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人工大理石のキッチンとは?黄ばみ・シミを防ぐお手入れ方法から特長や魅力を徹底解説! knowledge
9min
人工大理石のキッチンとは?黄ばみ・シミを防ぐお手入れ方法から特長や魅力を徹底解説!

キッチンを選ぶ際、多くの人がワークトップ(天板)やシンク素材の候補に挙げる「人工大理石」。実際、どんな素材なのかご存じですか?すでに人工大理石のキッチンをお使いの方の中には、黄ばみなどの「お手入れの悩み」を抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
本記事では素材の基本知識に加え、シンクやワークトップの黄ばみの落とし方などお手入れ方法を徹底解説!キレイが続くお手入れのコツがわかります。

目次

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人工大理石ってどんな素材?

名前だけ聞くと大理石などの天然石を原料とした素材のように思えますが、天然石の成分は一切使用されていません。使用されているのはアクリル樹脂やポリエステル樹脂。それらを人工的に固めたものを人工大理石と呼びます。水に強く、加工・着色がしやすいのが特長。多彩な質感やカラーに仕上げることができ、キッチンではワークトップやシンクでよく見られる素材です。
ちなみに人工大理石とよく似た言葉に「人造大理石」があります。メーカーによっては、同じ素材として扱っていますが、本記事では天然大理石を砕いてセメントや樹脂などで固めた素材を人造大理石として、人工大理石とは違う素材として定義しています。

人工大理石の種類は2つ!我が家に合うのはどっち?

ひと口に「人工大理石」と言っても使われている樹脂の違いによって、大きく「アクリル系」と「ポリエステル系」の2種類に分けられます。それぞれ性能や価格帯が異なるため、キッチンを選ぶ際にはどちらのタイプかを確認することが大切です。
次の表を参考に、自宅にぴったりの人工大理石を選んでみましょう。

【アクリル樹脂の人工大理石】 【ポリエステル樹脂の人工大理石】

【特長】
非常に高い耐久性と耐熱性を備えており、紫外線による変色(黄ばみ)がしにくい
日が当たる場所にあるキッチンにも適している

【特長】
アクリル系に比べて価格がリーズナブル
あまり日の当たらない浴槽や洗面台などに適している

【メリット】
質感が滑らかで美しく、調味料などの液体が染み込みにくいためシミになりにくい。万が一キズがついても、ナイロンたわしや研磨剤で磨いて修復可能

【メリット】
アクリル樹脂よりも価格が安く、安価に大理石風のインテリアを楽しめる。

【デメリット】
ポリエステル樹脂と比べると価格が高め

【デメリット】
衝撃や温度変化に弱い。
経年変化で黄ばみや細かいひび割れが起こりやすい。(※メーカーによってはデメリットをカバーするための表面加工がされている場合も)

【こんな人におすすめ】
「とにかく長く、キレイな状態でキッチンを使い続けたい」という方。

【こんな人におすすめ】
「初期費用を抑えつつ、インテリアに馴染むデザインを選びたい」という方。
日光が当たりづらい場所にキッチンがある方。

ステンレスと比べた際のメリット・デメリット

キッチンのワークトップやシンクによく選ばれる素材として、「人工大理石」とともに「ステンレス」が挙げられます。それぞれよい点悪い点があり、どちらにするのか悩むところです。
ステンレス素材と比較すると、人工大理石は熱や汚れへの強さにおいて敵わない部分もあり、まれに変色したり割れたりといったケースもありました。しかし、現在の人工大理石はどんどん進化しており、素材や加工の工夫によって耐久性やお手入れのしやすさといった機能は大きく向上しています。そんな進化を遂げた人工大理石には、ステンレスと比較した際に以下のようなメリットがあります。

ステンレスと比べた人工大理石のメリット

・淡色系の素材は、水垢が目立ちにくい
・カラーやデザインが豊富でインテリアに合わせやすい
・研磨によるキズの補修がステンレスに比べて簡単
・シーム剤によって2枚のワークトップを繋ぎ合わせることができるので、搬入経路が狭いお家でも間口の大きいワークトップを搬入できる。また、L字型やコの字型のレイアウトでもつなぎ目が目立ちにくい

キッチンの素材や選び方について、もっと詳しく知りたい方は次の記事も参考にしてくださいね。

お悩み解決!人工大理石キッチンの汚れ別お手入れ方法

人工大理石のキッチンを長くきれいに使うためには、お手入れ方法を知っておくことも大切です。調理中の油跳ねや調味料の汚れを放置してしまったり、コーヒーやカレーなど色の濃いものをシンクに流したりすることで、ワークトップやシンクにうっすらと黄ばみやシミがついてしまうことがあります。
「人工大理石の汚れは落ちにくいのでは?」と思われがちですが、部位や汚れの程度に合わせた正しい方法でお手入れすれば、きれいに落とすことができます。

