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ステンレスって何がいいの? ギモンにお答え! point
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ステンレスって何がいいの? ギモンにお答え!

レストランの厨房でも採用され、ご家庭でもスプーンやフォーク、水切りカゴ、お風呂のシャンプーラックなど、様々な場所で使われているステンレス。

機能的で価格もお手ごろ、キッチンなどの水まわりに最適だと聞くけれど、実際何が良いのかピンと来ないという方必見!今回は、サビにくい?水垢はどう? など、良くあるギモンにお答えします。

目次

そもそもステンレスってどんな素材?

良質で清潔、そして丈夫!

ステンレスは、自ら表面にバリアー(不導態皮膜)を形成して、サビや汚れから身を守ります。サビにくく、長持ちする素材なのです。また、においがしみこまず、カビも発生しにくいため、いつまでも清潔さを保つことができます。

人に、地球に優しいエコ素材

ステンレスは非常に長寿命です。また、何度もリサイクルができるため、環境にやさしい素材として注目されています。

役目を終えたステンレスキッチンが解体されると、その中のステンレスを取り出し、新しいステンレス素材と一緒に溶かすことで、新しいステンレスに生まれ変わるのです。

ステンレスって何がいいの?

レストランなどの飲食店の厨房のほとんどでステンレスのキッチンが採用されています。毎日、長時間使っても耐えられる丈夫さ・耐久性のため、料理のプロがもっとも信頼している素材と言えます。

一方ご家庭に目を向けると、食卓で使うスプーンやフォークなどのカトラリーや、お玉やフライ返しなど調理グッズの多くもステンレスで出来ています。火や水をたくさん使う場所に最適な素材であると同時に、人の口に入れても安心・安全な素材です。

「染みついてしまったにおいや、油やお醤油などのシミが気になる」「仕事や家事に忙しいから、キッチンのお掃除はできるだけラクに済ませたい!」「子どもが小さいから、料理する場所は衛生的に」といった方々におすすめです。

カビ対策にいいって本当?

多湿列島ニッポンはまさに「カビの楽園」と言えます。特に食べ物を扱うキッチンをカビから守り、衛生的に保つことは、家族の健康を維持するために極めて重要です。

カビ発生リスクが高いキッチンまわり

高湿度と養分が豊富なことがカビ発生の条件。火や水、そして食材を扱うキッチンではどうしてもこの条件が揃ってしまいキッチンまわりからカビを完全に排除することはできません。

汚れに気付いたら、すぐに『拭き掃除』が大事

そもそも、醤油や味噌の麹菌などもカビの一種であり、野菜や果実にも必ずカビの胞子は付いています。だからこそ食材や調味料が飛び散ったときには、気付いた時点で拭き取っておくという日常的な掃除がとても大切です。

特に流し台の下はカビの発生が多い場所。昔からある開き扉式は調味料などを直接置くのでカビが発生しやすかったが、扉を開ければ被害を見つけやすい面もありました。今は引出し式が多いので収納部分だけ気を取られていて、その奥のキャビネットが見えにくく、いつの間にかカビが生えてしまう恐れがあります。キャビネット自体は食材が入り込みにくい場所ですが、万が一入ってしまった場合は気が付きにくく、掃除もしにくいので、いつの間にかカビが生えてしまう恐れがあります。掃除がしにくい場所では、どのような素材でキッチンが作られているかが大切になります。

比べたら、圧勝。“ステンレス VS 木材”

クリナップのキャビネットに使われているステンレスと木材で実験を実施してみました。

カビ胞子をステンレスと木材に滴下。4週間後、ステンレス製はカビ胞子が発芽しましたが、表面で止まった状況が観察され(写真1)、木材は発芽したカビ胞子が内部へ侵入している状況が観察されました(写真2)。
また、木材の方が発育が早くなる傾向が見られました。
これにより、ステンレスと比べて木材は試験菌液が染みこみやすく、菌糸が木材内部へ侵入しやすいことが示唆されました。

  • ステンレス(写真1)

    ステンレス(写真1)

    ステンレス製はカビ胞子(黒い点)が発芽しているが、表面で止まった状態で内部へは侵入していない状況が観察できる。(クリナップ株式会社調べ)

  • 木材(写真2)

    木材(写真2)

    木材では、カビが広がっており、発芽したカビ胞子が内部へ侵入している状況が観察された。(クリナップ株式会社調べ)

