ショールームを
探す/予約する
いつかキッチンを選ぶ日に。
with CLEANUP
買う前に確認!キッチンに置く椅子の選び方と注意点を解説 ideas
10min
買う前に確認!キッチンに置く椅子の選び方と注意点を解説

キッチンに椅子を置きたいけれど、「どんな椅子を選べばいいの?」と迷っていませんか。キッチンは調理スペースとしての機能が求められるため、リビングやダイニングとは選び方のポイントが異なります。

この記事では、キッチンに置く椅子の選び方を「収納場所」「サイズ」「高さ」「目的」「素材」の5つの視点から解説します。選ぶ際に押さえておきたいチェックポイントや、座ったまま調理ができるキッチン「HIROMA」もあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

キッチンで椅子を使うメリットとは

疲れにくい

基本的には立ちっぱなしで作業を行うキッチン。少し休憩をするとき以外でも、体調が万全でないときや膝・腰が痛むときなどは少し腰を下ろすことで体への負担を減らせます。

くつろいで作業ができる

長時間煮炊きをする際や生地を寝かせている間など、作業の合間に腰かけてリラックスできるのも大きなメリットです。コーヒーを飲んだり、レシピ本を確認したりとのんびり作業を進められます。

キッチンの椅子を選ぶ際のポイントと注意点

では、どのような椅子を選ぶと良いのか。キッチンはあくまで「調理を行う場所」なので、作業の邪魔になるものや安全性に支障があるものは避けなければいけません。ここからは、キッチンの椅子を選ぶ際に押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。

1)椅子の収納スペースを考える

キッチンの椅子選びで最初に考えたいのが、使わないときの収納場所です。キッチンは冷蔵庫やカップボード、ゴミ箱など多くのものが置かれ、作業のために移動することも多い空間。椅子を常に出しっぱなしにすると通路を塞いでしまうケースも少なくありません。

収納場所を確保するためには、キッチンや背面収納収納できるか」「折りたたんで立てかけるすき間があるか」といった点をチェックし椅子を購入する前に、収納できるスペースの幅・奥行を測っておきましょう。

2)スペースに合わせて椅子のサイズを考える

椅子に座って調理しているときに、家族が冷蔵庫へ飲み物を取りに来ることもあります。キッチンスペースに対して椅子が大きすぎると、こうした動線を妨げてしまい、作業がしづらくなります。

人が正面を向いて通るには幅60cm程度が必要とされます。椅子に座った状態でどのように後ろを通るのかを意識して、サイズを検討しましょう。

3)作業しやすい高さを知る

椅子の高さも作業性を考える上で大切なポイントです。低すぎるとワークトップ(天板)の上が見づらくなりますし、置いてある食材や食器に袖などを引っ掛けてしまう恐れもあります。

座面高の目安は「ワークトップ(天板)高さから、身長×0.17を引いた寸法」です。煮炊き作業など座ったままで行いたい場合は、五徳の寸法3cmほどをプラスして計算しておきましょう。

例)身長160cm、ワークトップ(天板)高さ85cmの方の場合
85cm −(160cm × 0.17)= 57.8cm
→座面高58cm〜61cmの椅子がおすすめ

出典:公益社団法人インテリア産業協会『〔改訂二版〕キッチンスペシャリストハンドブック』 

ただし、多くのシステムキッチンは、ワークトップの高さが80㎝~90㎝程のため、椅子に座ると足がしっかり地面につかなかったり、膝が作業スペースの下に入らず不安定な姿勢になりやすいです。 包丁を使う作業や重い鍋を持ち上げる動作は、座ったままでは力が入りにくく思わぬ事故につながる可能性があるため避けましょう。椅子はあくまで「手元作業」や「休憩」に活用するのがおすすめです。

なお、身長に合ったワークトップの高さ選びについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。

作業内容ごとに適した高さをチェック

キッチンで椅子を使う場合、作業しやすい高さは「どこで・何をするか」によって異なります。先ほどご紹介した座面高の目安「ワークトップ(天板)高さ −(身長 × 0.17)」を基準にしながら、作業内容に応じて微調整するのがポイントです。場所と作業ごとに、以下の点を参考にしてください。

・洗い物など(シンク前)

座ったときにシンクの底面が膝や太ももにも当たらない高さを確認しましょう。窮屈にならず、無理のない姿勢で作業できることが重要です。

下ごしらえ、加工など(作業台前)

作業内容によってはボウルなどの高さが加わるため、やや高めの座面の方が肩が上がりにくく作業しやすくなります。

加熱など(コンロ前)

五徳の高さだけでなく、使用するお鍋の深さによっても作業のしやすさが変わります。また、お鍋の中を確認しやすく、コンロなどに服が当たらない高さを確認してください。

・軽食・デスク作業(カウンター前)

