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年末に向け、心とキッチンをすっきりさせる「捨て活」のススメ ideas
6min
年末に向け、心とキッチンをすっきりさせる「捨て活」のススメ

放置されたままの調理道具、賞味期限切れの調味料…。使わないモノが溜まったキッチンは作業面や衛生面で問題があるだけでなく、大掃除も大変! そこでおすすめなのが「捨て活」という考え方。「捨て活」を行う際の基本やコツについてご紹介します。

目次

「捨て活」とは?

「捨て活」とは文字通り、モノを捨てる活動のこと。とはいえ単に不要なモノを捨てるのではなく、「何を残すか」にフォーカスして取捨選択を行うのがポイントです。
不用品が溜まったキッチンは、必要なモノが見つからない・取り出しにくいといった状態になりやすく、作業効率が大幅にダウン。すでにあるモノや食材を買い足してしまい、さらにモノがあふれるという負のスパイラルに陥りやすくなります。
日々の生活で本当に必要なモノだけを残せば、どこに何があるのか把握しやすくなり、見た目もスッキリするので、作業効率やお手入れのしやすさが格段にアップ! 同時にフードロスの削減にもつながります。
「捨て活」はキッチン作業のストレスをぐんと軽減し、身軽で快適な生活に近づくための第一歩だと言えるでしょう。

キッチンの「捨て活」は“エリア”と“モノ”で考えよう

大掃除などの際、キッチン本体をはじめ、吊戸棚・食器棚・パントリーなど、あちこちを同時に整理しようとしてかえって散らかってしまい、大変な思いをされた方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのは「エリア」を分け、「モノ」の判断をする方法です。

《エリア》同時に行うのではなく部位ごとに切り分けて行う。

① 収納エリア…背面収納、床下収納など
② 調理エリア…ワークトップ上、キッチン本体の収納スペースなど
③ 食品エリア…冷蔵庫、パントリーなど
④ リビング・ダイニングエリア…対面キッチンのカウンター上、対面側収納スペースなど

《モノ》使用頻度で分類し「残す」「捨てる」の判断をする。

① 残すモノ…日常的に使うモノ
② 捨てるモノ…1年以上つかっていないモノ
③ 捨てるか判断が必要なモノ…たまにしか使わないがあると便利なモノ/あると便利だがなくても困らないモノ/特定の時期にだけ使うモノ

キッチン「捨て活」のヒント《エリア編》

広い範囲を一気に行うのではなく、まずは「エリア」を絞って行います。優先すべきは食器棚や床下収納などの「収納エリア」。モノの量が多く、取捨選択のエネルギーが必要となる箇所から始めましょう。とはいえ、すべてのエリアを一日に行う必要はありません。箇所ごとに日を変えて少しずつ行えば、何度も達成感を得られるのでモチベーションの維持におすすめです。
各エリアに溜まりがちな不用品の一部をご紹介しましょう。

収納エリア

食器棚には普段使いのお皿、お椀、グラス、カップ、カトラリーをはじめ、ボトル類、保存容器、あまり使わない季節用や来客用の食器など多様なものが収納されています。
また、床下収納には長期保存ができる食品ストックや水や・油、や使用頻度の低い食器類・調理道具が入っているケースが多く見られます。
収納エリアは収納スペースが豊富にある分「使わないのに取ってある」モノが溜まりがちなので、「今使う/今後使う予定がある」モノ以外は思い切って処分します。

○収納エリアのあるある不用品
☑︎ コンビニなどでもらった割り箸、袋、おしぼり
☑︎ 引き出物やプレゼントなどいただきものの食器類
☑︎ 来客用のグラス、カップ、器
☑︎ 食洗機非対応で洗うのが面倒な食器類
☑︎ 切れ味の悪いピーラーや使わない栓抜きなどのツール類
☑︎ 賞味期限を過ぎた缶詰などの保存食
☑︎ 使用期限を過ぎたカセットボンベ

調理エリア

ワークトップ上、キッチン本体の収納スペースなど「調理」を行うエリアに不要なモノが溜まっていると必要なモノがさっと手に取れず、作業効率の低下につながります。
また、ワークトップの上は油や水ハネなどの汚れも付着しやすく、使わないモノを放置しておくと、ギトギト・ぬめぬめに…。とくにコンロ周りはモノを置きっぱなしにすると着火のリスクもあるため、できるだけモノを減らしておくことが重要です。

