いつかキッチンを選ぶ日に。
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知らないと後悔する? キッチンのカスタマイズを楽しむヒント knowledge
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知らないと後悔する? キッチンのカスタマイズを楽しむヒント

家づくりやリフォームでのキッチン選び。毎日使う場所だからこそ、自分らしい空間にしたいですよね。実はキッチンは、扉色や素材だけでなく“意外な部分”までカスタマイズが可能! 後悔しないためにも、事前に知っておきたいカスタマイズのヒントをご紹介します。

目次

使い勝手を自分好みに。キッチンのさまざまな部分をカスタマイズ!

キッチンではさまざまな作業が行われます。料理を例に挙げると、シンクで野菜を洗う、収納から調理道具を出す、ワークトップで下ごしらえをする、コンロに移動して火を通す―――など、多岐にわたる動作が発生します。料理に加え、後片付けや配膳のことなども考えると、キッチンを計画する際にまずは「使い勝手」を考えておく必要があります。

使い勝手を左右するポイントとしては、食器洗い乾燥機・レンジフード・水栓といった設備機器の機能性、収納の形状・配置、ワークトップの素材などの組み合わせが大きく影響することは、多くの方がご存知ではないでしょうか。しかし実は、そのほかにもカスタマイズによって使い勝手を改善できる箇所があるんです。

使い勝手を左右するシンク・コンロ周り。実はここも変えられます!

シンク・コンロの位置

シンクとコンロの配置は、スムーズな作業に欠かせない検討ポイント。冷蔵庫やリビングダイニングとの位置関係に合わせ、効率的な動線になるよう自由に左右を入れ替えられます。またL型キッチンの場合、両サイドに配置する、片側にまとめて配置するといった変更も可能。

クリナップのキッチンならシンク・コンロの配置を1mm単位で調整することもできます。「シンクとコンロの間隔をできるだけ広くして作業スペースをゆったりと確保する」「シンクを中央寄りに配置し、シンク両側に複数人でも作業しやすいようスペースをつくる」など、ライフスタイルや作業のしやすさに合わせてカスタマイズできるようになっています。

キッチンパネルの配置

キッチンパネルとはコンロ周辺の壁に取り付けるパネルのこと。壁の耐火性や耐汚染性を高められ、熱に強くお手入れしやすい素材が使われます。キッチンパネルの配置をカスタマイズすることで、お手入れ性がぐんとアップ! さらにデザイン性も高めることができます。

例えばコンロ横のキッチンパネルをキッチン本体の幅よりも広めに設置すれば、広範囲に耐汚染性を高められ、油跳ねによる壁のお手入れもスムーズに。クロスに汚れが染み込んでなかなか取れない…! というストレスからも解放されます。

またキッチンパネルはコンロまわりだけでなく、シンクまわりまで広げることも可能。水はねや水垢などのお手入れもぐんとラクになります。キッチンパネルを広範囲に採用する場合、壁紙とはあえて異なる色を選ぶことでキッチンを空間のアクセントとしてコーディネートすることもできます。
なお、広範囲にキッチンパネルを設置する場合、つなぎ目が発生する点、柄がつながらない点に注意が必要です。

住まいに合わせて無駄なく。「寸法」をカスタマイズ!

キッチンを選ぶ際、空間の寸法にもっとも近いサイズのキッチンを選ぶのが一般的ですが、クリナップのキッチンでは本体・吊戸棚・周辺収納の高さ・間口・奥行をご自宅に合わせて選んだり、調節したりすることができます。寸法の自由度を活かしてぜひカスタマイズを検討したいポイントは「吊戸棚の高さ」「壁との隙間」「周辺収納の奥行」です。

