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クッションフロアがキッチンにおすすめな理由とは?他素材との違いやメリットを解説 point
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クッションフロアがキッチンにおすすめな理由とは?他素材との違いやメリットを解説

水に強くてお手入れのしやすいクッションフロアは、キッチンの床にぴったりな床材です。では、他の素材と比較するとクッションフロアはどんなメリットがあるのでしょうか。クッションフロアがキッチンにおすすめな理由を、リフォームする際の注意点も含めて徹底解説します。

目次

クッションフロアとは?

クッションフロアとはビニル床の一種で、塩化ビニル素材でできたシート状の床材のことです。CFとも呼ばれています。厚さは1.8〜4.5mmほどで手軽に貼り替えできるため、住宅のキッチンだけでなく店舗でも人気です。DIYやセルフリノベーションで使われることもあります。

クッションフロアはどんな場所で使われる?

ビニル素材のクッションフロアは、水に強くてお手入れしやすいことから、キッチンや洗面所、トイレなどの水回りで使われます。クリナップのキッチンや洗面所を使ったリフォームでも、クッションフロアが選ばれることがあります。

クッションフロアのメリットとは?

クッションフロアは、フローリングやフロアタイルと比べて安価という点や、木目調、タイル調、柄物などデザインが豊富な点がメリットです。また、クッション性がある材質のため足腰が疲れにくいと言えます。さらに、耐水性に優れており、汚れを落としやすいことも魅力です。

気軽にコーディネートを楽しむならクッションフロアがおすすめ

クッションフロアは、フローリングよりも色や柄が豊富です。本物のタイルや木よりも材料費や施工費が控えめなため、タイル風や木目調のクッションフロアのほうがリフォーム費用を抑えられます。自由度が高く、気軽におしゃれなコーディネートを楽しめる床材と言えます。

クッションフロアのデメリットとは?

クッションフロアは、柔らかい素材なので熱に弱くて傷がつきやすく、経年劣化で見栄えが悪くなることがあります。また、無垢のフローリングのような調湿性はなく、クッションフロアの下に湿気が溜まるとカビが発生することもあるので注意が必要です。さらに、長期間家具を置くと跡がくっきりと残る場合もあります。

リビングや寝室などの水回り以外には不向き?

クッションフロアは、リビングや寝室などの水回り以外の居住空間にも使えます。ただし、本物の木やタイルと違ってあくまで「木目調」や「タイル風」のため、質感が気になる場合も。施行の際は、実物を見てから選ぶことをおすすめします。

キッチンや洗面所などの水回りに使う場合でも注意が必要

クッションフロアはキッチンや洗面所に適した床材ですが、施工されてから時間が経つと剥がれたり境目ができたりします。そのまま放置すると、キッチンや洗面所で発生した水が隙間から入り、下地が腐ることも。水が落ちたらすぐに拭き取るようにしましょう。

フロアタイルとの違いって?

クッションフロアに似た床材として、フロアタイルがあります。フロアタイルは、クッションフロア同様に塩化ビニル素材でできていますが、クッションフロアとの違いは角型のピース状である点です。1枚のシートをカットするのでなく、パズルのように貼って施工します。

フロアタイルのメリット・デメリット

フロアタイルはクッションフロアと同じ素材なので、水に強くデザインが豊富なメリットがあります。また、熱に弱いというデメリットも同じです。さらに、クッションフロアと違って傷や凹みに強いメリットもありますよ。

しかし、フロアタイルは傷がつきにくい点などから価格は高めで、弾力性もクッションフロアに比べて怠ります。

同じ素材でも硬さで見た目に違いが出る

クッションフロアとフロアタイルは、どちらもタイル風や木目調などおしゃれなデザインが豊富です。さらに、フロアタイルはクッションフロアと違って硬いので、一層タイルや木の質感に近くなって見た目に高級感が出ます。

フロアタイルは境目に注意

フロアタイルは、1枚ずつ貼っていくので境目が増えます。素材は耐水性に優れていても、境目から水が侵入する場合があるので、水をこぼしたらすぐ拭きましょう。DIYのフロアタイルや長期間使用したフロアタイルは、境目が大きくなる場合があるので特に注意が必要です。

住宅でよく使われる床材との比較

以下の表に、住宅でよく使われる床材のクッションフロア、フロアタイル、フローリングの特徴や、メリット・デメリットなどをまとめました。使う場所やライフスタイルによって向き不向きがありますので、比較しながら検討してくださいね。

