期は抜ける毛の量が一気に増加。入浴後は、浴室の清潔性を保つためにも排水口のお掃除を行うことをおすすめします。入浴で使ったタオルやお昼寝マットなどもお風呂と同じタイミングで洗濯しておくと良いでしょう。

ここに注目!
「クリンヘアキャッチャー」

片手で処理できる!
カビや汚れにも強い

カビや汚れに強いステンレスに、汚れの下に水が入り込み汚れを浮かす「美コート」を施したヘアキャッチャー。溜まった毛を片手でサッと処理できるのでお手入れラクラク。

クリンヘアキャッチャーを詳しく知る

ここに注目!
「乾動!優レールハンガー」

可動タイプの物干しバーで
タオルもたっぷり干せる

2本のバーを浴室のドア付近まで動かすことができる「乾動!優レールハンガー」。バーの間隔を自在に変えられるため、ベビーバスなどの大きなグッズを置いて乾かすことも可能。大型のバスタオルもすぐに干せて便利です。

乾動!優レールハンガーを詳しく知る

EXPERT’S CHOICE

飼い主さんと愛犬の
幸せのために
ぜひSELEVIA
での入浴を楽しんで

入浴は、ワンちゃんの健康維持に欠かせない習慣です。自宅で大好きな飼い主さんにシャンプーしてもらい、キレイになった毛並みを家族みんなに撫でてもらえることは、愛犬の体だけでなく心にも良い影響をもたらしてくれます。
クリナップのSELEVIAはワンちゃんの入浴にとても適したお風呂。
お風呂全体の断熱性が高いため冬場などに被毛が濡れた状態での体温低下を防ぐことができますし、床の素材が丈夫なのでワンちゃんの爪による傷などの心配もありません。また照明を調光調色できるのも密かなポイント。電球色にしておくとリラックス効果をより高められるのではないでしょうか。
ワンちゃんが安心して入浴できるすべりにくい床、体にやさしい温度・湿度環境、リラックスできる空間デザインは、人間の素晴らしいバスタイムにもつながるはず。ぜひ飼い主さんも楽しみながら、自宅でのお風呂習慣を大切にしてほしいですね。