吊戸棚の高さ

一般的に吊戸棚は、天井にぴったりとくっつけて設置します。クリナップでは、さまざまな天井の高さに合わせて50・60・70・90cmのバリエーションを揃えていますが、それでも「あと数センチ低い方が使いやすい」といった要望があった場合は、天井から少し位置を下げて設置することが可能です。その際、通常は天井と吊戸棚のあいだに隙間が生まれてしまいますが、クリナップでは扉素材の天井幕板でふさぐことが可能。隙間による見栄えの悪さをカバーできます。

壁との隙間

クリナップでは、キッチン本体の間口も1mm単位で調整できます。壁との隙間を扉と同じ面材のフィラー(調整板)で埋め、一体感のある状態に仕上がりに! オーダーメイドのような美しいキッチン空間を叶えられます。

※扉面材フィラーは現場でのカット・取付になるので50mm以上の隙間からの対応になります。
50mm未満の隙間にはキャビネット色の見切り材(15mm)での対応となります。

周辺収納の奥行

周辺収納の奥行も、使い勝手や収納したいモノの量に合わせて選択することができます。背面に収納を設置する場合は冷蔵庫と横並びになるケースが多いため、冷蔵庫の奥行と合わせたサイズにするのがおすすめ。また、たくさんモノを入れたいからと奥行を深くしすぎると、間取りによっては通路幅が狭くなり、作業しづらくなるため注意が必要です。

ダイニングからの見た目も考えよう。「ダイニング側収納・キッチンサイド」をカスタマイズ!

キッチン決めではさまざまな設備・パーツを決めなくてはいけません。実際の仕上がりを見た際に「この部分、見落としていた!」とならないよう、対面キッチンのダイニング側収納・キッチンを横から見た時のデザインなどキッチン設備以外もきちんと考えておきましょう。これらの場所でカスタマイズできる“意外な部位”が、「けこみの色」と「サイドの仕上げ」です。

けこみの色

けこみとはキッチン本体や収納などの「立ち上がり部分」で、ちょうどつま先があたる箇所を指します。クリナップでは、ダイニング側収納や周辺収納のけこみをLDK全体の雰囲気に合わせて変更することが可能です。収納の扉色に合わせて家具のような雰囲気に仕上げるのも良いですし、けこみにあえて濃色を選び収納が浮かんでいるような表情に仕上げるのもスタイリッシュでおすすめです。

サイドの仕上げ

キッチンが壁に囲われておらず、リビングダイニングなどとオープンにつながる場合、キッチンサイドの色・素材もカスタマイズすることができます。「単色のパネルを設置する」「扉色に合わせたデザインにする」「造作する」の3つの方法があります。

単色パネルの場合、白になるケースがほとんど。価格が抑えられる反面、扉色やリビングダイニングとの一体感が減ってしまい、浮いた印象になるかもしれません。

扉色に合わせたデザインにする場合、サイド化粧板やエンドパネルと呼ばれる扉面材と同じ素材での仕上げになり、LDK全体のデザイン性を高めることができます。

造作の場合はキッチンメーカーではなく工事会社が行うことになります。高さや幅などデザインの自由度が高く、こだわりのタイル仕上げにしたり、手元を隠せるよう高さを持たせたりといった細かな要望を叶えることが可能です。

「キッチンサイドは扉色と統一したけれど、背面収納のサイドの色を選び忘れてしまった」という失敗談もありますので、背面収納を設置される方は、そちらも忘れないように注意してくださいね。

まとめ

キッチン選びはそう何度も体験できることではないからこそ、後悔のないようすみずみまでこだわりたいですよね。使い勝手以外にも、キッチンを洗練された仕上がりにしたり、LDKのデザイン性を高めたりと、カスタマイズのメリットはたくさん! この記事を参考にしながら、自分らしいキッチンづくりをぜひお楽しみください。

クリナップのショールームではお客様の理想のキッチンづくりを叶える専門のアドバイザーが細部へのこだわりをお聞きし、カスタマイズのお手伝いをいたします。実際のキッチンを見ながら、イメージを膨らませてみてください。

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