天板の高さと座面の高さの差(差尺)が25〜30cmに収まるよう検討するのが目安です。カウンターが高く足が床につかない場合は、足かけ(フットレスト)付きの椅子を選ぶと安定した姿勢を保てます。

クッションの沈み込みも考慮しよう

クッション付きの椅子を選ぶ場合、座ったときの沈み込みによって実際の座面高が変わる点に注意が必要です。カタログ上の座面高は「座る前の状態」で計測されていることがほとんど。クッションが厚いタイプは、実際に座ると2〜3cm程度沈み込む場合があります。

購入前にショールームや店舗で実際に座って確認するのが一番確実です。通販で購入する場合は、クッションの素材(ウレタン・低反発など)と厚みをチェックしておくと、想定との差を減らせます。

4)目的に応じた椅子を選ぶ

キッチンで椅子を使うシーンは人によってさまざまです。「長時間座りたいのか」「サッと腰かけたいだけなのか」など、使い方に合った椅子を選ぶことで満足度が大きく変わります。

疲れにくさを重視して選ぶ

座面や背もたれがクッション素材でやわらかいタイプを選ぶと、長時間座っても体が痛くなりにくいです。背もたれ付きのチェアは腰掛けたときにやさしく体を受け止めてくれるので、煮込み料理の待ち時間などを快適に過ごせます。ただしクッション部分が布素材だと調味料・油はねなどの汚れが取りづらい場合も。お手入れのしやすさも忘れずに確認しましょう。

コンパクトさを重視して選ぶ

キッチンスペースにあまり余裕がない場合は、背もたれのないスツールタイプや折りたためるタイプがおすすめです。座面の直径が30cm前後のものなら場所を取りにくいですが、脚が大きく広がっているデザインだと座面以上のスペースが必要になるため注意が必要です。

折りたたみ式の場合は、何気なく立てかけるだけでは収納扉が開けづらくなったり、ふとした拍子に倒れたりする可能性があるため、収納場所も事前に考えておきましょう。

移動のしやすさを重視して選ぶ

横移動がメインになるI型キッチンには、キャスター付きのタイプがおすすめです。腰かけたままスムーズに移動できるため、シンクからコンロへの動きもラクに行えます。キャスター付きを使う場合は、床材やキッチンマットとの相性にも注意しましょう。

フローリングではへこみやキズが付くことがあり、キッチンマットの上ではキャスターが引っかかったり滑りにくくなる場合があります。ロック付きのキャスターなら、座っているときに動いてしまう心配も減らせますが、包丁を使う作業などは避けましょう。

兼用のしやすさを重視して選ぶ

キッチン専用の椅子を買うのはもったいない、という方は「他の用途にも使える椅子」を検討してみてください。たとえば、ステップチェア(踏み台兼用) なら吊戸棚の上段や高い場所の収納にも使えて一石二鳥です。

空間との統一感を重視して選ぶ

キッチンカウンターで使椅子を選ぶなら、デザイン性にこだわるのがポイントです。リビングダイニングのインテリアテイストに合わせてカラーや素材を選ぶと、カウンターまわりに統一感が生まれます。

5)素材の特性を考慮する

キッチンは水や油がはねやすい場所。椅子の素材によってお手入れのしやすさや耐久性が異なります。ここでは代表的な素材の特長をまとめました。

温かみのある「木製」

木製の椅子はナチュラルな風合いが魅力で、温かみのある空間にこだわりたい方におすすめです。無垢材なら経年変化で味わいが増し、長く使うほど愛着が湧くでしょう。重量感があるため安定性が高い点もメリットです。

一方、水など濡れたまま放置するとシミやカビの原因になるため、こまめにお手入れすることが大切です。

汚れに強くお手入れが楽な「金属製」「樹脂製」

ステンレスやアルミなどの金属製、プラスチックやポリプロピレンなどの樹脂製は、汚れが付いてもサッと拭き取れるのが最大の強み。調味料や油はねが気になるキッチンでも、お手入れがしやすいです

樹脂製は軽量で持ち運びやすく、金属製は頑丈です。いずれも水に強い素材なので、キッチンの使用環境に適しています。

座り心地の良い「布製・レザー(革)製」

座面にファブリックやレザーを使った椅子は、クッション性が高く長時間座っても疲れにくいのが特長です。見た目にも高級感があり、キッチンの雰囲気をワンランク上げてくれます。

ただしキッチンで使う場合は、お手入れのしやすさも忘れずにチェックしてください。布製はカバーリングタイプ(カバーを取り外して洗えるタイプ)を選ぶと衛生的に使えます。合成皮革(PUレザー)なら水拭きが可能で、本革よりも価格が抑えられる点もメリットです。

使用時のトラブルを避けるためのポイント

キッチンは水や油で床が滑りやすく、調理器具や熱い鍋が近くにある場所です。思わぬトラブルを避けるためにも、椅子を選ぶ段階からチェックしておきたいポイントがあります。

