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キッチンリフォームの工期はどれくらい? 工期を短縮させる方法をご紹介 reform
6min
キッチンリフォームの工期はどれくらい? 工期を短縮させる方法をご紹介

キッチンリフォームを検討中の方の中には、「リフォームにどれくらいの時間がかかるかわからない…」「どのくらいキッチンが使えないの?」という方も多いのではないのでしょうか。
そんな方に、リフォーム工事までの流れや工事を早く終わらせる方法をご紹介します。

目次

キッチンリフォームの種類

毎日家で料理を作っていらっしゃる方にとっては、工事のために何日もキッチンを使えないというのは、困りますよね。
キッチンのリフォームには、大きく分けて以下の3種類があり、どの方法でリフォームするかによって、工期が変わってきます。

機器のリフォーム

キッチンの場所は変更せず、加熱機器、水栓、レンジフードなど設備機器のみ新しいものに交換する工事です。

レイアウトの変更を伴わないキッチンリフォーム

キッチンの入れ替えのみ、もしくはキッチンの入れ替え+内装工事を行い、レイアウト変更を伴わないリフォームです。
内装工事は、キッチン周辺の壁や床などのリフォームを行います。必ずやるべきことではなく、主に以下のような場合に実施します。

新しいキッチンに合わせて壁・床もトータルコーディネートしたい場合
キッチン本体を変更することで、周りの壁・床のデザインとうまく馴染まなくなってしまった…ということも考えられます。このような場合には、キッチンの入れ替え時に一緒に内装もリフォームをすることが可能です。

キッチンサイズが変わってしまった場合
同じ形のキッチンでも、サイズが今までと全く同じとは限りません。高さや奥行が変わってしまう場合、周りの壁や床も合わせてリフォームした方がいいことがあります。

解体時に内装がはがれる・傷つく可能性がある場合
内装のデザインは現状のままで良いと思っていても、キッチン本体の解体時に壁紙や床がはがれたり、傷ついたりして、そのままでは使用できなくなることがあります。

壁や床が古く、危険な場合
キッチン本体を撤去した時、古いご家庭だと床が腐っていたり、壁がぼろぼろになっていたりすることがあります。その場合、新しいキッチンを設置する前に、壁や床もリフォームして安全に工事を進められるようにする必要があります。

レイアウトの変更を伴うキッチンリフォーム

キッチンの位置を変えるなど、レイアウト変更をともなう、最も規模の大きいリフォームです。
空間を広くとる必要がある「壁付けキッチンから対面キッチンへのリフォーム」や、LDK全体のリフォームなど、レイアウトの規模によって工程、工数も異なってきます。

工事期間の目安

リフォームの種類ごとに工事期間の目安を解説します。あくまで目安であり、自宅の状態、工事内容、範囲によって異なってくるので、実際にかかる期間はリフォーム会社から工程表をもらって確認するようにしましょう。

※この内容は、クリナップのリフォーム部門の一例を参考にしています。

キッチン入れ替えのみ

契約後、キッチン発注から取付工事開始まで約2週間~3週間、お使いのキッチンの解体から完成・引き渡しまで約1週間が基本です。キッチンのプラン内容によって、工事期間は異なります。

キッチン空間

キッチン自体の入れ替えにくわえ、床材と壁紙の張り替えを行うことが多いです。キッチンの大きさに比例して張り替えに必要な面積も変わるため、かかる工数は変動します。工期としては、「キッチンの入れ替えのみ」と比較すると、内装にかかわるプランニングの工程が追加され、約2か月かかります。

LDK空間

大規模なキッチンリフォームは、壁付けキッチンからアイランドキッチンへの交換などの場所移動をともない、LDK全体のレイアウト変更が必要になるため時間がかかります。
工期としては「キッチン空間」にさらに、リビング・ダイニングを含む内装やレイアウトにかかわるプランニングの工程が追加され、約3.5か月かかります。

工事の流れ

リフォームを進める前には情報収集をするなど、下準備が必要です。
下準備、プランニングなど何度か打合せを重ねて契約したあと、やっとリフォーム工事をスタートできます。ここでは、工事の流れをご紹介します。