なお、人工大理石の種類、製造方法、色柄によって推奨されるお手入れ方法が異なる場合があります。実際に行う場合は、各メーカーの取り扱い説明書をご確認ください。

ワークトップの場合

ワークトップは、油跳ねや調味料の液だれがつきやすい場所です。日々の調理汚れを蓄積させないためにも、段階に応じたお手入れを行いましょう。

使用できる洗剤

種類 使用判断
やわらかい布
スポンジ
メラミンスポンジ
研磨粒子入りスポンジ
△ (ツヤが変わる可能性があります)
金属タワシ
× (傷付く恐れがあります)

使用できる洗浄用具

種類 使用判断
台所用中性洗剤
クリームクレンザー (研磨剤20%以下)
アルカリ性洗剤
△ (変色の恐れがあります。すぐに拭き取ってください)
酸性洗剤
× (変色の恐れがあります)

ワークトップの基本のお手入れ

〈用意するもの〉

  • 水ぶき用の布

  • 乾ぶき用の布

  • スポンジ

  • 中性洗剤

やわらかい布で水拭きをし、乾拭きで仕上げるのが基本。調味料や煮こぼれは、変色などを防ぐためにすぐに拭き取ります。
気になる汚れは、メラミンスポンジに中性洗剤または研磨材30%以下の液体クレンザーを使って落とします。ワークトップの色柄や製造方法によっては、研磨剤を使うと光沢が失われることがあるため注意してください。洗剤を使った後はやわらかい布で水拭きをし、乾拭きで仕上げます。

シミついた油汚れ

〈用意するもの〉

  • スポンジ

  • クレンザー

  • 水ぶき用の布

中性洗剤で落ちない頑固な油汚れや、うっすら残ってしまった食品のシミには、クリームクレンザーを使用します。柔らかいスポンジにクレンザーを適量とり、円を描くように優しく擦り落とした後、しっかりと水拭きします。

気になる黄ばみ

〈用意するもの〉

  • ラップ

  • クレンザー

人工大理石の黄ばみの主な原因は、汚れの蓄積(色素沈着・油の酸化)、紫外線による経年劣化、そして熱や間違った洗剤によるダメージによるものです。日常的に使うキッチンの性質上、複数の要因が絡み合って変色が引き起こされます。
全体がなんとなく黄色くくすんできた、または特定の場所に濃い黄ばみがついてしまった場合は、クリームクレンザー+ラップの合わせ技が効果的です。スポンジの代わりに、小さく丸めた食品用ラップにクレンザーをつけて円を描くように優しく擦ります。
スポンジを使うと研磨成分が穴に吸い込まれてしまうため、ラップを使うのが最適です。

シンクの場合

シンクはワークトップ以上に水垢や食品の着色汚れ(コーヒー、お茶、カレーなど)が混ざり合い、頑固な汚れになりやすいエリア。汚れを見極めて、お手入れを行いましょう。

使用できる洗浄用具

種類 使用判断
やわらかい布
スポンジ
メラミンスポンジ
研磨粒子入りスポンジ
× (傷付く恐れがあります)
金属タワシ
× (傷付く恐れがあります)

使用できる洗剤

種類 使用判断
台所用中性洗剤
クリームクレンザー (研磨剤20%以下)
アルカリ性洗剤
△ (長時間放置するとサビ・変色の恐れがあります)
酸性洗剤
× (サビ・変色の恐れがあります)
オルトケイ酸ナトリウム
× (変色・変質の恐れがあります)
ヌメリ取り剤
× (腐食・サビの恐れがあります)

シンクの基本のお手入れ

〈用意するもの〉

  • スポンジ

  • 中性洗剤

  • 乾ぶき用の布

浅型カゴに溜まったゴミを捨て台所用中性洗剤でカゴを洗ってから、シンク全体も台所用中性洗剤をつけたスポンジで洗います。最後に水で流し、乾拭きで仕上げます。
気になる汚れは、メラミンスポンジに中性洗剤または研磨剤20%以下の液体クレンザーを含ませ、円を描くように落としましょう。水で流した後、乾拭きで仕上げます。
頑固なシミがついた場合は、汚れた部分にペーパータオルを乗せて台所用漂白剤を吹きつけてからラップで覆い、2時間から8時間放置。その後、水で流して乾拭きをします。

白い水アカ

〈用意するもの〉

  • スポンジ

  • クエン酸

水道水に含まれるカルシウムなどが固まった白いザラザラした水垢には、酸性のクエン酸が効果的です。水200mlにクエン酸小さじ1を混ぜた「クエン酸スプレー」を吹きかけ、キッチンペーパーなどで30分ほどパックしてからスポンジで擦り、水でよく洗い流します。

