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窓やリビングからの人目対策に!キッチンの場所別の目隠しカーテンの選び方 point
8min
窓やリビングからの人目対策に!キッチンの場所別の目隠しカーテンの選び方

キッチンは窓からの日差しに加えて、リビングからの目線が気になることも多いと思います。そんなときはカーテンの利用がおすすめですが、さまざまなメリットがある反面、注意するべき点もあります。今回は、キッチンの窓や周辺の目隠ししたい箇所につけるカーテン選びのポイントをご紹介します。

目次

キッチンの窓にカーテンをつけた方がいいの?

キッチンに大きな窓があると明るく開放的な空間になります。ただ、道路に面した窓は外からの視線が気になり、西向きだと日差しがキツすぎることもありますよね。今回はキッチンの窓にカーテンをつけるメリットとデメリットをご紹介していくので、カーテンを付けるか迷っている方は是非参考にしてくださいね!

キッチンの窓にカーテンをつけるメリット

キッチンの窓にカーテンをつけると、外からの目隠しになります。特に道路に面したキッチンの窓におすすめです。また、気温調整も可能で、遮光カーテンなら日差しを遮れます。さらに、カーテンの色柄でキッチンをおしゃれにコーディネートできるメリットもありますよ。

キッチンの窓にカーテンをつけるデメリット

キッチンの窓にカーテンをつけると、位置によっては油で汚れることがあります。また、キッチンが暗くなったり埃が発生しやすくなったりする点がデメリットといえます。さらに、コンロ横に設置すると燃えて危ないこともあるので、カーテンの素材やサイズに注意して選びましょう。

窓ガラスの素材や窓の位置にも注目して検討しよう

カーテンが必要かどうかは、窓の素材や位置や家の周りの環境によります。すりガラスなどの窓は外から見えず、光だけが入ってきます。また、天井に近い位置の窓や2階キッチンの外から見えない窓だと、そもそもカーテンをつける必要がない場合もあります。

POINT!

カーテンの要不要はどうやって判断する?
キッチンの窓にカーテンをつけるかどうかは、メリット・デメリットを比較してメリットが大きいと感じるならつけましょう。また、窓のタイプ次第で不要な場合もあります。むやみに取り付けると光を遮り、お手入れが面倒になることもありますので、カーテンありとカーテンなしの両方の選択肢を視野に入れて検討しましょう。

窓の場所別!オススメのカーテンの素材とデザインとは

キッチンの窓にカーテンをつける場合、どのようなカーテンが合うのでしょうか。ここでは、コンロの横やシンクの前など、取り付ける窓の場所別にオススメのカーテンをご紹介します。

①キッチンの全ての場所に共通するカーテン素材

どの位置にカーテンを設置する場合でも、防炎素材であることがマストです。キッチンでは火を使うため、引火すると危ないですよね。シンク前の窓や収納棚の横の窓など、コンロ横の窓以外でもいざというときに備えて防炎素材のカーテンを選びましょう。

汚れに強い&お手入れが楽なカーテンを選ぶことも大切

防炎素材に加えて、汚れに強くてお手入れしやすい素材であることも必要です。コンロから遠い場所の窓であっても、油や水は意外と飛びます。拭き取るだけで簡単に汚れを落とせるカーテンや、洗えるウォッシャブルタイプのカーテンを選びましょう。

②キッチンの作業スペースやシンク近くのカーテンは?

作業スペースやシンク近くには、一般的なドレープカーテンまたはブラインドがおすすめです。どちらも開閉しやすいため、外からの見え方や光の量を調整できます。ドレープカーテンの場合は洗濯できるもの、ブラインドの場合は拭き掃除できるものを選びましょう。

作業スペースにロールスクリーンは合う?合わない?

ロールスクリーンは見た目がすっきりしていますが、基本的には洗えません。洗えるタイプもありますが、パーツを外して洗濯するのを面倒に感じてしまいがちです。一概に合わないとは言えませんが、取り付ける場合は汚れ防止加工が施されたものがおすすめです。

③キッチンのコンロ近くのカーテン

コンロ近くには、丈の短いカフェカーテンや木製でないブラインドがおすすめです。防炎機能があっても、丈の長いカーテンや木製ブラインドは危ないので注意しましょう。カフェカーテンは遮光性がないため、目隠しが必要ない窓や日差しが強くない窓におすすめです。