養生

養生の目的は大きく2つあります。
リフォームを仕上げる箇所以外の所を保護することと、リフォームした箇所を引き渡しまで保護するためです。養生の範囲は、リフォームの規模によっても異なります。

解体工事

次に古いキッチンを解体します。
工事の間は騒音が出ますし、このときは家全体の水道が止まります。近隣のお宅に事前にお知らせしておくことや、トイレ・洗面台など、家全体の水道周りが使えなくなることを考慮しましょう。

設備工事

新しい給排水・ガス・電気の配管・配線工事を行ないます。この工程が終われば、キッチン以外の水まわりが使えるようになります。

キッチン取り付け

新しいキッチンを組み立てて、配管接続をして取付けます。このころには、新しいキッチンの全容が見えてきます。

内装工事

壁、天井にクロス、床にクッションフロアなどの床材を貼ります。清掃をして、完成です!
工事後の状態を確認して、引き渡しとなります。

工事についてよくある質問

ここでは、リフォーム工事ついてお客様からのよくある質問をいくつかご紹介します。お問い合わせする前に、ぜひチェックしてみましょう。
また、工事会社によって異なる場合があるため、依頼する工務店に確認もしてみてはいかがでしょうか。

食事

「キッチンのリフォーム工事の場合、キッチンは使えないの?」
基本的には、工事着工の日の朝から完了するまで使用できません。そのため、キッチンをご使用いただけない間の食事のことも考えておくとよいでしょう。

住みながらリフォームできるか

「工事中、引っ越す必要は? 住みながら工事をお願いできるの?」
リフォームの内容によって異なりますが、キッチンや洗面台のみの入れ替えであれば、基本的には引っ越しの必要はありません。間取り変更などの大幅リフォームの場合には、一時的に引っ越しが必要になる場合も中にはあるため、注意しましょう。

工事の騒音、ご近所付き合い

「工事の騒音で近隣のお宅の迷惑になったらどうしよう……」
工事の前に、近隣のお宅にきちんとお知らせすれば問題ありません。クリナップのリフォーム部門にご依頼いただいた場合は、担当者が事前に、近隣のみなさんに挨拶まわりをさせていただいております。また工事中は細心の注意を払って進めさせていただきますので、ご安心ください。

工事中はずっと家にいた方がいい?

「工事をしている間は、外出したりできないの?」
住みながらのリフォームの場合、いつも自宅にいる必要はありません。工事担当者に鍵を預けて外出することもできる場合がありますので、必要に応じて担当者と相談してみてください。その際は、後々のトラブルを避けるために、鍵預かり証を交わすようにしましょう。

工事を早く終わらせる方法

大規模なものだと2~3か月かかってしまうリフォーム工事。できるだけ早く終わらせて、新しいキッチンを迎え入れたいですよね。ここでは、工事を早く終わらせるために前もってやっておくべきことをご紹介します。

キッチンまわりをきれいにしておく

リフォームを行う前に重要なことは片付けです。いざ工事を始めようとしたときに、現状のキッチンに食器や調理器具が入っていると、取り出すことに余分時間がかかってしまいます。 工事の開始を遅らせないためにも、隅々まで整理整頓しておきましょう。

天候が良い季節

キッチンリフォームの期間を短縮するためには、リフォームしやすい季節を選ぶことが大切。台風・大雨・大雪など天候が悪い季節を避け、天候や気温が比較的安定している春や秋に計画しましょう。ただ、春や秋は人気の時期なので、リフォームを依頼するのであれば、早めに問い合わせしておいた方が良いでしょう。

土日を挟まない

工事を始めるタイミングによっては、土日を挟むことで工期が伸びてしまうことも多いので、月曜から工事が始まるように調整してもらうのが一般的。
工務店によっては土日に稼働していない場合もあるので、稼働曜日や時間についてもあらかじめ確認しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?キッチンリフォームの規模によって、工期や注意点が異なります。実際に工事が始まった際は、事前にできる準備をしっかりし、スムーズにリフォーム工事を進められるようにしましょう。

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