ショールームを
探す/予約する

キッチンと暮らしのまん中で輝く人
教室ストーリー

フランス好きが集まる場所に

自分のコンセプトをはっきりと

――お教室を開きたい方に向けてアドバイスをお願いします。

自分の目的、コンセプトをはっきり持って始めることが大事だと思います。
なぜ自分が料理教室をやろうと思ったのか?をはっきりさせる。
野望はひとそれぞれですし、やりたい理由も人それぞれ。
ですから、自分自身の気持ちがブレないことが大切です。
そしてその野望を達成するためには、どういうノウハウが必要なのか?をしっかり考えてみてほしいですね。

目的に向かって頑張っていくことが大切

――先生の原点は「フランスが好き」ですか?

そうですね。私はフランスが大好きで、レストランなどで厨房に入って働くのではなく、自分自身で料理教室をやろうと思ったきっかけは“決められた時間ではなく、自分の好きな時間で動けるから”ということころに魅力を感じたからでした。
他にも出版なども魅力的だなと思っていますが、それを実現させるためにはどう動いていけばいいのか?をしっかり考えないといけません。

料理教室を選んだのにも理由があります

そしてもちろんですが、料理教室なので「美味しいものを作る」は何より大切です。
フォトジェニックは良いと思いますが、それだけにならないよう、しっかりと「美味しい」を皆様に提供することを心がけること。
見た目も悪くて美味しくなくて…は、もう論外かなと思いますね。
そのために、自分で一からレシピを組み立てていくこと。
私自身があまり他人のレシピを見て真似て…が好きじゃないというのもあるんですが、やっぱりレシピってオリジナルには勝てないので。そういう努力も大事だなあと思います。

「自分でクリエイトするスキルを身に着ける」ことをぜひ念頭に置いてほしいです。

料理の技術を磨いていって

もっと「ニッチ」なレッスンをしていきたい

――最後に、今後の展望を教えてください。

年を重ねて、最近は料理教室の数をこなすことが中々難しくなってきました。
料理教室って案外ハードなんですよね。
ですから、もう少しお教室の数を減らして、団体や企業様、店舗のレシピ開発等に仕事を移行させていけたら良いなと考えています。

法人様のお仕事もしていけたら

あとは、もっともっとマニアックなレッスンもやってみたくって!
今の料理教室は、皆さんがご家庭でも作れるフレンチを目指して手に入りやすい食材や作りやすいレシピでレッスンを行っているのですが、それとはまた別に、もっと本格的で複雑なフレンチ料理を皆さんに教えていきたいなって思っています。
フランス料理が大好きな方が集まる、ニッチなレッスン、私自身がお伝えしていきたくてうずうずしているんですよ(笑)。

本格的なフランス料理もレッスンに組み込みたい

他にも、今後機会があればこれから料理教室を開きたい先生に、お教室のノウハウをお伝えするようなことをやってみたいなと。
こちらは機会があれば、という感じではあるのですが、お教室の夢は尽きません!

夢はたくさん!

=======================================================

フランス料理への探求と、好きを追求する姿勢、そしてそれを実現する行動力。そのどれもが斉藤先生を彩っており、現在までお教室を紡がれてきました。斉藤先生ありがとうございました。

ディレクション:株式会社COOK ART
インタビュー:エリ
撮影: 佐藤 幸一