カフェカーテンの取り付け方は注意が必要

カフェカーテンを後付けする場合、突っ張り棒を使うことがありますよね。とても簡単な方法ですが、取り付け方によっては危ないことがあります。突っ張り棒には耐荷重があるため、重いカーテンをつけると落下して危ないことも。取り付け方と重さに注意しましょう。

④キッチンの背面収納近くのカーテン

背面収納近くには、ドレープカーテン、ブラインド、ロールスクリーンがおすすめです。選び方は、キッチンの環境によります。日差しが強いキッチンなら遮光機能のあるドレープカーテン、狭いキッチンをすっきり見せたいならロールスクリーンやブラインドがおすすめです。

掃き出し窓や勝手口の窓にはドレープカーテンが合う

キッチン横に掃き出し窓や勝手口がある場合、ブラインドやロールスクリーンを取り付けると出入りしにくいことも。この場合、開け閉めしやすいドレープカーテンがおすすめです。また、圧迫感を出したくない場合はレースカーテンを選ぶと良いでしょう。

窓以外にも!ごちゃつきがちなキッチンの収納棚やカウンターも目隠し!

カーテンは窓からの日差しを遮るだけではなく、インテリアのアクセントや収納の目隠しとしても使うことができます。カウンターとリビングの間の空いた部分や食器棚の気になる部分を遮るように設置すれば、リビングから見たときにすっきりとした印象になります。

カウンター前やキッチン全体を目隠しする場合

せっかく開放感のあるカウンターキッチンにしても、リビングから丸見えの水回りが気になったり、ときには突然の来客に慌てて片付けたりすることもあると思います。そんなときは、カウンターとリビングの間や、ワークトップ上部にロールスクリーンやブラインド、カフェカーテンを設置するのがおすすめです。来客時などにさっとおろせば、簡単にキッチンを隠せます。

ロールスクリーンは、キッチン空間とリビングを間仕切りするときにもおすすめです。キッチンの目隠しになるのはもちろん、扉や壁をつけるよりも安価に設置できます。ロールスクリーンが取り付けられない、あるいは隠したい範囲が広い場合はパーテーションで仕切ることも検討してみてください。

食器棚や手元など、一部を目隠ししたい場合

食器棚や手元などキッチンの一部だけを隠したい、という声もよく聞きます。食器棚はつっぱり棒とカフェカーテンを使って目隠しするのがおすすめです。キッチンの雰囲気に合わせておしゃれな布地を選ぶこともできます。

また、作業中の手元が見えないようにしながら、子どもたちの様子を見たいときには腰壁の設置がおすすめです。腰壁は人の腰くらいの高さまである造作壁で、リビング・ダイニングの間に設置するためのリフォームが必要です。それよりも気軽に取り付けたいときには、アクリルやガラスのパネルをカウンターに設置することもできます。費用や希望に合わせて、自宅に合った対策をとるとよいでしょう。

設置位置や小さなお子様がいる家庭は十分な注意を

キッチンは火を扱う場所なので、設置した後でカーテンが落ちてこないよう十分注意するようにしてください。また、小さなお子様がいると、予期していない強い力で引っ張ってしまうこともあります。コンロからの距離を確保するなど、安全性に配慮して設置するようにしましょう。

また、カーテンの設置は難しいもののキッチン内の“ごちゃつき”を何とかしたい場合は、根本的に収納を見直すことも大切です。時間のある休日などにキッチンの整理をしてみることもいいかもしれません。見た目がすっきりするだけではなく、普段の使いやすさもアップします。

キッチン内を隠すのとは反対に、「見せる」収納にして食器や家電をディスプレイするという方法もあります。モノの出し入れもしやすく、インテリアとしてお部屋をおしゃれに見せることができます。
次の記事も参考にして、自分にあった収納方法を探してみてはいかがでしょうか。

まとめ

窓以外の収納棚やカウンターなどキッチンの気になるところには、カーテンやパネルなどをうまく使えば、簡単に目隠しできます。ただし、安全上に十分注意をした上で、設置するようにしましょう。
カーテンやパネルを設置できない場合、収納方法を見直す他にも、リフォーム業者に依頼して、キッチン自体を新しくして収納を増やしたり、窓ガラスの種類を変えるなどの手もあります。クリナップでは、キッチンの収納術を紹介する記事やお近くのクリナップ製品を取り扱っているリフォーム店のご紹介などを行っています。これらのページを参考に、自分らしいキッチンを見つけてみてください。

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