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【テイスト別】アメリカンスタイルなキッチンの作り方 point
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【テイスト別】アメリカンスタイルなキッチンの作り方

アメリカンスタイルと聞いて、みなさんはどんなイメージを思い浮かべますか? ヴィンテージ、ポップ、レトロ、田舎風など、多くのテイストが存在するのがアメリカンスタイルです。

この記事では、アメリカンスタイルを取り入れたキッチンについて、テイストの種類や、コーディネートのポイント、実例などについてご紹介します。ぜひ、個性が詰まった、自分らしいキッチン作りにお役立てください。

目次

※本記事に掲載している画像には、現在販売終了している商品や、当社以外の商品が含まれている場合があります。

アメリカンスタイルとは

さまざまな人種の方々が暮らすアメリカでは、インテリアのスタイルも多彩です。アメリカンスタイルにも色々なタイプがあり、一言で表すことはできません。

洋画に登場するハンバーガーショップやカフェで使われているような派手な色使いも、レンガやブラックカラーで構成された、ブルックリンを思わせるおしゃれなコーディネートも、手作りクッキーの香りが漂ってきそうな田舎風の雰囲気も、どれもアメリカンスタイルの一種です。

たくさんのテイストがあるからこそ面白い、アメリカンスタイルのインテリア。お好みのテイストをキッチンに取り入れることで、まるで映画の1シーンを切り取ったような空間を演出することができます。

代表的なアメリカンスタイルのキッチンテイストを紹介

先に触れたように、アメリカンスタイルには多くの種類があります。今回はそのうち、代表的な7つのタイプについて解説します。

テイスト①ヴィンテージ

深い色を使って重厚感を出したり、使い込んだ風合いの家具で古びた印象を出したりすると、ヴィンテージなテイストが表現できます。

椅子や照明などには、ブラックカラー&硬質な金属素材や、ユーズド感のある質感のものを選ぶと良いでしょう。キッチン、ダイニング、リビングが繋がっている場合は、皮製のソファを設置すると雰囲気がでます。

また、小物類で遊ぶ方法もあります。雑貨店やアンティークショップで、懐かしい車のフィギュアやポスター、ブリキの缶、古着のジーンズ素材や、アメリカ国旗デザインのクッションなどを集めるのも楽しいですよ。

テイスト②西海岸・カリフォルニア

アメリカ西海岸にある、カリフォルニア州をイメージしたテイストは、海や潮風、日光などを感じられる、清々しいコーディネートが理想です。

床や壁には明るいホワイトやクリーム系のカラーを、家具には木製のものを、クッションやラグ、その他のファブリックにはブルーカラーを取り入れてみましょう。

家具に使う木の色味は、明るすぎず、暗すぎない、赤みがかったミディアムカラーを選ぶと、レトロさが加わり、アメリカンテイストに近づきます。

テイスト③ブルックリン

昨今とても人気のブルックリン風インテリア。アメリカンスタイルといえばこのテイストをイメージする方も多いでしょう。

レンガやコンクリート打ちっぱなしの壁、スチールやアイアンなどの金属を使った無機質なアイテムで、少し古びた印象の、クールな空間を作ります。モノトーンのキッチンや、ブラックカラーの家具を加えると、一気に雰囲気がUPします。

質感も重要です。壁やキッチン本体など、面積の広い場所には、光沢のあるものよりはマットなもの、そして使用感のあるデザインを選ぶとGOODです。

テイスト④カントリー

じっくりコトコト時間をかけた煮込み料理や、オーブン料理、お菓子など、手の込んだメニューを作りたくなる、カントリーテイストのキッチン。

木を贅沢に使ったり、天然素材のインテリアグッズを散りばめたり、観葉植物を置いたりと、温かみを感じさせる要素を組み合わせます。真っ白ではない、優しい色合いのワークトップも、取り入れたいアイテムです。

テイスト⑤ダイナー

アメリカの食堂やダイナー、カフェ、ハンバーガーショップなどで使われている配色を取り入れると、まるで映画に出てくるお店のような空間に。

例えば、ホワイト、レッド、ターコイズブルーなどの組み合わせや、モノクロの格子模様が象徴的です。

とはいっても、自宅のキッチンで実現するのはハードルが高いと感じる方も多いはず。

そんな場合は、空間はホワイト系でまとめた上で、キッチン扉だけ、または家電にだけ、赤色を取り入れてみるのはいかがでしょうか。派手な色味でも、一部を赤色と決めてしまえば、実はコーディネートが楽になります。

家電製品も、黒、白の他に、赤がラインナップされている場合も多く、統一しやすいですよ。

テイスト⑥モダン

できる限り色数を抑え、すっきりとしたインテリアが特徴のモダンスタイル。アメリカンテイストを加えるなら、レトロなウッド調やダークカラーの家具を選ぶと良いでしょう。

LDK内の一部の壁にレンガや木を貼るのも、モダンなアメリカンスタイルを手に入れる近道です。

テイスト⑦ミッドセンチュリー

1940〜1960年ごろに流行したデザインの総称であるミッドセンチュリー。主な特徴として、当時としては珍しい曲線や、強化プラスチックなどの新素材を使って、大胆な要素が取り入れられたことが挙げられます。

この時期に活躍したデザイナー家具を設置するのも良いですが、なかなか手が出ないお値段のものも。

そんな時は、ポスターや、ラグ・マットから試してみては? 当時ブームになった、ポップなカラーを使った「現代アート」をひとつ置いてみるだけで、一気に雰囲気が出ること間違いなしです。

アメリカンスタイルのキッチンにするポイント

アメリカンスタイルについて、その特徴をお伝えしてきました。では、実際にどのようにすればアメリカンスタイルのキッチンを実現できるのでしょうか? 作り方のポイントを3つ、詳しく掘り下げていきます。