もらいサビ

〈用意するもの〉

  • スポンジ

  • ラップ

  • クレンザー

濡れた空き缶や鉄製の調理器具を放置して赤茶色いシミがついた「もらいサビ」には、クリームクレンザーをつけたスポンジやラップで、サビのラインに沿って優しく擦り落とします。

黄ばみや汚れを予防する3ポイント

人工大理石のキッチンをキレイな状態でキープするためには、汚れを「落とす」こと以上に「つけない(予防する)」習慣が大切です。日々の生活で、以下の3つのポイントを意識してみましょう。

①色の濃い液体は「すぐに」拭き取る

醤油、コーヒー、赤ワイン、カレー、ケチャップなどをこぼした際は、時間が経つほど樹脂の奥へ染み込んでいってしまいます。「ついたらその場でサッと拭く」を徹底するだけで、着色シミの大部分は防げます。

②1日の終わりに水気を拭き取る

水垢は、飛び散った水滴が自然乾燥してミネラル分だけが残ることで発生します。夜の片付けの最後に、シンクまわりやワークトップの水気を乾いた布巾で吸い取る習慣をつけると、水垢やそれに伴うくすみを劇的に減らすことができます。

③濡れた金属類を直置きしない

もらいサビの原因となるため、濡れた空き缶、ヘアピン、鉄製のフライパンや包丁などを人工大理石の上に一晩放置しないよう注意しましょう。

毎日のお手入れをラクにする!クリナップの人工大理石

詳しいお手入れ方法から、「人工大理石はお手入れが大変そう……」というイメージされた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、美しさはもちろん、日々のお手入れの負担を減らせる人工大理石のワークトップもあります。

汚れが溜まりづらい!フォルテックスワークトップ(硬質アクリル系人工大理石)

人工大理石のキッチンにしたいけれど、傷や頑固な汚れがつかないか心配!という方や、かっこいいダークトーンのキッチンに憧れるけれど、セラミックや天然大理石などは予算オーバーになってしまいそう…とお悩みの方にぴったりなのが、フォルテックスワークトップです。

セラミックのような高級感のある凹凸感を再現しながらも、手の届きやすい優れたコストパフォーマンスを実現している点が大きな魅力です。もちろん、耐久性にも優れており、高い表面硬度によって調理器具を引きずったりうっかり硬いものを落としたりしても傷がつきにくいため、傷の隙間に油汚れや水垢が入り込んで汚れる心配が少なくなります。

そして最大の強みは、空間をスタイリッシュに引き締めてくれる「ダークカラー」のバリエーションが充実している点です。岩肌調の質感は上質な空間を演出し、「デザイン性を重視して濃色系を選びたいけれど、日々のお手入れのしやすさも大切にしたい」というお客様の願いに、優れたタフさと美しい意匠性で見事に応えてくれる理想のワークトップです。

経年劣化にも強い!アクリストンワークトップ(アクリル系人工大理石)

毎日のお手入れをラクにしたいけれど、キッチンの雰囲気は優しく華やかにまとめたい!という方には、アクリル系人工大理石アクリストンのワークトップがおすすめです。

熱や衝撃に強いアクリストンは、長く使用しても変色や変質がほとんどなく、キッチンの美しい白さや透明感を保ち続けることができます。
さらに優れた耐汚染性を備えており、コーヒーやカレーといった色の濃い調味料をこぼしてしまっても内部まで染み込みにくい仕様です。うっかりこぼしてしまった際も、すぐに中性洗剤でサッと拭き取ることで、元のキレイな状態をキープできます。

優れた耐久性と合わせて、ぬくもりのある空間に馴染みやすい、豊富なカラーバリエーションも大きな魅力となっています。ナチュラルに優しく空間に溶け込み、長くキレイを保ちたいというお客様の願いを叶える安心のワークトップです。

人工大理石のキッチンをショールームで見てみよう

「わが家だったらどんな雰囲気になる?」「みんなはどの色柄を選んでいる?」と気になった方は、まずは人工大理石のワークトップを採用されたお客様の実例を参考に、お好みのイメージを膨らませてみてください。

イメージが湧いてきたら、次はぜひクリナップのショールームへ!
ワークトップはキッチンの印象を大きく左右するパーツだからこそ、質感や色味、光の反射具合などを実際の目で確かめることが大切です。クリナップのショールームでは、今回ご紹介した「フォルテックス」や「アクリストン」の素材サンプルやキッチン展示を、ご覧いただくことができます。
ご予約をしていただくと、専門アドバイザーがお手入れの悩みやライフスタイルに合わせた最適なプランをご案内いたします。ぜひショールームで、あなたにぴったりの理想のキッチンを見つけてください。

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