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ほんのちょっとのコツで、素敵な空間にアップデートし続けるコーディネート術 case
6min
ほんのちょっとのコツで、素敵な空間にアップデートし続けるコーディネート術

Hさま(三重県)

STEDIA/フラット対面I型/戸建て

カフェスタイルの落ち着ける基地のような空間を目指して

お子さんの小学校ご入学のタイミングに合わせ、マイホームを建てられたHさま。家づくりの中でも一番こだわられたのはキッチンでした。
「LDKをオープンな開放感のある空間にするために、フルフラットのキッチンにしたいというのが大前提でした。その上でおしゃれなカフェのような、そして、落ち着ける基地のような空間にしたかったんです」
一方で空間のつながり感はありつつも、キッチンとリビングの区切りはほしいと、下がり天井を取り入れました。これにより開放感は損なわずにキッチンのゾーニングができました。

デザインでこだわったというのが、パントリー入り口のアーチ型の垂れ壁です。なめらかなカーブを描くアーチにするには高い技術が必要ということで、Hさまも現場に足を運び、納得のいく形に仕上げていきました。リビングからも見えるので、パントリーの中も収納ケースを揃えるなど、美しい収納を実践されています。

フラット対面キッチンとパントリー
フラット対面キッチンとパントリー

このキッチンの象徴的な部分でもある飾り棚は、一番思い入れのある場所だと言います。
「食器などを集めるのが好きで、お気に入りのものをしまい込むのではなく、見せる空間が欲しかったんです。いまはカップを飾っていますが、夏にはグラスを置いたり、季節ごとに楽しんでいます」
この飾り棚は、ディスプレイを頻繁に入れ替えてキッチンを楽しめる空間にしたいという、Hさまたっての希望を叶え、カフェのような雰囲気を演出する大きなポイントにもなっています。

キッチン背面収納

使いやすさ、素敵な空間づくりを追求し、大胆なアップデートへ

こだわってつくられたキッチンですが、しばらくするともっと使いやすくしたいという思いが生まれたと言うHさま。半年ほどでキッチン背面の収納を取り替えることにしました。
「グラスをシステムエリア収納に置いてるのですが、子どもが奥にあるグラスを取るときに危ないので、奥のものも取り出しやすい引出し収納もあればと思ったんです。それで、観音開きだった収納を、背面のスペースにぴったり収まる引出しタイプに取り替えました」

  • 新築当初は開き扉の収納を使用

  • 後に引出しタイプの収納にアップデート

引出しに替えたことで、カトラリーや小皿なども見やすく収納できるようになり、使い勝手と満足感が上がったそう。

新築から1年後には、水栓も取り替えることに。
「ウォーターサーバーをリビングに置いていたんですが、やっぱり生活感が出るのが気になっていて、水栓を浄水器付きにしようと」 

水栓を取り替えたおかげでウォーターサーバー本体だけでなく、ボトルの保管も必要なくなり、その分スペースを有効に使えるようになりました。ウォーターサーバーを置いていたキッチン横のスペースは、メイクスペースに生まれ変わっています。

いまはアイボリーやベージュを基調とした柔らかい雰囲気ですが、はじめはグレーベースの無機質なスタイリッシュな空間にしたいと考えていたというHさま。ところが、好きなものを集めていくうちにいまのテイストに変わっていったそう。当初こだわってつくった下がり天井もウォールナット系の落ち着いた色で、空間に合わないと感じるようになったと言います。
「天井の色みがちょっと重いと思うようになり、キッチンが一番光が入りにくいこともあって、明るい雰囲気になるようにライトな色みに変えました」

  • 新築当初の下がり天井はウォールナット系で落ち着いた印象

  • インテリアに合わせてナチュラルなテイストにアップデート

もともとこだわってつくられたキッチンをあまり年月が経たないうちにアップデートするのは勇気がいりそうですが、Hさまは、「いまをワクワク過ごせること」「長く快適に使えること」を意識しながらアップデートを続けています。

洗練された“見せる”キッチンをつくるコツ

思わず憧れてしまう、こんな素敵なキッチンをつくるには?
「好きなものを集めていったら、おのずとこうなっていったんです……」と言うHさまですが、アイテムの集め方にコツがあるようです。
「一番大切にしているのは、この空間に馴染むかどうか。色みや素材感を合わせて統一感を持たせるようにしています。あとは、目で楽しめるものが好きですね。取手のデザインが変わっているカップなど、丸みのある形のものや、ちょっと変形しているものは気になります。デザインが個性的なものでも、色みが合っていれば“ごちゃつき”も“まとまり”になるんです」

