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キッチンの増設で料理がはかどる!まずは知りたい費用相場を徹底解説! reform
6min
キッチンの増設で料理がはかどる!まずは知りたい費用相場を徹底解説!

家族構成の変化や生活スタイルが変わると、毎日使うキッチンを増設したくなることがあります。しかし、キッチンを新しく設置するとなるとリフォーム費用が気になるところ。

そこで今回の記事では、キッチンの増設にかかる費用相場や必要となる工事について解説していきましょう。

目次

増設にかかる費用相場は?

キッチン本体の費用相場

キッチンを増設リフォームするときにもっとも気になる項目のひとつのが費用相場ですよね。キッチン本体の価格は一体どのくらいなのでしょうか。

キッチン本体の価格は種類とグレードによって大きな開きがあります。また、食器洗い乾燥機やIHコンロ、収納など追加オプション費用も考えなければいけません。

システムキッチンの本体価格の相場は、約50~120万円といわれています。二世帯住宅などで、それぞれの世帯が毎日よくキッチンで作業をする場合には、やはり機能性豊かなシステムキッチンの増設リフォームがおすすめです。

しかし増設したキッチンではお湯を沸かしたり、簡単な調理をしたりと簡易的に使うことを想定している場合があります。そんなメインキッチンと同じ設備が必要ないときにおすすめなのが、コンパクト箇所におさまるミニキッチンの増設です。

ミニキッチン本体の価格の相場は約30~60万円でシステムキッチンの半分ほどで済む設備です。

その他の工事費用の相場

キッチンの増設リフォームでは、キッチン本体以外に各種工事の費用がかかります。
それぞれの費用の相場は以下です。

・キッチン取り付け工事 約5万円
・電気配線・ガス工事 約1~8万円
・配管工事 約3~10万円 (2階に設置する場合は約10~15万円)
・ダクト工事 約10~15万円
・内装工事 約3~20万円(2階に設置する場合は約10~20万円)
・廃材処分費 約3~5万円
・その他諸経費 全体工事費の約5~10%

増設にはどんな工事が必要?

キッチン増設に必要な工事を見てみよう

キッチン増設工事の費用相場でも触れましたが、実際の増設リフォームではどのような工事が必要となるのでしょうか。

増設に必要な工事

・キッチンの取り付け工事:キッチンの組み立てや取り付けの工事です。追加オプションや設備が多くなるほど高くなります。

・電気配線:IHクッキングヒーターや食器洗い乾燥機を取り付ける場合は電気配線工事が必要です。

・ガス工事:ガスコンロを使用する場合に必要です。

・排気ダクト工事:増設したキッチンから出る排気を部屋の外へと送る排気ダクトを新設する工事です。

・内装工事:キッチンを増設する箇所によっては、壁のクロスや床材を張りかえる必要が出てきます。

キッチンを増設する箇所の、 壁を解体する場合や床材が畳などキッチンに適していない素材の場合は高くなります。

狭いスペースにはミニキッチンがおすすめ!

キッチンの増設を考えるときに、二世帯住宅でそれぞれの世帯が常に本格的な料理を楽しむ場合にはシステムキッチンの設備が必要となることでしょう。 しかし、広いスペースを占めるシステムキッチンを追加することによって、居心地のよいリビングの環境が損なわれては本末転倒です。

たとえば、他に優先させたい設備(浴室・トイレ)などがある場合には、キッチンを見直しておしゃれで価格もおさえられるミニキッチンを選択してみてはいかがでしょうか。材質や機能にこだわったミニキッチンの追加であれば、狭いスペースに必要十分な設備を増設しつつ、インテリアとのコーディネートも楽しめます。

ミニキッチンとは? システムキッチンとの違い

ミニキッチンの特徴

ミニキッチンとは幅が150cm以内の小さなキッチンのことを指します。別の呼び方では「コンパクトキッチン」や「ハーフキッチン」ともいわれます。

ミニキッチンには大きく分けて2つのタイプがあります。フルユニットタイプと呼ばれるミニキッチンは、調理スペースの上に照明や収納がついている高さがあるものです。

一方、最近注目を集めているのが、ハーフユニットタイプのミニキッチン。コンロ・シンク・作業台と最小限のユニットのみのミニキッチンは、自由度が高くミニマルな生活を愛する人たちの間で話題になっています。

ミニキッチンの特徴としては、シンクと1口または2口のコンロとのシンプルな構成が多いことです。一人暮らしのワンルームのキッチンというイメージがありますが、二世帯住宅や2階建て、3階建ての各階のリフォームにあわせて設置される場合も多くなっています。

ミニキッチンのメリット・デメリット

ミニキッチンのメリット ミニキッチンのデメリット
・価格が安い
・増設するときのスペースがコンパクト
・工事費用が安い
・オフィスや少ない人数の世帯におすすめ
・二世帯住宅のセカンドキッチンにおすすめ
・本格的な調理には向いていない
・2人以上での作業には狭い

こうしてメリットとデメリットを見てみると、ミニキッチンをメインで使う場合は一世帯の人数が少ない住宅や、普段あまり本格的な料理を家で作らない人におすすめだと言えます。

また、既存のキッチンに加えて増設リフォームするときには、システムキッチンと比較すると設置箇所スペースや費用が節約できて、居住空間を広く有効に活用できるキッチンだと考えられます。

おうち時間が増える中、二世帯住宅でなくても生活サイクルが異なる家族がいる場合やホームオフィスにも、ミニキッチンの増設を計画してみましょう。

就寝中の家族に気兼ねなくキッチンで調理したり、オフィスへの来客にお茶を出したりとミニキッチンを増設して活躍するシーンは数多くあります。

増設する際に注意したいポイント紹介

キッチン増設に十分なスペースが確保されている?