住宅でよく使われる床材の違い

クッションフロア フロアタイル フローリング
特徴
・塩化ビニル素材
・1枚のシート状
・柔らかい
・塩化ビニル素材
・角型のピース状
・硬い
・無垢のフローリングと
合板の複合フローリングがある
メリット
・耐水性に優れる
・足腰が疲れにくい
・お手入れしやすい
・おしゃれなデザインが豊富
・安価
・耐水性に優れる
・凹みに強い
・お手入れしやすい
・おしゃれなデザインが豊富
・フローリングより安価
・温かみがある
・無垢は調湿性に優れ
・経年変化を楽しめる
・複合は無垢より お手入れしやすい
デメリット
・傷や凹み、熱に弱い
・経年劣化
・床下に湿気が溜まる
・熱に弱い
・弾力性がない
・境目から水が入ることも
・床下に湿気が溜まる
・無垢は水に弱い
・素材によって手入れが面倒
・コストが高い
水まわりへの
おすすめ度
素材による
どんな部屋に
オススメ?
・キッチン
・洗面所
・トイレ
・リビング
・キッチン
・寝室
・リビング
・寝室

クッションフロアを使ったキッチンのリフォーム事例

それでは、クッションフロアを使うとキッチンはどんなふうに仕上がるのでしょうか。クリナップでキッチンをリフォームされた方の実例を紹介しますので、参考にしてくださいね。

グレーの木目調キッチン扉×タイル調床の明るいキッチン

キッチンとリビングの間にあった仕切り棚をなくし、オープンで明るい壁付けキッチンにリフォームした実例です。グレーの木目調扉とタイル調のクッションフロアにデザインが変更されており、シックで大人っぽいキッチンになっていますね。木目調の壁紙も素敵です。

キッチンの中までステンレス!清潔感をキープできるのも魅力

こちらのお家にお住まいの方によると、見た目だけでなく安心感も重視してキッチンを選んだそうです。CENTROのキッチンはキャビネットがステンレスでできているので、匂いやカビに強くて清潔感をキープできる魅力があります。長く使うものは耐久性にこだわりたいですよね。

白のキッチン扉×濃いブラウン床のシンプルで爽やかなキッチン

こちらは元々壁に囲われた壁付けのI型キッチンでしたが、リフォームで壁を取り払い、2列型になりました。床が濃いブラウンになったことで、白いキッチン扉の爽やかさが強調されて明るい雰囲気になっています。

ワークトップとシンクは清掃性に優れたステンレスに

ワークトップとシンクは、お手入れしやすいステンレスを選ばれています。お住まいの方によると、CENTROのクラフツマンシンクの質感のよさに惹かれたとか。機能的にも大変満足だそうで、デザイン性と機能性の両方を満たすリフォームになっています。

キッチンのクッションフロアのお手入れ方法を紹介!

キッチンの床をクッションフロアにした場合、どのようにお手入れするとよいのでしょうか。クッションフロアを検討している方は、掃除の方法やお手入れのしやすさも含めて考えてみてくださいね。

キッチンのクッションフロアの普段のお手入れ方法

キッチンのクッションフロアの普段のお手入れは簡単で、掃除機や雑巾による水拭きだけで十分です。または、シートを挟むタイプのフロアモップで掃除することもおすすめです。水に強い素材ですが、隙間から水が侵入するとカビの原因になるので、しっかりと水を拭き取りましょう。

キッチンのクッションフロアにワックスは必要?

キッチンのクッションフロアにワックスは基本的に必要ありません。ただし、汚れをガードしたい場合はワックスでコーティングすることも可能です。その際は、油性の滑りやすいワックスは危険なので床用樹脂ワックスを使用すると良いでしょう。また、床の変色を防ぐためにワックスを布に染み込ませてから塗ってくださいね。

キッチンのクッションフロアの油汚れや黒ずみのお手入れ方法

キッチンでは台所作業で油汚れが発生します。放置すると変色し、黒ずみが発生することもありますので注意しましょう。お手入れの際は中性洗剤を使います。界面活性剤を含むので、油と馴染んで汚れを落としてくれます。原液はシミの原因になるためぬるま湯や水で薄めて、絞った雑巾でこすり落としましょう。

中性洗剤を使った後は仕上げにしっかりと水拭きを

水で薄めた中性洗剤で油汚れや黒ずみが落ちても、そのまま放置すると床の表面に残った中性洗剤が原因でシミになる場合があります。特に、白いクッションフロアは黒ずみが目立ち、キッチンに清潔感がなくなることもあります。汚れを落とした後は必ず水拭きして仕上げましょう。

キッチンのクッションフロアにゴム製品を置くのは気をつけて!

クッションフロアに、ゴムの脚カバーが付いている椅子や、キャスター部分にゴム素材が使われている収納家具を置くと、変色することがあります。これはゴム汚染と呼ばれるもので、一度変色すると基本的には除去できません。可能性のある家具の接地面には布などをかませましょう。

凹凸があるキッチンのクッションフロアのお手入れは?