1. 安定性のある椅子を選ぶ

キッチンで使う椅子は、脚がぐらつかず安定感のあるもの(4本脚で接地面がしっかりしたタイプなど)を選びましょう。

キッチンの床は調理中に水や油がはねて滑りやすくなるため、椅子の脚裏にすべり止めが付いているかを必ず確認してください。キッチンマットを敷いている場合は、マットとの相性(引っかかり・段差)もチェックポイントです。

2. 使用時の転倒などのリスクを減らす

座面が回転するタイプは便利ですが、立ち上がる際にバランスを崩しやすいケースもあるため、回転ロック機能が付いているか確認しましょう

また、油はねなどがあった際にすぐに立ち上がって避けられることも重要です。特にコンロ前で使用する場合は、アームレスト(肘掛け)がないタイプの方がすぐに立ちあがりやすいです。

3. 定期的にメンテナンスする(ネジのゆるみチェックなど)

どんなに丈夫な椅子でも、使い続けるうちにネジがゆるんだり、脚のキャップがすり減ったりします。定期的にネジの増し締めと脚裏の状態を確認しましょう。

木製椅子は接合部のゆるみ、金属製はサビの有無、プラスチック製はひび割れがないかをそれぞれチェックするのがポイントです。異音やがたつきを感じたら早めに対処することで、事故を未然に防げます。

座って調理できるキッチン「HIROMA」もおすすめ

キッチンに合わせて椅子を選ぶのではなく、座って調理ができるキッチンを選ぶという考え方もあります。キッチンとダイニングテーブルが一体化したコンパクトキッチン「HIROMA」のロータイプは、ワークトップ(天板)もダイニングテーブルと同じ高さ(71.3cm)になり、また足元がオープンなため、椅子に座ったまま調理しやすいデザインです

長時間の煮込み料理なども近くで見守りながら、仕事や読書など別の作業を行うこともできます。座りながらゆったりと料理をしたい方、調理以外でもキッチンで過ごすことが多い方におすすめです。

座って調理する感覚は、実際に体感してみるのが一番です。クリナップのショールームでは、HIROMAの展示品に座って、実際の動きをシミュレーションしていただけます。

※HIROMAを展示していないショールームもございます。また、ショールームによって展示しているHIROMAのタイプ(高さや仕様)が異なりますので、ご予約の際にご確認ください。

キッチンの椅子についてよくある質問

Q1. 立ち仕事と座り仕事をスムーズに切り替えるコツは?

ポイントは「椅子の収納場所を作業場の近くに決めておくこと」です。立つ・座るの切り替えが自然にでき、立った時にも邪魔になりません。

Q2. オンラインで購入するときに気をつけることはありますか?

まず座面の高さ・幅・奥行のサイズを必ず確認してください。特にキッチン用の椅子は、ワークトップとの高さの相性が重要です。商品ページの寸法と自宅のキッチンの寸法を照らし合わせましょう。

また、実物を見られない分、素材の質感やお手入れ方法はレビューや口コミで確認するのがおすすめです。返品・交換ポリシーもあわせて確認しておくと安心です。

まとめ:キッチンの椅子選びは「使い方」と「設置環境」がカギ

「キッチンでの過ごし方」の幅を広げてくれる椅子。今回は調理を行う上での作業性・設置環境を意識した椅子の選び方をご紹介しました。

・収納場所を先に決めてから椅子を選ぶ
・座面の高さはワークトップに合わせて算出する
・目的に応じたタイプを選ぶ
・素材はお手入れのしやすさを基準にする
設置環境のチェック(安定性・すべり止め・定期メンテナンス)を忘れずに

ショールームでは記事でご紹介した「HIROMA」以外にも、椅子に腰掛けた状態でも作業しやすいニースペースを設けたオープンタイプのキャビネットなどもご確認いただけます。どんなキッチン時間を過ごしたいかなど、ショールームでイメージを膨らませてみてくださいね。キッチン選びでお悩みの方は、ぜひクリナップのショールームで実際の製品をお確かめください。

※ご覧いただけるタイプ・サイズ・カラーコーディネートはショールームによって異なります。詳しくは展示検索システムをご確認ください。

こちらもおすすめ

クリナップのキッチン

クリナップが、あなたの人生にぴったりのキッチンを探すお手伝い。
「システムキッチン」の生みの親として、キッチンメーカーとして、こだわり抜いたキッチンをご紹介します。

あなたにピッタリのキッチンを、ショールームで見つけよう

気になる機能は、実物で体験!キッチン選びを次のステップへ。

商品の使い心地や、写真ではお伝えし切れない表情、質感をご体感いただけます。また、専属のアドバイザーが丁寧にヒアリングし、理想を叶えるお手伝いをいたします。

TAG LIST