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災害が起こる前に!キッチン収納でとりいれたい3つの防災対策 ideas
4min
災害が起こる前に!キッチン収納でとりいれたい3つの防災対策

地震や台風、大雨など、近年頻発している自然災害。防災に対する意識は高まっているものの、実際にはまだ何もできていない、どのような対策をすればいいのか分からないといった方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、自宅でとりいれやすいキッチン収納の防災対策をご紹介します。

目次

※本記事に掲載している画像には、現在販売終了している商品や、当社以外の商品が含まれている場合があります。

キッチン収納で防災!意識したい3つのポイントは?

家族の命を守るためには、災害時に怪我や事故が起こらないようにすること、そして被災後の食料を確保しておくことが重要です。キッチンは収納を意識して使うと災害リスクをぐっと軽減できます。ここでは、キッチン収納を上手に使って防災を叶えるポイントを3つご紹介します。

①モノの収納は「隠す」がポイント
②重たいものはキッチンの下へ
③普段から備蓄を心がけ、家族と共有する

それぞれ詳しい解説を見ていきましょう。

①モノの収納は「隠す」がポイント

地震の際、キッチンに出しっぱなしの物があると、落下する可能性が高く危険です。昨今は、物がサッと使えて便利な「見せる収納」がトレンドですが、防災対策の面からは「隠す収納」がおすすめ。特に包丁や瓶、食器など、落ちたら危ないものは「隠す収納」を意識してみてください。調味料など、どうしてもキッチンの上に置きたいものは、倒れても被害が少ない場所に置き、万が一落ちてしまってもケガをしない素材を選ぶと◎。

小物だから大丈夫!と布巾やアルミホイルなどをキッチンに置いておくのも注意が必要です。燃えやすいものがコンロや家電製品のコンセント付近にあると火事の原因に。基本的に、物は収納内に片付けることを習慣づけるようにしましょう。
また、使用した包丁やお鍋なども洗い物をするまで作業スペースに出したままにしがちですが、使った後はシンクの中へしまうように心がけを。

物の落下を防ぐ!扉開閉防止部品の取り付けも有効です

地震の揺れで、キャビネットの扉が勝手に開いてしまうと、収納しているものが落ちてきて怪我につながる恐れも。そうした時におすすめなのが、キャビネットの扉が勝手に開くのを防ぐ扉開閉防止部品の取り付け。揺れを感知したら、扉がロックされ、収納物が出ない仕組みになっています。
クリナップでは、吊戸棚や開き扉タイプのカップボードに扉開閉防止部品を取り付けることが可能です。キッチンご購入の際はもちろん、後からの取り付けも承っています。

②重たいものはキッチンの下へ

物を収納にしまうだけでなく、どこにどのように収納するか工夫することも防災対策につながります。
地震で物が落ちてきた時の被害の大きさを考えると、吊戸棚や食器棚の高い位置に重いものを入れるのは避けた方がよいでしょう。重たいお鍋やカセットコンロなどは食器棚の下段やキッチンの足元収納へしまうのがベターです。

また、物を床に直置きにするのもおすすめしません。野菜やお酒の段ボールやたまに使うお鍋、空瓶などをなんとなく置いているご家庭も見受けられますが、避難する際の邪魔になる可能性があります。冷蔵庫やパントリーにしまったり、ゴミとして出したりするなど、こまめに整理整頓して、床には物がない状態をキープしましょう。

③普段から備蓄を心がけ、家族と共有する

被害状況によっては、自宅で避難生活を送らなければいけないことも。停電や断水、ガス供給停止といったライフラインがストップした状況下であっても、数日間は家族が自給して過ごせるよう食料品を蓄えておく必要があります。
普段から防災用の食料品を備蓄していると安心ですが、「いつの間にか賞味期限が過ぎてしまった!」という失敗もしばしば聞きます。そこでご紹介したいのが、食料品をローリングストックする方法です。

ローリングストックとは、普段使う食料や日用品を多めに買っておき、古いストックから順に日々の生活の中で使い、使った分をまた買い足すことで常に新しいものが備蓄されるという災害用備蓄の考え方です。従来の「災害用の備蓄は期限の長いものを買って、何かあるまで触らずに置いておく」という備蓄方法ではなく、食べ慣れた食料品を日常生活の中で消費するので、自然に備蓄品の入れ替えができ、食べ忘れや災害時の食料不足も予防できます。非常食として売られているものをストックするのもよいですが、いつも食べ慣れている食料品なら調理方法なども分かっており安心です。特に、ゴミがかさばらず、子どもも食べやすいレトルトパウチのものがおすすめです。

こうしたストックは、日常的にはキッチンの収納スペースにあると使いやすいですが、様々な可能性を考えて他の部屋にも分けてしまっておきましょう。

そして、防災対策として何より大事なことは家族と情報を共有すること。家族全員が自宅に揃っているときに災害が起こるとは限りません。子ども一人でも簡単な食事ができるように、休日のお昼ご飯は備蓄コーナーのレトルト食品を子どもが準備してみるというのも防災の学びになります。その他にも、どこに避難するか、避難経路はどうするか、ストック品はどこにしまうか、など家族みんなで確認することも有効です。

まとめ

今回はキッチン収納でできる防災対策をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。いつどこで災害にあうかは誰にも分かりません。常日頃から備えて、家族みんなが安心して使えるキッチン収納を目指しましょう。
クリナップでは、他にも使いやすいキッチン収納のアイデアをたくさん紹介しています!ぜひ、参考にしてみてください。

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