レスリング ランキングシリーズ大会で 青柳善の輔選手が優勝

　クリナップ（本社：東京都荒川区　代表取締役 社長執行役員：竹内 宏）が運営する、クリナップレスリング部の青柳善の輔選手が、7月17日～7月20日にハンガリー・ブダペストで開催されたランキングシリーズ「ポリヤク・イムレ＆バルガ・ヤノス記念国際大会」に日本代表として出場し、優勝しました。

　この大会は、年に4回行われるランキングシリーズの1つで、2025年世界選手権のシード権に関わる重要な大会のため、世界中から強豪選手が集まりました。

男子フリースタイル70㎏級に出場した青柳選手は、初戦をトルコ選手に圧勝し、2回戦は同階級世界ランキング3位のジョージア選手に4-1のポイント勝ち。続く準決勝ではアジア選手権65kg級3位のイラン選手相手に、テクニカルスペリオリティ勝ちで決勝戦進出を決めました。決勝戦はアルメニア選手との対戦になり、8-0とポイントを許すことなく勝利。青柳選手は同選手に2022年の世界選手権で敗れており、リベンジを果たしての優勝となりました。
　青柳選手は世界ランキング1位を確定し、9月にクロアチアで開催される世界選手権の第1シードとなる予定です。

　青柳選手は試合後のインタビューで「世界選手権へ向けていい兆しを感じました。アルバニア（2月＝ランキング大会第2戦）で勝って、今回も勝ったので、自信をもって世界選手権へつなげていきたい」と語りました。

　クリナップレスリング部は1992年の創部以来、企業スポーツとして運営しており、オリンピック選手も輩出しています。生産拠点である福島県いわき市では、キッズレスリングも支援しています。クリナップは今後も日本のレスリング発展に貢献していきます。