ポイント①カラー/配色から考えてみる

ビビッドカラーやネオン系のアイテムでPOPに

ダイナーやミッドセンチュリーのテイストで触れた、派手なカラー。ポップな雰囲気を出したいときに、キッチン扉、照明、家電、食器、お鍋などに、アクセントとして取り入れたい色味です。

その他の部分のコーディネートにまとまりがないと、ごちゃごちゃしてしまう場合もあるので、はじめから考えておくと◎。

おすすめのアメリカンスタイル:ダイナー/ミッドセンチュリー

モノトーンで都会的な空間に

洗練された印象のモノトーンのコーディネート。ニューヨークやサンフランシスコなどのビジネス街をイメージするなら、採用したい配色です。

白・黒のみに絞るとスタイリッシュなモダンテイストになりますが、一部に木を使うと、アメリカンなテイストがプラスされます。

おすすめのアメリカンスタイル:モダン

ブルー系のカラーで西海岸の爽やかさを

ブルーを使うと、爽やかな海辺の雰囲気が生まれます。キッチン扉や、壁、絵やファブリック、小物などで取り入れてみましょう。

おすすめのアメリカンスタイル:西海岸・カリフォルニア

ポイント②素材から考えてみる

ウッド・アイアン・レザーをMIXする

ミディアム&ダークカラーのウッド、アイアン(鉄)、レザーなどでインテリアを構成すると、アメリカンスタイルの世界観が表現できます。

おすすめのアメリカンスタイル:ヴィンテージ/ブルックリン

壁や腰壁にはタイルやレンガで無機質な雰囲気に

この記事で今までご紹介してきたコーディネートに、すでにたくさん登場しているレンガ。

レンガやタイルは、アメリカンスタイルに欠かせないと言っても過言ではありません。コーディネートに迷ったら、ぜひ壁や腰壁に取り入れてみてください。

おすすめのアメリカンスタイル:ヴィンテージ/ブルックリン/カントリー

プラスチック製のアイテムを取り入れる

プラスチック製グッズは、アメリカンなテイストにもってこいのアイテムです。

可愛らしい模様・カラーのものも多く、見ているだけでも気分が上がるカップや食器を並べて、楽しみましょう。

おすすめのアメリカンスタイル:ミッドセンチュリー

ポイント③アイテムから考えてみる

レトロ雑貨で揃えてみる

ホーローのコーヒーポットやミルクパン、銅製のお鍋などは、レトロな印象を醸します。引き出しに入れておかずに、吊り下げたり、ワークトップや腰壁に置いたりして、雰囲気を味わいましょう。

また、昔ながらのガラス食器にも、模様が型押しされたものや、懐かしさを感じる色合いのものがあります。眠っている食器があれば、試しに並べてみると、意外とマッチするかも?

おすすめのアメリカンスタイル:ダイナー/カントリー/ヴィンテージ

ゴミ箱にこだわる

ゴミ箱も、インテリアを考える際には重要なアイテムです。

ヴィンテージテイストを目指す場合は、ブラックカラーや金属製など、ハードな印象のものを。カントリーや西海岸テイストなら、ウッド調やホワイトカラーのものを。ダイナーテイストなら、プラスチック製のものがマッチします。

おすすめのアメリカンスタイル:アメリカンスタイル全般

ネイティブ柄のクッションやラグ

ネイティブアメリカン柄や、インディアン柄と呼ばれる模様や織りのクッションやラグを置くだけで、アメリカンな空間に早変わりします。

「細かくコーディネートを考えるのは苦手!」という方にも勧めたい方法です。キッチンマットや、リビングのインテリアに取り入れてみてください。

おすすめのアメリカンスタイル:ミッドセンチュリー/西海岸・カリフォルニア

アメリカンスタイルのキッチン実例紹介

ここからは、アメリカンスタイルでコーディネートされたキッチンの実例をご覧いただきます。

コーディネート実例①レンガやタイルでヴィンテージ風に

ブラックカラーのダイニングセット、ウッド調の天井に加えて、レンガやタイルがヴィンテージ風のアメリカンスタイルを演出するキッチン。

キッチン扉は、ダイニング側とキッチン側で別のデザインをセレクト。くつろいでいる時と、キッチン作業している時とで、別の表情が楽しめます。

・キッチンシリーズ:STEDIA(ステディア)

コーディネート②ブルックリンテイストで作る隠れ家キッチン

コンクリート壁や、レンガの腰壁が印象的な、ブルックリン風のキッチン。

照明や飾り棚、置かれた小物たちも、レトロな風合いで、雰囲気を引き立てています。隠れ家として、趣味の料理を楽しめそうなキッチン空間です。

・キッチンシリーズ:CENTRO(セントロ)

コーディネート③クラシカル&カントリー調のL型キッチン

窓から見える緑たちに癒されるL型キッチン。景色を眺めながら、穏やかに作業ができます。

レトロな風合いのある、ルサックヘリンボーンの木目扉とアンティーク風取手、柔らかな色味のワークトップ、ダークカラーの木製ダイニングが、クラシカルなカントリー調のアメリカンスタイルに仕上げています。

・キッチンシリーズ:STEDIA(ステディア)

個性あふれるアメリカンスタイルなキッチンを目指そう!

アメリカンスタイルのキッチンについて、詳しくお届けしてきました。お好みのテイストは見つかりましたか? アメリカンスタイルにも種類があり、想像していた雰囲気とは違うものもあったかもしれませんね。

自分に合ったアメリカンスタイルなキッチンがイメージできてきたら、そのテイストを叶えるキッチン扉やワークトップなどをチェックしに、ぜひ、ショールームへ足を運んでみてください。多数のデザインやカラー、素材のラインナップをご用意してお待ちしております。

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