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プロ直伝!シンクの水垢・ヌメリ対策。水まわりから始めるキッチン掃除のコツ ideas
10min
プロ直伝!シンクの水垢・ヌメリ対策。水まわりから始めるキッチン掃除のコツ

毎日の家事に忙しい方にとって、水まわりの掃除は大きな負担になりがちです。とくにキッチンの水まわりは、シンクの水垢や排水口のぬめり、レンジフードの油汚れなど、気づかないうちに汚れが蓄積してしまいます。しかし、水まわり掃除は「まとめてやる」よりも「ためない」ことが大切です。

今回は、数多くのお掃除セミナーを開催しているクリナップテクノサービスのお掃除のプロ・田村さんに、お手入れをラクにするコツを伺いました。シンク掃除を中心に、水まわりをキレイに保つためのポイントをご紹介します。

※ 各メーカーによって、使える洗剤・掃除道具が異なる場合があります。実際に掃除する際は、必ずメーカーの取扱い説明書の確認してください。
※ 本記事の情報は2026年6月時点の内容です。掲載している画像には、現在販売終了している商品や、当社以外の商品が含まれている場合があります。最新の商品情報はお近くのショールームやカタログにてご確認をお願いいたします。

監修:田村 陽希

監修:田村 陽希

キッチンやバスルームの取付・設置、クリーニングサービスやアフターメンテナンスに携わるクリナップテクノサービス株式会社に所属。
お掃除のプロとして、数多くのお掃除セミナーを開催している。

クリナップテクノサービスリフレッシュサービス

目次

お掃除グッズは「共通」で使えるものが便利!

お掃除する場所によって使用グッズが変わると、それだけで大変な気がしてしまうもの。毎日の簡単なお掃除には、基本的に「使い古しの歯ブラシ」「スポンジ」「マイクロファイバークロス」があれば、どこにでも活用できます。しっかりとお掃除したいときは、キッチンペーパーや重曹、クエン酸(お酢)などがあると便利です。お酢を使用する際は、砂糖・添加物の入っていないタイプを選びましょう。

シンク掃除がキッチン掃除の第一歩

キッチンの中でも、最も使用頻度が高いのがシンクです。
食材や手など、一日に何度も洗いものに使うため、水垢やぬめりが発生しやすい環境が整っています。その一方で、シンクをキレイに保つ習慣ができると、キッチン全体の清潔感も維持しやすくなります。まずはシンクや排水口など水まわりの掃除から始めることが、キッチン掃除をラクにする第一歩です。

毎日のシンクのお手入れ|家事の終わりに「拭く」だけ!

水まわりの掃除がとても大変だと感じてしまう原因は、汚れそのものではなく、汚れを長期間放置してしまうことにあります。1日分の汚れなら簡単に落とせるものでも、1週間、1か月、半年と時間が経つにつれて固着し、落としにくい頑固な汚れへと変わっていきます。
基本は、夕飯が終わった後などに、ササッと拭くだけでOK!
洗い物が終わった後にシンク全体を軽く流し、乾いたクロスで水分を拭き取る。このひと手間を習慣にするだけで、水垢やぬめりの発生を抑えやすくなり、日々の水まわり掃除をぐっとラクにすることができます。

シンクの白い汚れはなぜできる?

キッチンシンクを使っていると、シンクの底や蛇口まわりに白く曇ったような汚れが付着していることがあります。スポンジでこすってもなかなか落ちず、「掃除不足かな?」と思ってしまう方もいるかもしれません。しかし、この白い汚れは単なる汚れではなく、多くの場合「水垢」が原因です。

水垢は、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が蓄積してできる汚れです。シンクに残った水滴が蒸発すると、水だけがなくなり、ミネラル成分だけが表面に残ります。それが少しずつ積み重なることで、白く固まった水垢(カルキ汚れ)となって現れます。

また、水垢は放置するほど落としにくくなるのが特徴です。付き始めの段階であれば簡単に除去できますが、長期間蓄積すると通常のスポンジでは落ちにくくなり、クエン酸などを使ったお手入れが必要になる場合もあります。だからこそ、水垢は「落とす」よりも「ためない」ことが大切です。毎日の洗い物のあとに水滴を拭き取る習慣をつけるだけでも、シンクの美しさを長く保ちやすくなります。

水垢が発生しやすい場所は?