※試験結果/顕微鏡写真

さらに、この二つの板のカビをアルコールで拭き取り、4週間経過観察を行ったのもの(写真3)を比較すると木材からは内部に残っていたカビが再発生しましたが、ステンレスの表面からはカビが再発生しませんでした。カビが一度発生してもステンレスなら拭き取るだけでキレイにできていることがはっきりとわかります。

  • 写真3

    写真3

    表面を拭き取っただけでは、木材(右)からはカビが発生。

    ※カビの再発を促進するために、湿度と養分の高い特殊な環境で試験をしています。

●試験方法

JIS(日本産業規格)のJISZ2911カビ抵抗性試験準拠法で行い、ステンレスと木材に滴下したカビ胞子懸濁液から発芽・繁殖したカビの発育度合を比較

ステンレスキャビネットはカビが発育しにくいことが分かりましたが、万が一発育を発見しても金属なので拭き取ってしまえることも魅力的です。

ステンレスはどの部分に使われているの?

調理作業を行う「ワークトップ(天板、作業台、カウンターなどとも呼びます)」や、洗いものや片付けを行う「シンク」に使われていることは、イメージしやすいのではないでしょうか。

しかし、それだけではありません! クリナップのステンレスキッチンは、骨組みにもステンレスを使っているのです。

ステンレスキャビネットを標準装備

クリナップのキッチンシリーズ『CENTRO(セントロ)』と『STEDIA(ステディア)』は、キャビネット(キッチンの骨組みそのもの)にステンレスを標準装備。

構造、側面、底面にステンレスを使うことで、カビやにおい、サビもよせつけず、衛生的なキッチンを実現しています。

水アカがつくイメージがあるけど実際どうなの?

ステンレスワークトップやシンクなどに水アカ(カルキ)が残る理由は、表面に付着した水滴(水道水)が蒸発し、水道水に含まれる塩素、カルシウムやマグネシウムが残ってしまうから。

汚れを放置してしまうと、簡単に落ちるはずだった汚れも固く強固なものに変化してしまいます。一日の終わりの乾拭きを習慣にすることを心がけましょう。

最近は、水アカやキズがつきにくいコーティングや加工がされたワークトップやシンクも開発されています。クリナップはキッチンにつきやすい油汚れやキズを徹底的に研究しています。

汚れ落ちがアップ!「美コート」

キッチンシリーズ『CENTRO(セントロ)』と『STEDIA(ステディア)』では、親水性のセラミック系特殊コーティングを施した『美コート』をワークトップやシンクにラインナップ。

汚れの下に水が入り込み、汚れを浮かしてくれるので、水アカだけでなく油汚れなどの落ちにくい汚れも落とびしやすくなっています。

無機質なイメージがリビングのインテリアに調和しないのでは?

ステンレスは、その光沢・金属感から「クール」「スタイリッシュ」なインテリアコーディネートでないと合わない、というイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
もちろん、そのような雰囲気にはぴったり!ですが、木目扉とステンレスワークトップの組み合わせでステンレスをアクセントに効かせるも良し、木や漆喰などの自然素材との組み合わせや、アンティークな空間にもおすすめなのです。

実際のお客さまのリフォーム事例を見てみましょう。

自然素材とステンレスの組み合わせ(東京都Sさま/CENTRO)

温かみのある自然素材を使った床や壁に、ステンレス素材が映える組み合わせ。
ワークトップにはセラミックを採用され、それぞれの素材の雰囲気が書け合わさったほどよいメリハリが、居心地の良さにもつながっているようです。ステンレスキャビネットの安心感も、CENTROを選んだ理由のひとつだそう。

北欧風のインテリアにもマッチするステンレス(神奈川県Hさま/STEDIA)

ペンダントライトやキッチン扉の取手のブラック、アクセントクロスのブルーなど、ポイントで色味を効かせる組み合わせがおしゃれな事例です。
北欧を感じさせるインテリアや、木目の扉にもステンレスワークトップがマッチしています。インテリア性も機能性も妥協したくない方からも選ばれる素材です。

ステンレスは自分の暮らしに合っている?

ステンレスについてご紹介してきましたが、実際に自分に合ったワークトップやシンクの素材はどれなのか、最新のキッチンってどのように進化しているのか、少しでも気になった方は、ショールームで実物をチェックしてみませんか?

見て触って確認することで、きっと新しいキッチン空間のイメージが明確になるはず。ぜひ一度、ショールームへ足を運んでみてくださいね。

 

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