広東薬膳・マカオ料理教室
濱本 ユージニア ハマモト ユージニア
地域:大阪府

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プロフィール
自己紹介:
マカオ出身のユージニアと申します。日本に来て10年近くになります。
現在大阪豊中市の自宅でマカオ料理教室を開催しています。
NHKテレビ出演・ラジオ放送・マカオ料理講演会なども参加させて頂いています。所属は東京のNiki’s Kitchen英語料理教室です。
Niki’s KitchenのHPはこちらです:
http://www.nikikitchen.com/teacher.htm
マカオ料理教室情報ページはこちらです:
http://www.nikikitchen.com/reservation/teacher.phpteacher_id=112
私のブログはこちらです:
http://eugenia.exblog.jp/
(現在、全国薬膳料理ブログランキング第4位です)
★先日NHK総合テレビ・ラジオなどに出演しました:
出演の番組・講演会:
1)
NHK まるかじり!アジアン食堂
『マカ不思議・マカオ大航海グルメ』
司会者:お笑い芸人のたむらけんじさん
http://www.nhk.or.jp/osaka/program/asianshokudo/
2)NHK ぐるっと関西 おひるまえ 生放送出演
http://www.nhk.or.jp/gko/
3)千里ラジオ放送局にゲストとして招待されました:
http://info-fm.sakura.ne.jp/blog/p=14420
教室コンセプト
日本に来てもうすぐ10年になります。日本に来る前にマカオで過ごした20年間には4000年も前から伝わって来た中国薬膳料理とポルトガル植民地時代の影響を受けて生まれたマカオ大航海料理、東洋と西洋両方の食文化を覚えました。
子供時代はいつも祖父の手料理を食べていました。祖父の料理はいつも「医食同源」の概念でいました。「医食同源」とは、医薬と食事は元々同じもので健康な体を持つには食生活が大切であるということです。祖父は漢方薬屋さんを経営しており店舗では中医師としても働いていました。祖父は近所に住んでいたのでお昼ご飯はいつも一緒に食べました。祖父はお料理が好きで家ではいつも料理担当をしていました。体に良い物でかつ食べやすい漢方を入れて作られた料理を常に食べていました。たとえば、家族の誰かが咳がでるときにりんごと杏仁の魚スープを飲ませたり、食欲がないときは生姜料理や消化の良い豆腐料理、さっぱりした蒸し料理を食べさせたりしました。家族の具合にあわせて料理を考えていたようです。薬膳料理を食べ続けていたからかもしれませんが祖父は長生きで103歳まで幸せに生きました。殆ど病院も通っていなかったと思います。
祖父以外、父もお料理が大好きでいつも美味しいマカオ西洋料理を作ってくれました。マカオの料理は香港と同じような広東料理が中心ですが、400年以上ポルトガル植民地だったのでマカオ独特なMacanese food(マカオ風西洋料理)が生まれました。大航海時代当時、食料の保存に不可欠だった香辛料とともに、アフリカのチキン、インドのカレー、マレー半島のココナッツ・ミルクや胡椒など寄港地の特産品がマカオに上陸して、独特な味覚のハーモニーを創りあげました。中国の食文化とポルトガル料理の融合から成り立っており、東南アジアや本国以外のポルトガル語圏からも大きな影響を受けています。歴史を感じられる世界唯一「大航海料理」です。ポルトガル料理店ではメニューの一部にマカオ料理をサービスしている店もあります。ポルトガル料理とマカオ料理は明確に分かれているわけではなく、マカオ料理店だけでなく、ポルトガル料理店でも味わえます。
父は子供時代からポルトガル系の寄宿学校に通い、ポルトガル文化がよく馴染んでいました。顔は中国人ですが心はまるでポルトガル人のようです。ポルトガル人系の友達とよくパーティーをしていたのでそこでマカオ西洋料理を覚えたそうです。父が家でよく作る一番得意なマカオ料理はポルトガルチキンとミンチのスパイス焼きです。
日本の皆さんにぜひマカオの独特な食文化を紹介したくこのサロンを設立しました。全てのレシピは私の家族レシピです。ポルトガルの大航海時代から伝わってきたマカオ西洋料理と普段の家庭で作っている中華薬膳料理両方楽しめる料理教室です。体にやさしいスパイス・薬膳たっぷり使っているので、マカオ料理を食べて長生きしましょう!