水垢はシンク全体に付着する可能性がありますが、特に水滴が残りやすい場所ほど発生しやすい傾向があります。
なかでも注意したいのが、以下の場所です。

・水栓の根元やシンクとワークトップの継ぎ目や隅部分
・排水口まわり
・水切りカゴの接地面
・スポンジラック周辺

こうした場所は水がたまりやすく、乾燥するまでに時間がかかるため、水道水に含まれるミネラル成分が残りやすくなります。とくに水栓の根元や継ぎ目や隅の部分は、水滴が飛び散りやすいうえに掃除が行き届きにくく、気付かないうちに白い汚れが蓄積しがちです。また、水切りカゴやスポンジラックの下は常に湿気がこもりやすく、水垢だけでなくぬめりの原因にもなります。

水垢を防ぐ簡単な掃除方法

前述したような水滴が残りやすい場所は、汚れが目立ってから掃除するのではなく、洗い物の後にサッと水分を拭き取ることが大切です。
とくにマイクロファイバーという素材を使用したクロスは吸水性がいいのが特長で、拭き跡が付きにくくキレイに拭き上げることができます。生活量販店や100均などでも購入できますので、ぜひ手に入れてほしいです。

水栓(蛇口)まわりや水切りカゴを外したときのつなぎ目などには、カルキ汚れが付きやすいので要注意です。流れとしてはまず乾拭きを行い、それでも残ってしまう汚れについてはメラミンスポンジでお手入れすると落ちやすくなります。

落としきれない頑固なカルキ汚れには、クエン酸やお酢を用いたお手入れがおすすめです。まずはキッチンペーバーを1cmほどの幅に折りたたんで、そこにクエン酸を含ませてから蛇口まわりに巻いて浸します。そのまま半日ほど時間を置きましょう。半日置いたらキッチンペーパーを外し、使い古しの歯ブラシなどで磨くとキレイになります。カルキは石のように固まってしまうため、まずは柔らかくすることが大事。使わないクレジットカードの角を使って削ぎ落とすのもいいアイデアです。

普段のお手入れではシンク全体だけでなく、「水が残りやすい場所」を意識して拭き上げることが、水垢予防のポイントです。毎日のちょっとした習慣が、頑固なカルキ汚れや水垢の発生を防ぎ、キレイなシンクを長く保つことにつながります。

排水口のぬめり対策には?

シンクの見た目がキレイでも、排水口にぬめりや臭いが発生していると、清潔なキッチンとはいえません。排水口のぬめりは、食べかすや油汚れ、洗剤の成分などが蓄積し、雑菌が繁殖することで発生します。

とくに、食器やフライパンに付着した油をそのまま流したり、ゴミ受けにたまった食材のカスを放置したりすると、ぬめりの原因になりやすくなります。また、ぬめりは嫌な臭いの発生にもつながるため、早めの対策が大切です。
日常のお手入れとしておすすめなのが、ゴミ受けを毎日空にすることです。たったこれだけでも雑菌の繁殖を抑えやすくなり、ぬめりや臭いの予防につながります。さらに、ゴミ受けや排水口まわりをスポンジや歯ブラシで軽く洗う習慣をつけると、より清潔な状態を保ちやすくなります。

シンクの拭き上げとあわせて排水口のお手入れも習慣化することで、水まわり全体を気持ちよく使うことができるでしょう。

「排水口を掃除する」から「汚れをためにくくする」へ

水まわり掃除をラクにするためには、汚れを落とすだけでなく、汚れをためにくい環境をつくることも大切です。
クリナップの「かってにクリントラップ」は、封水に溜まったぬめりや臭いの原因となる汚れた水を定期的に入れ替えることで、キレイをキープしやすくする機能です。
排水トラップ側面の噴射口から水を噴射し、うず状の水流を発生させることで、内部の汚れた水を効率よく流します。さらに、タイマー運転を設定すると約8時間ごとに、排水トラップ内の水を自動で入れ替えます。これにより雑菌が繁殖しにくい環境をつくり、ぬめりや嫌な臭いの発生を抑える効果が期待できます。

もちろん、ゴミ受けや排水口まわりの定期的なお手入れは必要ですが、こういった便利機能で汚れが蓄積しにくい状態を保ちやすくなるため、日々の掃除負担を軽減することにつながります。

月イチでやってほしい排水口のお手入れ

シンクのキャップを締めてから、お湯を2/3ほど溜め、食器洗い用の中性洗剤を一回し程度入れて泡を立てます。

水が溜まったらキャップを空けます。シンク内のお湯が排水口に流れることで、ニオイの原因となる汚れやヌメリなどを水圧と洗剤の力で一気に流すことができます。月イチくらいのペースで行うのがおすすめですが、ニオイが気になるタイミングで行うとより効果的です。

