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キッチン収納、基本の「き」。すぐに使えるアイデアから収納術までご紹介! ideas
7min
キッチン収納、基本の「き」。すぐに使えるアイデアから収納術までご紹介!

あなたはご自宅の収納、上手にできていますか?
近年、お片づけ本がベストセラーとなり、ミニマリストという言葉が流行している日本。

「ものが多くて困っている」
「収納上手になりたい!」
「散らかっている部屋での生活はもううんざり」
そのように感じている方も多いのではないでしょうか。

収納がうまくいかないのは、収納の『基本』を知らないからかもしれません。

収納とは、単に「モノを仕舞う」ということではないのです。
今回は収納の基本・片付け術と、片付かない場所で常に上位に入ってくるキッチン収納方法についてご紹介します。

目次

整理収納の秘訣を動画で見る

収納の基本

収納の基本については、暮らしStyle代表で住宅収納スペシャリスト、整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト・プロの大熊千賀先生にお話を伺いました。
(要点はこのページにまとめましたが、詳細を知りたい方は関連記事のリンクから詳細ページもご覧ください。)

「収納」と「片付け」は異なるもの

そもそも片付かない理由は下記の二点であると言います。

・モノが多い、置きっぱなしや出しっぱなしにしてしまうなどの理由。これは人の意識改革で解決できる

・暮らしにあった収納ができていない。収納場所と収納スペースの有り方の問題

片付かない理由が明らかになれば、その対処ができるようになり、お部屋の片付けが進みます。
そして多くの方が混同してしまいがちな「整理」「収納」「片付け」の言葉の意味は下記のようになっています。

・整理:不要なモノを取り除き、必要なモノを分類すること

・収納:必要なモノを使いやすくするために、指定席を決めること

・片付け:使ったモノを指定席(収納場所)に戻すこと

整理し、収納する。使ったものは収納場所に片付ける。片付けを習慣化して綺麗な部屋をキープしましょう。

片付けやすい仕組みとは?

収納には、5つのポイントがあり、それについても大熊先生に解説していただいています。
適材適所の収納をすることで、より片付けやすい仕組みづくりができるとのことです。

収納5つのポイント

1. ライフスタイルに合わせたモノの適正量を決めよう

2. 使いやすい動線・取り出しやすい動作を意識して収納場所を決めよう

3. 使用頻度に合わせて収納場所を決めよう

4. グルーピングして収納しよう

5. 定位置管理をしよう

収納・片付け術 実践編

収納・片づけの考え方

目的に合わせて場所を決め、そのゾーンに必要なモノの配置を考えるゾーニングという考え方があります。これが出来るようになると、ストレスを感じることなく片付けが習慣化されるようになります。

また、「使う場所の近くに収納する」収納の鉄則を頭に入れておけば、収納・片付けが苦手な人でも片付けの習慣を身につけることができます。

適正量の決め方

適正量の決め方は2種類あります。
一つは収納スペースに合わせたモノの量の決め方で、もう一つは使う数に合わせて決めるモノの量の決め方です。
考え方はどちらでもいいので、モノの量を決めておきましょう。そうすることで、モノが増えにくくなります。そして同じようなモノを購入するときに「考えてから買う」「買ったら処分する」ということを習慣付けることができるのです。

1軍、2軍、3軍に分ける

日常の使いやすさを考えて、1軍、2軍、3軍に分けましょう。分け方の考え方はこのようになっています。

・1軍:毎日のように良く使っているモノ
・2軍:たまに使う・出番が少ないモノ
・3軍:出番がほぼないが使うモノ

収納と間取りの使い方

理想の暮らしを叶えるために、間取りの使い方を考える必要があります。部屋をどのように使うのか、それが決まったら夫婦・家族がより快適に過ごすための「理想の暮らしに必要なモノ選び」も大切です。

誰がみてもわかる収納

何がどこにあるか分かるように、モノの指定席を決めておきます。自分たちが持つモノの量を考え、使用頻度や動作動線にかなった収納を考えましょう。

応用編:キッチン収納

調理器具や食器類、調味料、シンク周りのお掃除道具など、キッチンはどうしてもモノが多くなってしまいがちです。スッキリと使いやすいキッチンにするためのキッチン収納術をご紹介しましょう。

捨てるではなく分ける

キッチン収納に限らず、使っているモノに対して思い入れがあってなかなか捨てられない、という方も多いでしょう。そんな時は、「捨てる」ではなく、持っているモノを「分ける」と考えて整理をしてみてはいかがでしょうか。そうすることで、片付けが進みやすくなります。

どのように分けるかというと、この一年で使ったかどうかを考え、使っていなかったり、使用頻度が低かった場合はキープ期間を設けた上で処分を検討したりする、といった具合です。

また、この分ける作業はなるべく一気に行うようにすると良いでしょう。一度収納してあるものを全て出してから「使っているモノ」と「使っていないモノ」に分けていくのが効率的です。

整理収納の流れは、下記のように行なっていきます。

・STEP1:収納物をすべて出す

・STEP2:出したモノを分ける

・STEP3:きれいにしまう

見た目も楽しく、おしゃれな収納

おしゃれで素敵なキッチン周りにすることで、キッチンライフがより快適に楽しくなります。お気に入りの空間にするために、一工夫したおしゃれなキッチン収納にチャレンジしてみませんか。

1. お気に入りを飾る

視界に入る場所に、お気に入りのグッズや自分好みのアイテムを置いてみましょう。機能的で可愛いキッチングッズがあれば、それを置いてみるのも良いかもしれません。

2. 色のトーンを揃える

引き出しや扉を開けた時、色のトーンが揃っていると見た目がスッキリします。それだけで気持ちが上がるはずです。統一感を生むアイテムを揃えてみましょう。

収納事例

ここではクリナップSTEDIAの収納事例をご紹介しています。大きな引き出しにたくさん収納ができるクリナップSTEDIAは使い勝手がよく、工夫された収納方法と合わせると快適なキッチンとなるでしょう。

1. 【コンロ下】手前20cmを活用して調理をスムーズに

引き出し手前にセットする「ツールポケット」を効率よく使っているケースが多いです。使用頻度が最も高いフライパンを収納しているご家庭がほとんど。家庭動線を考えた収納になっています。

2. 【シンク下】ツールと掃除道具の収納がポイント

シンク下でも「ツールポケット」が大活躍。水回りの掃除用品やお鍋などの水を入れて使う調理器具などを収納しています。

3. 【キッチンツール・調味料】ケースを上手に活用

大小様々なサイズのキッチンツールは、サイズや用途別にケースに分けて引き出しに仕舞うのがおすすめです。100円均一でも様々なサイズのものが手に入るので、使ってみると良いでしょう。
また、調味料や乾物類は、ケースを揃えて引き出しや吊戸棚に仕舞うと良いでしょう。高いところにしまう場合は取っ手付きのストッカーを使うと便利です。

4. 【食品ストック】種類ごとに分けて管理

ケースを使って、種類ごとに分類します。ぱっと見で在庫管理ができるので、把握もスムーズです。ストック用品の収納スペースを確保しておけば、キッチン周りがごちゃつくこともないのでおすすめです。

終わりに

お家の収納が上手にできると、気持ちよく日々過ごすことができますよね。
今回ご紹介したご家庭での収納術、キッチン収納法でより快適な生活を手に入れる準備を始めてみませんか。

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