タイル風やレンガ調などのクッションフロアは、キッチンで発生した油汚れや黒ずみが凹凸に入り込み、雑巾だけでは落とせないことがあります。この場合、ブラシやスポンジで軽くこすりましょう。力を入れすぎると傷ができることがあるため、「軽くこする」という点がポイントです。

汚れがどうしても落ちないなら掃除のプロに頼むのもおすすめ

さまざまな方法を試してみても、キッチンのクッションフロアの汚れが落ちない場合がありますよね。その場合は、ハウスクリーニングのプロに頼むという方法がおすすめです。費用はかかりますが、専門知識のあるプロなら汚れを落として、キッチンの清潔感を蘇らせてくれる可能性があります。

キッチンのクッションフロアの軽い傷のお手入れ方法

小さい傷ができた場合、フローリング補修用のクレヨンで直る場合があります。ドライヤーで軽く温めたクレヨンをヘラや布などで馴染ませましょう。ただし、クッションフロアは熱に弱いので温めすぎに注意です。ビニル素材にも使え、色の合うクレヨンを選びましょう。

キッチンのクッションフロアの傷や剥がれがひどいときは?

クッションフロアの傷が深い場合や剥がれた場合、貼り替えも検討しましょう。クッションフロアの耐用年数は約10年で、剥がれを放置するとキッチンの作業中に発生した水が下地に染みてカビが発生することもあります。おしゃれなデザインに貼り替えて、気分転換してみてはいかがでしょうか。

クッションフロアはキッチンリフォームに向いている?

耐水性があり、お手入れがしやすいクッションフロアは、キッチンリフォームに向いていると言えます。また、他の床材よりも安価でおしゃれなデザインが多いため、気軽にリフォームしやすいのも魅力です。ただし、リフォームの際には注意すべきこともあります。

キッチンのクッションフロアを選ぶ場合の注意点

キッチンのクッションフロアのリフォームには、DIYによる方法とプロに頼む方法があります。どちらにも共通して言えることは、ネットやカタログの写真だけで床材を決めないことです。写真と実物では、色や質感が違います。できるだけ実物の施工例を見て決めましょう。

クッションフロアのサンプルだけで決めるのも注意

色は、大きな面積よりも小さな面積で見るほうが濃く見えるという性質があります。サンプルだけで選ぶと、実際に施工されたときに「思ったのとは何か違う」となることも。クッションフロアを扱うメーカーのショールームがある場合は、足を運んで施工例を見ておきましょう。

キッチンとの相性を考えてクッションフロアのデザインを選ぼう

クッションフロアのデザインだけを考えて選ぶと、実際に施工したときにちぐはぐな印象となることがあります。クッションフロア単体で選ぶのではなく、キッチンの扉やキッチンの壁との相性を考えて選び、理想のおしゃれなキッチンにしましょう。

キッチンのクッションフロアの貼り方にも注意

リフォーム方法には、既存のクッションフロアの上から貼り付ける方法と、既存のものを剥がして貼り替える方法があります。前者は施工が早くて古いクッションフロアの処分費用がかかりませんが、床に厚みが出てドアが閉まりにくくなることがあるので注意しましょう。

マンションのキッチンの床を貼り替える場合は事前に確認を

マンションでは、床材に使える遮音等級が管理規約で決まっています。遮音等級とは、階下への音の伝わりにくさを表す等級です。クッションフロアには遮音性がないので基準をクリアできず、下地に工夫が必要な場合も。事前に管理会社に確認してからリフォームしましょう。

DIYでキッチンのクッションフロアをリフォームする場合

DIYでキッチンのクッションフロアを貼り替えると、人件費がかからない分安く仕上がります。ただし、DIYに不慣れだとクッショフロア同士の間に境目が生まれ、そこからキッチンで発生した水が侵入することも。確実に綺麗に仕上げたいならプロに頼みましょう。

DIY初心者だと思った以上にコストがかかることも

キッチンのクッションフロアをDIYで貼り替える場合、接着用のボンドやテープ、養生テープ、カッター、ローラー、定規などたくさんの道具が必要です。日常的にDIYをするなら既に持っている場合もありますが、新しく揃えると思った以上にコストがかかります。

プロにキッチンのクッションフロアのリフォームを依頼する場合

プロにキッチンのクッションフロアの貼り替えを依頼すると、コストはかかりますが仕上がりは綺麗です。また、素材やデザインを相談すれば、最適なクッションフロアを提案してくれる場合もあります。ただし、会社によって金額が違うので複数の見積もりをとりましょう。

キッチンの床リフォームの見積もりでチェックするポイント

見積もりは、全体の金額だけでなく項目ごとにチェックします。古いクッションフロアを処分する場合は処分費用が含まれているかを確認し、追加請求を少なくしましょう。また、諸経費の割合もチェックします。単価が極端に高い場合や安すぎる場合は注意が必要です。

キッチン床の下地材を直すかどうかも明確にする

キッチンの水漏れで床の下地が腐り、補修や取り替えが必要になることがあります。リフォーム前の見積もりよりも極端に高い金額を請求されると大変ですので、どこまで直すかを明確にします。途中で補修箇所が増えた場合、追加で具体的な施工費の明示を求め

キッチンカラーと合わせてクッションフロアを決めよう

おしゃれなデザインが多いクッションフロアですが、キッチンの色とのバランスを見て決めると統一感が出ます。クリナップのショールームにはキッチン扉のサンプルがあるので、クッションフロアのサンプルを持っていくと合わせてチェックできますよ。ぜひお越しください!

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