シンク内に残った泡をキレイに洗い流しながら、スポンジなどで一緒にお掃除してもいいですね。 そして最後に、しっかりと乾拭きをして完了です。

シンク掃除でやってはいけないこと

毎日使うシンクだからこそ、掃除方法にも注意が必要です。間違ったお手入れは、かえって汚れが付きやすくなる原因になることもあります。

例えば、頑固な汚れを落とそうとして金属たわしでこすることです。これは、ステンレスの表面に細かな傷が付くことがあり、傷の中に汚れが入り込んで、かえって汚れが落ちにくくなることもあるので注意しましょう。また、メラミンスポンジは水垢掃除に役立つ一方で、研磨作用があります。使用する際は強くこすりすぎず、目立たない場所で試してから使うと安心です。

クリナップのキッチンについては、下の動画で使用できる洗浄用具・洗剤の解説をしていますので、ぜひ見てみてください。

シンクの素材はおもにステンレスと人工大理石の2つがあります。それぞれの素材に合ったお手入れを心掛けるのがおすすめです。

これまで説明したように、毎日の「拭き掃除」と「月イチのお手入れ」で、シンクをキレイに保つことができます。
以降の章では、シンク以外の気になる部のお手入れ方法もご紹介しますね。

お料理後のコンロまわりのお手入れ方法

シンクと同じように、コンロまわりも使った後にサッと拭き上げるだけで日頃の調理による汚れをためることなく、”キレイ”が保てます。
料理を作り終えた後は、水拭きでコンロまわりの煮こぼれや油汚れをササっと拭き上げる時間を作ってみてください。

月イチでやってほしいコンロまわりのお手入れ

月イチでお掃除してほしいのは「五徳まわり」。使用後すぐは余熱が残っている状態なので、取り扱いには十分注意しましょう。

バーナーキャップと呼ばれる部品にはギザギザとした隙間があるため、煮こぼれなどで汚れが詰まってしまいがちです。汚れが詰まっていると、コンロの火がまばらになったり不完全燃焼になったりと大変危険ですので、月イチのペースで確認し、もし汚れが詰まっていれば竹串などで汚れを落としましょう。

お料理後のレンジフードのお手入れ方法

外側に装着しているアルミ素材の板が整流板です。傷がつきやすいので丁寧に扱いましょう。
毎日のお料理後には整流板に付着したホコリや油汚れを拭き上げましょう。毎日の作業としてはこれだけでOKです。落ちにくい頑固な汚れの蓄積を防ぐことができますよ。

月イチでやってほしいレンジフードまわりのお手入れ

月イチ程度のペースで、整流板とフィルターを取り外して歯ブラシと中性洗剤を使って洗いましょう。水を含ませたキッチンペーパーに中性洗剤をかけ、フィルターにペタっと貼ります。

表と裏の両面に貼って30~40分ほど置くと汚れが浮き上がってくるので、キッチンペーパーを外してから使い古しの歯ブラシで磨いていきましょう。歯ブラシは編み目に対して横方向にブラッシングするイメージです。表・裏面どちらも行うのがポイントです。
フィルターをキレイにすることで吸い込みがよくなり、油ハネもきちんと吸い込むようになるので、結果的にキッチンまわりをキレイに保つことができますよ。

まとめ

キッチン掃除をラクにするために大切なのは、汚れが蓄積してからまとめて掃除するのではなく、日々の小さなお手入れを習慣にすることです。まずは洗い物の後にシンクを拭き上げることから始めてみましょう。その小さな積み重ねが、毎日の家事をラクにし、キッチンを快適に保つことにつながります。
「毎日は大変」という方は、毎週〇曜日はシンク、〇曜日はコンロというように、曜日ごとにお手入れする日を決めるのもおすすめです。

ここまでご紹介したように、キッチンの汚れは日々のお手入れによって予防しやすくなります。しかし、長年蓄積したシンクの水垢やレンジフード内部の油汚れなどは、自分で掃除してもなかなか落としきれないことがあります。また、「忙しくて掃除の時間が取れない」、「高い場所の掃除が大変」という方もいるでしょう。
そんなときは、プロによるキッチンクリーニングサービスを利用するのもひとつの方法です。
クリナップでは、クリナップ製キッチンを対象としたクリーニングサービスをご用意しています。シンクや水栓、レンジフードなど、ご家庭では落としにくい汚れを専門スタッフが丁寧にクリーニングします。
「毎日のお手入れでは限界を感じる」「キッチンを購入時のような状態に近づけたい」という方は、ぜひチェックしてみてください。

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