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リフォーム時が絶好のチャンス!キッチンの整理収納のコツ ideas
6min
リフォーム時が絶好のチャンス!キッチンの整理収納のコツ

リフォームが完成し、キッチンの収納物を入れ替えるときが、整理収納のビッグチャンス! このタイミングできちんと収納できれば、その後も使いやすいキッチンを保つことができます。逆にこのチャンスを逃してしまうと、せっかくキッチンが新しくなったのに、収納はごちゃごちゃ……なんてことも。リフォームが完了する前におすすめしたい整理収納のポイントを、特別にお教えします。

目次

整理収納の5つの鉄則

リフォーム前の整理収納術をご説明する前に、ぜひ覚えておきたい「整理収納の5つの鉄則」をご紹介します。リフォーム時にきれいに整えたキッチンの収納部を、その後も使いやすく保つためにとっても大切な5つの鉄則。ぜひ、みなさんも覚えておいてください!

1 適正量の決定

ライフスタイルに合ったモノを決めましょう。

2 動作・動線にかなった収納

生活動作・生活動線を意識して、モノの収納場所を決めましょう。

3 使用頻度別収納

モノを使用頻度別にわけ、よく使うモノから収納場所を決めましょう。

4 グルーピング収納

ひとつの仕事をするモノをひとつのグループとみなして、一緒に収納しましょう。

5 定位置管理

モノの収納場所を決め、使ったらそこに戻しましょう。

※特定非営利活動法人・一般社団法人ハウスキーピング協会より

整理収納は、リフォーム工事前と後の2日間で!

リフォームで収納を一新するのに必要なのは、2日間。
忙しい合間での入れ替えは大変かと思いますが、ぜひ工事前と工事後それぞれ1日ずつ、作業日の確保を。

整理収納の流れ

STEP1:収納物をすべて出す(工事前)

STEP2:出したモノを分ける(工事前)

STEP3:きれいにしまう(工事後)

それでは、それぞれのステップについて詳しくご説明します!

【工事前】STEP1:収納物をすべて出す

お使いのキッチンに収納されているモノをすべて出し、「使っているモノ」「使っていないモノ」に分けましょう。「使っていないモノ」は、なぜ使っていないのか、理由を考えてみてください。たとえば、持っていることを忘れていたようなモノでも、収納する場所を変えれば使うようになるモノもあるかもしれません。そのような場合は、半年や1年などのように期間を決めて保管を。その期間が来ても使わなければ、手放すようにしましょう。

【工事前】STEP2:出したモノを分ける

収納物を全部出したら、使う目的や使用頻度ごとに分けていきます。
まずはじめに、「使うもの」と「使わないもの」に分けていきます。この時、「使う」と「使わない」の判断が難しいと感じるかもしれませんね。例えば、「この1年間で使ったかどうか」というルールを決めて考えてみましょう。そのうえで、「残す」「キープ」「手離す」の3つに仕分けていきます。

1年のうち1度以上使ったモノは「残す」

これからも使用する可能性の高い大切なモノなので、当然残します。種類ごとに分けて、使用頻度別に整理しておきます。

1年で1度も使わなかったモノは理由を「思い出す」

なぜ1年間使わなかったのかを思い出してみてください。その理由が、「持っていることを忘れていた」のなら、まだ使う可能性はあるので、「キープ」しておきましょう。
逆に、「もう使うことはないな」と判断したモノは「手離す」。別に集めておき、リサイクルショップやアプリで売るなり、人にあげるなり、処分の方法を考えましょう。

特別な行事の時だけに使うモノもキープ

今後も使う可能性がありそうなら、このままキープしておいてもいいでしょう。
キープするモノに関しては、「キープ期間」を決めて、それでも出番がなかったモノに関しては「手離す」ことにしましょう。

時間がない場合は、収納場所ごとに仕分ける

収納物の仕分け作業は、収納しているモノをいったんすべて出してから仕分けることが一番のおすすめ。持っているモノの数や量がわかるので、そのあとの収納もしやすくなります。
とはいえ、忙しくて一気に行うのが難しい場合は、「今日はシンク下」「今日は吊戸棚」というように収納場所ごとに区切って整理を進めてみましょう。

新しいキッチンの収納場所を考える

「使うもの」をまとめたら、使う目的ごとに分けましょう。分けるときの例として、「水まわりで使うモノ」「火まわりで使うモノ」「調理時に使うモノ」「食器・カトラリー」「食品類」などのように分けるのがおすすめです。
使う目的ごとに分けたら、それぞれ使用頻度別に分けていきましょう。使用頻度は、細かく分けると大変ですので、「低・中・高」程度で十分!使用頻度別に分けたら、梱包作業です。梱包する際に、入れ物(ダンボールなど)の見えるところに「使う目的」と「使用頻度」をメモしておくことも忘れずに!

「使わないもの」は、別のスペースに置いておいて、後でまとめて処分しましょう。ワレモノも多いので、処分には十分気を付けてください。処分の際は、お住まいの地域のルールに従ってくださいね。

整理が終わったら、あとは新しいキッチンの完成を待つのみ!
キッチン完成を待つ間、整理したものをどこにしまうのかの計画を立てておくことをおすすめします。計画を立てるときは、リフォーム会社からもらう新しいキッチンの図面を活用しましょう。
計画は、おおまかでOK!使う目的と使用頻度ごとに、だいたいの場所を決めておくだけでもしまう作業とってもスムーズになりますよ。
収納場所を考えるときは、最初にご紹介した「整理収納の5つの鉄則」から、導線と使用頻度、グルーピングを意識してみてください。

収納計画におすすめ!「キッチン収納ブック」

これまで紹介してきた整理・収納の手順に沿って、キッチンのモノの見直しができます。
ぜひ、キッチンの収納計画に活用してみてください。

【工事後】STEP3:使用頻度別に収納する

STEP2で分けたものを、新しいキッチンにきれいにしまいます。その際、事前に立てた「収納場所」の計画が役に立ちます。計画を参考にしつつ、「自分が使いやすい収納」を想像しながらしまっていきましょう。
たとえば、キッチン本体で使う頻度の高いモノは上の段、使用頻度の低いモノは下の段にしまいます。引き出しの中でも、使用頻度の高いものは手前に、使用頻度の低いものは奥にしまうというルールをつくると、より使いやすいキッチンになりますよ。

また、それぞれのモノの収納場所がわかるように、引出し内の見える位置にラベルを貼っておくのもおすすめです。自分が片付ける際にわかりやすいだけでなく、家族にとってもわかりやすく、きれいな収納を保ちやすくなります。

「使いやすい収納」は、もちろん人によって異なります。
この記事の冒頭でご紹介した「5つの鉄則」をもとに、自分自身が快適に使えるような収納をぜひ考えてみてくださいね!

まとめ

捨てられないモノ、忘れてしまってるモノが多すぎることが、キッチンが片付かない原因の一つかもしれません。キッチンリフォームは、眠っている収納品を片付ける絶好のチャンスです。ぜひこの記事を参考に、収納物の仕分けにチャレンジしてみてください。
また、全国のクリナップショールームでは、収納にもこだわりながらキッチンの展示をしています。市販のファイルケースを使った収納方法やグルーピング収納のアイデアなど、いろいろな収納術がご覧いただけますので、お時間のあるときにぜひお立ち寄りください。

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