システムキッチンはサイズが考えている以上に大きいものです。2人で本格的な調理をしたい場合には、1800mm程度の幅のキッチンサイズがおすすめです。

さらに、キッチンのタイプによっても必要となる増設スペースが変わってきます。

壁付けキッチンでは比較的狭い場所に増設できますが、アイランド型やカウンタータイプであれば、部屋の他の部分がリフォームすることで狭くなってしまうこともあります。

システムキッチンを増設することで、生活動線に問題が生じて日常生活に支障をきたすのは避けたいですね。

配管工事がおこないやすい場所ですか?

キッチンの増設では必ず水道やガス、ダクトなどの配管工事が必要になります。

そうなると、給湯器自体を交換または追加設置しなければなりません。また、既存の給湯器と離れた場所へのキッチンの増設も、配管工事が割高になります。

2階へキッチンを増設するときには、1階のキッチンの真上がもっともコストがかかりません。また、お湯を沸かす給湯器の容量と場所も、キッチンを追加リフォームするときには確認しておきましょう。

給湯器の容量が小さいと、2箇所のキッチンで同時にお湯が使えないことや、家族がお風呂に入っているときにはお湯の出が悪くなることが考えらえれます。そうなると、給湯器自体を交換または追加設置しなければなりません。また、既存の給湯器と離れた場所へのキッチンの増設も、配管工事が割高になります。

設置事例

「家事は省力化し、無理をしない暮らし方」といった今のライフスタイルに合わせ、リビング・ダイニング・キッチンそれぞれの要素・機能をバラバラにして、合理的に再構築した空間をつくりたい。そんな思いで誕生した「HIROMA」は、セカンドキッチンにもオススメです。

キッチンメーカーのクリナップと家具メーカーの飛騨産業のコラボレーションで生まれた「HIROMA」を増設した事例をご紹介していきます。

サブキッチン・イベントスペースとして

古民家を自らリフォームし「HIROMA」を増設した事例をご紹介しましょう。

フードクリエイターとして活躍している青葉さんは、「ヒト」「モノ」「コト」をつなげる場所を作ることを長年思い描いていらっしゃったそうです。

築48年の古民家に設けられたスペースは約20㎡ほどの広さです。

天井板を外して壁を塗る作業も自らの手でおこなった憩いの空間に増設したミニキッチンは、クリナップの「HIROMA」。

本格的なガスコンロ付きのキッチンは別に用意して、セカンドキッチンとして取り入れられています。

青葉さんが「HIROMA」を気に入ったポイントは、キッチンらしくないところで、シンクとダイニングテーブルを切り離してレイアウトできる「HIROMA」は自由度が高いのが特徴です。

ミニキッチンを増設することで、この部屋にシンクと「水」がやってきました。水という機能が増えるとイベントスペースの活用方法も幅が一気に広がります。素材のよさとシックなデザインのミニキッチンはますます活躍していくことでしょう。

オフィスの一角に設けたミニキッチン

工務店の事務所の一角に増設されたミニキッチン。

計画当初から、事務所には作業スペース、打ち合わせのためのテーブル、そしてミニキッチンの増設が検討されていました。

スペースの広さからミニキッチンの増設は難しいと思っていたときに出会ったのが「HIROMA」です。

創業から25年目をむかえる工務店の経営者、丸山さんは以前からクリナップと飛騨産業の製品に「信頼感」があったそうです。

クリナップのキッチンでは特に「角」の箇所のデザインに注目。シャープさと安全性を両立させていると感じていらっしゃいました。

飛騨産業の家具はいつか使いたい憧れだったそうです。「HIROMA」にも取り入れられているオークの質感と、テーブル脚の洗練されたデザインが特にお気に入りです。

事務所の内装は「HIROMA」に合わせてイメージすることで、シンプルで落ち着く空間に仕上がっています。

「HIROMA」の増設で事務所スペースは丸山さんにとって大切な場所になりました。

お客様との打ち合わせでは、家具を決めてから内装を仕上げることをおすすめされている丸山さん。「HIROMA」を中心にした打ち合わせは、その良さを感じてもらえるきっかけになっています。

二世帯住宅で活躍するミニキッチン

息子さん夫婦との二世帯住宅へリフォームされたKさん。

もともとは2階にLDKやお風呂などがあり、1階は寝室として使用されていました。

2階を息子さんたちの生活空間に、1階をKさんご夫婦で使うように計画したリフォームでミニキッチン増設との出会いがありました。

主寝室とクローゼットをリビングダイニングとキッチンにリフォームしようと考えていたKさんですが、1階にも浴室を設けたいという希望もありました。

そこで、計画を一部変更してリビングダイニングへミニキッチンを増設することに。

リフォーム前から使用していたお気に入りの食器棚とソファも新しい部屋に取り入れたいとの思いもあり、コンパクトなキッチンを探し始めました。

そんな中で出会ったのが、インテリアの一部という発想からデザインされた「HIROMA」。

「HIROMA」を増設することで、2人だけの食事や息子さん家族との団らんも便利に楽しまれています。

キッチンとダイニングテーブルを自由に移動できる「HIROMA」は、さまざまな家族構成の中で活用する場面が多いミニキッチンだと言えます。

幅広く活躍するミニキッチンを活用してみよう

キッチンの増設リフォームはいくら費用がかかるのかが一番知りたいところですよね。今回の記事では、家族構成に変化があったときだけではなく、新しいキッチンへの考え方としてミニキッチンを紹介しました。

そんなミニキッチンを家族が憩う場所へぜひ増設を検討してみましょう。ミニキッチンの大きさや使い勝手はぜひ実際のショールームでお試しください。

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