また、よく使うものなど、どうしても見えるところに置くアイテムは、生活感の少ないおしゃれなデザインを選んでいるそう。IHクッキングヒーターの前に置かれている調味料やオイルなどはおしゃれなポットに移し、リビングから見えても生活感を感じさせません。
よく使うものは、料理や片付けの途中で何気なく置いていても絵になるアイテム選びがポイントのようです。

それからディスプレイの仕方にもコツがありました。
「アイテムを単体で等間隔に並べるのではなく、たとえば、ティーポットとカップを組み合わせてひとつのまとまりをつくって、その隣に隙間を開けてまた別のアイテムのまとまりをつくって飾るというように、まとまりごとに並べるようにしています。それぞれのまとまりによって高さやアイテムの数を変えるのもポイントです」
ディスプレイに動きやメリハリを生み出すレイアウト術。このような見せるワザは、普段からお店のディスプレイを参考にしたり、アパレルショップやインテリアショップで働いた経験から学ばれたのだと言います。

キッチン背面収納

“見せる”キッチンづくりのポイント
・色みや素材感を合わせて統一感を持たせる
・見えるところに置くものは、生活感の少ないおしゃれなデザインをセレクト
・ディスプレイはアイテムを単体で並べずに、いくつかのまとまりをつくって飾る

“好き”や“ワクワク”を大切に。楽しむことが一番のコツ

アップデートを重ね、素敵なキッチンを実現されているHさまですが、そのエネルギーはどこから湧いてくるのでしょうか。
「使いやすくアップデートしていくと楽に生活が送れるんです。でも、何よりキッチンの空間づくりそのものが楽しくて、趣味になっていますね」

県外ご出身のHさまは、マイホームを建てた当時知り合いがいなかったため、家づくりの情報交換ができればと、SNSで家づくりについての投稿を始めました。キッチンに関する投稿は特に人気が高く、閲覧者や情報交換をする仲間も増えていったと言います。いまでは家族ぐるみで交流のある友人もできたそう。
「キッチンをアップデートしていくこと自体が楽しいし、それをSNSで発信して交流が生まれるのがうれしいので、キッチンづくりも楽しく続けられています。
ちょうどお家を建てたタイミングがコロナ禍だったということもあって、お家で過ごす時間を楽しくしたいと、空間づくりにこだわったり、おうちでカフェや夏祭りをしてみたり、楽しむことがいまにつながっています。好きなものを集めていったら自然と統一感が生まれて、ワクワクする空間になりますよ。強いて言うなら、生活感のあるものはしまって、見えるものは可愛いものにすると、散らかって見えないと思います」と秘訣を教えてくださいました。

心地よい空間にすることで、時間や気持ちにゆとりが生まれ、さらに次のアップデートにつながる。そんなサイクルの繰り返しで、素敵な空間がつくり上げられていました。

Hさまの素敵なキッチンインテリア事例は、クリナップのユーザーさま向けWEBサイト「kitchen trip」でもご紹介しています。

物件情報

Hさま(三重県)

Hさま(三重県)Hさま(三重県)

Hさま(三重県)

商品名:STEDIA

収納:背面収納あり

サイズ:間口259cm/奥行98cm/高さ90cm

採用機器:とってもクリンフード、3口IH+ラジエントヒーター、食器洗い乾燥機、タッチレス水栓

家族構成:ご主人、奥さま、息子さん

レイアウト:フラット対面I型

扉:ペアウッドホワイト

取手:ロングバー取手(ブラック)

ギャラリー

担当アドバイザーから一言

クリナップ株式会社 坂田

クリナップ株式会社 坂田

キッチンスペシャリスト 食育インストラクター 福祉住環境コーディネーター3級 整理収納アドバイザー2級 宅地建物取引士

ショールームに初めてお越しいただいたのは2019年12月で、とても仲の良いご家族だったことを覚えています。
商品の説明をするとすぐに内容をご理解いただき、とても気持ちよく案内することができました。
住んでからは、ライフスタイルに合わせてカスタマイズされていることを伺い、ご家族のバイタリティーあふれる様子にとても刺激をうけました。
奥様が息子さんのコップの取り出しが便利になるよう引き出し収納に変更されたことなど、
私たちもこれからのお客様に是非お薦めさせていただきたいと思います。
これからも明るく楽しい生活をキッチンから発信していただけると嬉しいです。

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