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家づくりのプロが見つけた、家事動線から導くキッチン設計 case
4min
家づくりのプロが見つけた、家事動線から導くキッチン設計

早川さま(新潟県)

STEDIA/I型/戸建て

夫婦で意見を出し合った、妥協ゼロの家づくり

新潟の地で長年にわたって住まいづくりを手がけてきた、株式会社早建の一級建築士・早川さま。ご自身の家づくりで最初に考えたのは、“プロの視点”と“家族の暮らし”をどう両立させるかという点でした。

「友人や親族が自然と集まる家にしたいと考え、まず重視したのはリビングの開放感です。また、暮らしやすい住まいという視点では、キッチンを含めた家全体の“家事動線”について徹底的に考え抜きました」

奥さまが希望したのは、広いリビングと十分な収納。高校生から小学生まで、3人のお子さまの荷物が日々増え続けるなか、家全体の動線と収納を無理なく保てる計画が欠かせませんでした。

リビングには大小の収納を点在させ、キッチンまわりにも収納を多く設けています。さらにお風呂の脱衣室奥にはファミリークローゼットを配置するなど、「片づけが自然にできる空間」を家中に散りばめています。

「家づくりを進める上では、外壁の色から梁の色といった細部に至るまで、とにかく意見をぶつけ合いました」と笑い合う早川さまご夫婦。話し合いを重ねることで、家のイメージが徐々にまとまりはじめました。

「建築士の仕事は、お客様が理想とする住まいの希望を細やかに話していただくことから始まります。その内容に応えながら、さらに想像を上回るような提案をしたい。そういう意味では、自分の家づくりもやり方は変わりませんでしたね」

その言葉には、家づくりのプロとしての矜持と、家族への温かな思いが伝わってきます。

奥さまの希望を詰め込んだ、理想のキッチン

木の温もりに包まれた家の中心で存在感を放つ、スエードチャコールを基調としたスタイリッシュなキッチン。家の外観を黒でまとめた流れから、キッチンのカラーもブラックで統一しました。

当初はウッド調のキッチンを検討していた奥さまですが、「ショールームで見たら“黒ってこんなに素敵なんだ”と思えて。やっぱり実物を見ると違いますね」と、展示されていたスエードチャコールのSTEDIAとの出逢いを振り返ります。

  • 今回のキッチンを担当させていただいた、クリナップ新潟営業所の伊藤。「チャコールなどのモノトーンカラーは、汚れが目立ちにくいという実用性の高さも兼ね備えていて、近年とても人気ですね」

「キッチンは、メインで使う妻の希望を叶えるかたちで設計しました。専門性が高く、水まわりにも強いメーカーなので、クリナップの商品は安心して使えますし、お客さまにも勧めやすいですね」と早川さま。プロとしての信頼感も、STEDIA採用の大きな理由でした。

ワークトップには扱いやすいステンレスをセレクト。手入れのしやすさが気に入っているそうです。一方、水栓は「シルバーではなく、エフィーネのマットブラックを選び、見た目に統一感を持たせました」と、細部へのこだわりも光ります。

奥さまが新しいキッチンで最も気に入っているのが、ミーレ社製のフロントオープン食器洗い乾燥機。これまで食洗機を使ってこなかった奥さまですが、「ミーレの魅力には抗えなかったですね(笑)」と、念願の導入に大満足のようです。

洗い終わった食器や鍋を、食洗機から収納まで一直線で片づけられる配置も、使い勝手のよさにつながっています。「動かずにサッとしまえるのが理想。この距離感が絶妙なんです」と語る奥さまからは、ショールームでの検討時間の濃さが伺えます。

こうして完成したお気に入りのキッチン。家電も黒をベースに揃えたことで、空間全体に統一感と落ち着いた雰囲気が生まれています。

建築士だからこそ徹底した“動線と収納”

「玄関から食材を持って、そのままキッチンへ入れる動線をつくりたかった」と早川さま。玄関・リビング・ダイニングからのアクセスを意識し、キッチンに玄関側とリビング側の2方向から出入りできるようにしたことで、家全体の回遊性を高めた点も、建築士ならではの視点です。

背面収納に設けたロングタイプの吊戸棚やキッチン脇の収納スペースなど「とにかく収納量を増やしたい」という希望も実現。高さ900mmの吊戸棚は収納力抜群で、普段は使わない季節家電をしまっておくスペースとしても重宝しています。

炊飯器の蒸気逃げを考慮した収納棚には、「ゴミの分別が多い今、意外と忘れがちだけど重要なゴミ箱スペースもしっかり確保しました」と早川さま。奥さまの細やかな要望とご主人の専門的な配慮が重なり、使いやすさに満ちたキッチンになっています。

前後に動くスライド台を設け、炊飯器や電気ポットの使用時には前面に引き出すことで、蒸気を逃がせる収納棚。

“広いキッチン”が家族の時間を変えた

以前のキッチンは、スペースも作業台も狭く、料理が思うようにできなかったそうです。新しい住まいでは高校生の長男が夜食にパスタを茹でたり、中学生の次女がプリンづくりを楽しんだりと、奥さま以外の家族も使いやすさを感じています。

住まいが完成してからは、ママ友や子どもたちの友人なども気軽に訪れるようになりました。奥さまは「やっと人を呼べる家になりました。せっかくだから、まだやっていない新築祝いも開きたいですね」と、暮らしの楽しみも広がっています。

「キッチンがよくなると、料理までおいしそうに見えるんですよね。夕食もこれまで以上に豪華になるんじゃないかと、密かに期待しています(笑)」と早川さま。家族の食卓はますます賑やかになりそうです。

家づくりで最も大事なことは、家族が“どう暮らしたいか”を言葉にすること。「それが設計のスタート地点になり、そのうえで、動線や収納、ショールームでの実物確認を重視することが、後悔の少ない家づくりにつながります」

家づくりのプロとして、ひとりの生活者として。その両方の目線でつくられた、自分たちらしい暮らしのかたち。これからも、このキッチンを中心に、家族の時間がやさしく積み重なっていきます。

物件情報

早川さま(新潟県)

早川さま(新潟県)早川さま(新潟県)

早川さま(新潟県)

商品名:STEDIA

収納:吊戸棚なし

キッチンサイズ:間口255cm/奥行65cm /高さ90cm

採用機器:フラットスリムレンジフード、スタイリッシュ水栓エフィーネ(シャワーホースタイプ)、2口IH+ラジエントヒーター 食器洗い乾燥機(ミーレ社製)

家族構成:ご主人、奥さま、長男、次女、三女

レイアウト: I型

扉:スエードチャコール

取手:ロングバーブラック

ワークトップ:ステンレス/ドット柄コイニング加工

シンク:SAシンク(流レールシンク)

早川直人(はやかわ・なおと)

早川直人(はやかわ・なおと)

株式会社早建 取締役。一級建築士、宅地建物取引主任者。新潟市を拠点に、県内外の本格和風住宅から洋風住宅、大規模リフォームまで幅広く手掛ける。高い技術力を活かし、寺社や幼稚園などの建設にも従事。

Instagram @hayakentsushin

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