キッチン側とリビング側の2枚の天板を組み合わせたデュアルトップ対面。パーツの色や素材の組み合わせによって、雰囲気が大きく変わり、お好みのキッチンや空間をつくり上げることができます。どんなコーディネートがあるのか、事例とともにご紹介しますので、プランニングのご参考にしてください。
目次
デュアルトップ対面とは
デュアルトップ対面は、キッチン側とダイニング側の2枚の天板の素材と高さを選んで組み合わせることができる新しい形の対面キッチンです。開放感のあるオープンな対面型でありながら、作業する手元が隠せるのがメリット。キッチン側もダイニング側も快適に過ごせて、デザインも各パーツの色や素材を自由に組み合わせて好みのテイストにコーディネートできます。
5つのパーツを選んで理想のキッチンへ
デュアルトップ対面は、対面カウンター、対面キャビネット、対面扉、サイド化粧板のダイニング側とキッチン側の5つのパーツによって構成されています。この５つの組み合わせ次第で、まったく趣の異なる印象に。クリナップでは、各パーツの色や素材を豊富にラインナップしていますので、自由に組み合わせて、理想の空間やライフスタイルに合ったキッチンをつくり上げることができます。
4タイプのコーディネート。わが家のキッチンはどれにしよう？
自由に組み合わせられると言っても、数ある色や素材の中から選んで、コーディネートを考えるのも悩ましいですね。デュアルトップ対面のコーディネートは大きく4タイプに分けられます。この4つについて、それぞれのコーディネート例とともにご紹介しますので、これからプランニングされる方は、ぜひ参考にしてみてください。
リビング側とキッチン側を違う印象に
リビング側の対面カウンター、対面扉カラー、サイド化粧板（ダイニング側）を同系色で揃え、キッチン側とは異なる色味にすることで、表情の異なる二面性のあるキッチンをつくることができるので、キッチンとリビングを違うテイストの空間に演出できます。ただし、同じLDK空間の中でキッチンとリビングのテイストがかけ離れてしまうとまとまりがなくなってしまうので、バランスが大切です。
コーディネート例
同じ木目調でもライトトーンとダークトーンで雰囲気が一変
キッチン側は柔らかくナチュラルなイメージのライトトーン、ダイニング側はモダンで重厚感のあるダークトーンにすることで、同じ木目調でも違った雰囲気を演出できます。とは言っても、同じ木目調なのでLDKのひとつの空間の中で、ちぐはぐな印象になることがなく、ほどよくシーンの切り替えが可能に。
大胆な色使いと落ち着いた色味のバイカラーで表情を変えて
キッチン側には鮮やかなカラーを使い、リビング側はインテリアに調和する落ち着いた色味に。「せっかくならキッチンは好みの色にしたい！ だけれど、リビングのインテリアの邪魔はしたくない」というふたつの願いを両立。キッチンとリビングで異なるテイストが楽しめます。
ゲート型を強調した個性的なデザイン
対面カウンター、サイド化粧板（ダイニング側）を揃えてゲートのような形にデザインしたコーディネート。対面扉とゲート型の部分で色や素材を変えることで、ゲート型が強調され、デザインのアクセントになります。
コーディネート例
石目調×木目調の素材感のある組み合わせで洗練された印象に
アースカラーのシックな石目調の対面扉に、ゲート型に木目調のカラーを取り入れた、ナチュラルな心落ち着くキッチン。素材感のある優しい色味なので、さまざまなインテリアに馴染みやすいキッチンですが、特にナチュラルモダンやカフェスタイル、北欧スタイルにおすすめのコーディネートです。
清潔感のあるホワイトキッチンに、木目調のゲートで優しさをプラス
ゲート型の部分を木目調にすることで、真っ白なキッチンがよりナチュラルな優しい雰囲気に。ダイニングテーブルや床の木目ともつながり、空間全体とも調和しています。カフェのようなナチュラルモダンのくつろげる空間づくりにおすすめです。
ダークカラーでも質感のある素材で、温もりのあるコーディネートに
対面扉には質感のある深いグリーン、ゲート型の部分には落ち着いた色味の木目調のカラーをセレクト。どちらもダークな色味ですが、質感がある素材なので、落ち着いた中にも温もりのあるくつろぎの空間を演出しています。モダンテイストのインテリアに馴染むキッチンです。
フラット対面のような一体感
キッチンと対面カウンターの天板の色、サイド化粧板と扉カラーをそれぞれ揃えることで、フラット対面風の一体感のあるキッチンに。天板につながり感が生まれるので、キッチン上が広々とした印象になります。天板面と側面はメリハリを効かせた色選びをすることで、ツートーンの洗練されたデザインに仕上がります。
コーディネート例
インダストリアルな空間にマッチする、石目調×ブラックコーディネート
石目調をメインに、天板はブラックで引き締めた落ち着いたデザインで、素材の質感を楽しむインダストリアルな空間にマッチしています。インダストリアルなインテリアでは、アクセントライトなどの小物やいろいろな素材をミックスして楽しむのが醍醐味。キッチンの色は抑えめにすると全体のバランスがとりやすくなります。
お気に入りカラーで気分が上がるキッチン
爽やかなブルーにホワイトの天板を合わせ、清潔感と軽やかさをプラスした北欧風のキッチン。お気に入りのカラーをLDK空間の主役にしたキッチンです。メインカラーに鮮やかな色を選んだ場合は、モノトーンの天板を組み合わせると、コーディネートが整います。
かたまり感を強調した重厚な印象
各パーツを同じテイストの色に揃えることで、キッチンをひとつのかたまりに仕上げるコーディネート。空間の中でキッチンの存在感が際立ちます。
コーディネート例
ホワイトの木目調で統一した爽やかなキッチン
オールホワイトのキッチンは、比較的さまざまなテイストに合わせやすく人気の定番カラーですが、ともすればクールな印象にもなりがちです。木目調の素材を取り入れることで、ニュアンスのある洗練されたキッチンに。インテリア次第で、ナチュラルにもスタイリッシュにもコーディネートできます。
よりかたまり感を強調するダークカラーコーディネート
石目調の扉カラーを基調にダークカラーで統一したコーディネートは、より重厚でかたまり感が強調されます。モダンやスタイリッシュ、シックなインテリアにおすすめのキッチンです。カウンターで落ち着いてコーヒーやお酒を楽しむなど、上質なくつろぎのひとときを演出します。
デュアルトップ対面について、もっと知りたい方はショールームへ
デュアルトップ対面の情報や事例は、クリナップ公式サイトやインスタグラムでもご覧いただけます。使い心地や扉・天板などの色味や質感などは、ぜひショールームで実物を手に取ってお確かめください。お近くのショールームのデュアルトップ対面の展示情報は、展示検索システムで確認できます。皆さまのご来場をお待ちしています。
