キッチンと暮らしのまん中で輝く人
教室ストーリー
レッスンをめいっぱい楽しんで
「Vegefrulife 菜果の森」 森田ゆみこさん
気を張り過ぎずに楽しんで
――お教室運営の秘訣を教えてください。
一番は無理をしない事ですね。
自宅教室だと、自分しかいないじゃないですか。誰かに頼るわけにもいかないし。
だからと言って、気負って頑張りすぎると挫折してしまいます。
私も、「絶対これをしないといけない」「絶対これをこなさないといけない」は作らないようにしてきました。
最初はたくさんの人が来てくれるとか、ずっと通ってくれるとかってあまりないと思うんですね。

気負いすぎないで
でも、生徒さんが少なくても、来てくれた方を大切に、自分自身がその時間をめいっぱい楽しむことが何より大切です。
楽しかったら、「次なにしようかな?」とレッスンに対して前向きな気持ちになるんです。
次はこのレシピで、とか、このアイデアで、とか、いろんな案が出やすくなるんですよ。
逆に、やらなくちゃ、と苦しい気持ちでいると、本当に何もできなくなってしまいます。
1回1回をきちんとやりきって、完結していく。
細く長く自分が楽しんで頑張っていると、どんどん広がっていきます。
私も最近ようやくいろんな所で話が繋がって、広がってきたなと実感があります。
あとは、レッスンってお一人で来る方もいらしたり、グループで来る方もいます。
みんなが楽しいように気配りをすることは大切だなと思いますね。

生徒さんが楽しめるレッスンを
もしフルーツカッティングをされるのだったら、フルーツは優しく取り扱ってほしいですね。
丁寧に優しく…雑だと、やっぱりそれなりのものしかできないので。
生徒さんにもその辺りはきちんとお伝えするようにしていますが、緊張してしまわないように柔らかく話しかけています。
来ていただいた時間を楽しんでもらえるように、「かわいくできた!」と喜んでもらえるように、生徒さんの気持ちを一番に考えてレッスンすることも、とても大切だと思います。

果物も野菜も、優しく丁寧に
サロンもプライベートも充実させたい
――最後に、今後の展望を教えてください。
サロンとしては、野菜とフルーツを楽しんでくれる方々を増やしていくことが目標です。
野菜ブーケもフルーツカッティングも、やっぱりまだまだ認知度が低いので…。
だからこそ、どんどん世間に浸透していきたいなと。
「やりたい!」と思ってくださる方々を増やしていきたいなと思っています。
そしてゆくゆくは、その方々がお仕事としてやっていけるように出来たらなと思います。 一緒にお仕事できたら、とっても楽しそうです!

一緒にお仕事出来る方が増えたら楽しそう!
それとは別に、プライベートな事ですと「自分の暮らし」も充実させていきたいなと考えています。
私は孫が6人いるんですが、全員関東にいるんですね。
ですので、こっちで活動しつつ、関東に赴いて孫たちと遊ぶ…そんな風に、身軽に暮らしていきたいなって思っています。
自分自身が子育てしているときは自分の事は二の次でしたが、今はとっても自由。
自分が楽しんで、その姿を子どもや孫たちに見せていきたいですね。
かっこいいおばあちゃんになりたいです。

自分の姿を次世代に魅せていく
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仕事もプライベートも充実させたいという森田先生は、自分らしく、そしてフットワーク軽く人生を楽しんでいる様子。そんな森田先生の生きざまに魅了され、生徒さんたちが集まるのだろうなと感じました。大人気なのも納得です。森田先生ありがとうございました。
ディレクション:株式会社COOK ART
インタビュー:太田 えり
撮影: 上山 隆憲
プロフィール

「旬産旬消」その時期に採れるものは、その時季の身体もこころも健康にしてくれます。 全国を転々としながら3人の子育てを経験し、旬の野菜・フルーツの持つ自然の力の大切さを実感しました。そして今自然豊かな地に定住し、豊かな野菜・フルーツに囲まれた生活を楽しむ贅沢な日々です。 このゆたかな野菜・フルーツをフルーツカッティングや野菜ブーケにして多くの方に届けたいと「Vegefrulife菜果の森」を作りました。拘りの農家さんや子供たちの未来のために野菜・フルーツの素晴らしさを伝えています。