○調理エリアのあるある不用品
☑︎ 賞味期限の切れた調味料
☑︎ 使用頻度の低いお玉やフライ返し、お鍋やフライパンなどの調理道具
☑︎ 牛乳パックやペットボトルなどの空き容器
☑︎ タワシやスチールウールなどあまり使わない掃除道具
☑︎ 使いかけの乾物類の袋
☑︎ 使いきれていない調理家電
☑︎ 多すぎるストック品

食品エリア

冷蔵庫やパントリーなど食品が収納されているエリアは、「賞味期限・消費期限」という明確な判断基準があるため「捨て活」を行いやすい箇所。備蓄用の食品ストックは「ローリングストック」を意識し、期限の近いモノは普段の生活で使えるように目につきやすい場所に置いておくようにします。

○食品エリアのあるある不用品
☑︎ 賞味期限・消費期限の切れた食材や調味料、備蓄用食品
☑︎ 湿気・香り・冷凍焼けなどの影響で使いたくない食品
☑︎ 食品購入時に付いてくる調味料や保冷剤

リビング・ダイニングエリア

対面キッチンの場合、リビング・ダイニングに持ち込まれた雑多なモノがカウンターに溜まりやすくなります。カウンターにモノがあふれると生活感が出てしまうだけでなく、配膳や片付けの邪魔にもなり、作業効率に影響します。多種多様なモノがあるため判断するのが難しいかもしれませんが、この部分の「捨て活」が成功すればLDKがぐんと垢抜けた状態に!

○リビング・ダイニングエリアのあるある不用品
☑︎ チラシやクーポン、DM類
☑︎ 子どもが持ち帰ってきたプリント類、作品類
☑︎ 筆記用具やメモなどの文具類
☑︎ 病院などの診察カード類

キッチン「捨て活」のヒント《モノ編》

一つひとつのモノの「捨てる」「捨てない」を判断する基準は、使用頻度をベースにします。まずは「残すモノ」、その後「捨てるモノ」を分別します。最後「判断が必要なモノ」に取り掛かりましょう。

残すモノ

日常的に使うモノ。毎日~週に2、3回と高頻度で使うモノは「1軍」、月に一度程度だけど定期的に使用しているモノは「2軍」として残し、出し入れしやすい場所に収納します。

捨てるモノ

「捨てる」のは、ずばり「今使っていない/今後も使う予定がない」モノです。フライパンや鍋、ボウル、ザルなどの調理道具、調味料、保存容器など何種類もある場合はいつも使い慣れたモノだけを残し、使用頻度がほぼゼロのモノは処分。「いつか使うかも」とつい残しておきたくなりますが、1年以上使っていないモノは今後も出番がないと考えましょう。

捨てるか判断が必要なモノ

例えばキャベツ用のピーラーやパン専用ナイフなど「たまにしか使わないがあると便利なモノ/あったら便利だがなくても困らないモノ」は、その人のライフスタイルによってさまざまです。この場合、やはり使用頻度が極端に低かったり、他のアイテムで代用できたりするモノは処分をおすすめします。

また「特定の時期にだけ使うモノ」には、例えば年末年始に使うおせち用のお重、夏場に使うかき氷機、法事などで使う食器・漆器などがあります。これらは一年に一度でも使う予定があるなら残す、次に使う予定がないなら処分を。
「もったいない」など、何となく捨てるのに躊躇してしまうモノは、半年〜1年など自分で期間を決めて別のボックスに保管を。期間内に使わなかったモノは処分するか、フリマサイトなどで売却する方法を検討しましょう。

「捨て活」は家計にもお得!?

「捨て活」は家計にもお得!?「捨て活」は家計にもお得!?

「捨て活」は家計にもお得!?

「捨て活」をすることで、キッチン全体がすっきりとするだけでなく、モノの量や収納場所が把握しやすくなります。そのため無駄な買いだめや買い足しを減らすことができ、お財布にもやさしい暮らしに。とくに食品は「食べた量・減った量だけ買う」習慣が身につけば、家計の無駄もなくすことができるだけでなく、フードロス削減にもつながります。
また、冷蔵庫内のモノを減らすと電気代の節約にもGOOD。心もキッチンもすっきりさせながら、家計にもやさしい暮らしを実現できます。

まとめ

あなたのキッチンには、どんなモノが溜まっているでしょうか。一度「捨て活」を行うと、意外と使わないモノが貴重なスペースを侵食していることに気づけるはずです。年末の大掃除に向けて、少しずつ「捨て活」を行なってみてはいかがでしょうか。

「捨て活」の他にも、キッチンにモノを溜め込まない収納アイデアや整理収納術もご紹介しています。ぜひ一度参考にしてみてくださいね。

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