“白”への憧れと性能の追究。夫婦の夢を詰め込んで。

“白”への憧れと性能の追究。夫婦の夢を詰め込んで。 case

4min

Iさま（福島県）

STEDIA／フラット対面（アイランド）／戸建て

Iさまは、４歳と１歳の息子さんとご夫妻の4人家族。フラット対面I型アイランドキッチンのある広々としたLDKに、お子さんたちのにぎやかな声が響きます。リビングスペースにはおもちゃがたくさん置かれていますが、カラーを白ベースで統一した空間はすっきりとした印象です。
家を建てたのは４年前。ご夫妻ともに働いているので、職場に通いやすい地元で土地を探し、自由設計で建てるのに２年ほどかかったといいます。
クリナップを選んだのは、ステンレスへの信頼があったから。「STEDIAは内部構造もステンレス。汚れや湿気に対しても安心感がありますし、丈夫で長持ちしますし」と奥さまが言えば、「ステンレスならクリナップ、っていいますよね」とご主人。洗エールレンジフードといった他にはない便利な機能があるのも魅力でした。

子どもがふたりいる、共働きだからこその選択

当初レイアウトはテーブル横並びを考えていたそうですが、スペースの関係で断念し、現在のスタイルになりました。「料理をしていても、リビングで遊んでいる子どもたちを見ていられるので、安心です。一体感があるのもいいですね」と奥さま。壁面にはカウンター収納とパントリーを設けて収納も十分です。

白で統一したのは、奥さまの強い希望。元々白ベースの空間がお好きで、壁も木目調の床も白、キッチンの扉もルナホワイトを選びましたが、悩んだのがワークトップでした。
当時は白いワークトップは人工大理石かセラミックの二択。より汚れや熱やキズに強いセラミック（ニリウム）が魅力でしたが、値段が張ります。しかし、ご主人がその風合いと性能にひと目惚れ。「ふたりとも気に入っていましたし、その分頑張って働けばいい」と。
共働きだからこそ性能が大切。多少高くてもいいものを長く使っていけばいい、というのがおふたりの考えです。

レンジフードはお湯を入れてボタンを押すだけでお手入れ完了の洗エールレンジフード。コンロはIHで、「小さな子どもがいますので、火がなくて安心です」と奥さま。

水栓は浄水器兼用タイプのハンズフリー。手をかざすだけで、原水・浄水が思いのままに使えます。昨今はウォーターサーバーを置く家庭も多いですが、余計なものを置かずにすっきりまとめたかったそう。

分担しあい協力しあう家事を支える、機能とスペース

何より「思い切ってよかった」とご夫婦で口をそろえるのが、横幅60cmのミーレ社製食器洗い乾燥機です。最初は45cmを検討していましたが、将来を見据えて大きいものに。大容量なので朝食と夕食分を一緒に入れ、夜１回稼働させるだけで大丈夫。ちなみに食器洗いと片付けはご主人の担当で、洗濯は奥さまだそう。料理は平日は主に定時に帰れる奥さま、土日はご主人が担当し、一方が材料を切って一方が炒めものをする……といったように適宜分担しています。壁際のカウンター収納との間隔が十分にあり、調理中に後ろを通っても体が触れることなく、フロントオープンのミーレを目いっぱい開いても余裕は十分で、ストレスフリーだそうです。

なお、キッチンだけでなく洗面化粧台もクリナップです。洗面化粧台はキャビネット内部がステンレスのＳ。ボールが大きいので、洗濯の部分洗いなどに重宝しているといいます。
仕事に励み、家事も家づくりもお互い話し合いながら最善を求めて頑張るおふたり。キッチンだけでなく家づくり全体においても、初期費用とランニングコストのバランスを見極めながら、共働きをサポートしてくれる機能を取り入れて、快適な暮らしを実現しようとされている姿が印象的でした。

家族の成長に寄り添うキッチン

合理的な追究の一方で、インテリアへのこだわりも。奥さまの「白をベースに」との要望に加えて、ご主人が強く望んだのが傾斜天井に本物の木の無垢材を使うことでした。最初はクロスの予定だったそうですが、ナチュラルな木材を使うことで北欧的な雰囲気に。キッチン奥の壁にはアクセントカラーを配して、飾り棚にお気に入りのグッズを置いています。

天井からつるしたペンダントは、夜、明かりを灯すと壁や天井に水面のようなきらめきが落ちてとても素敵だそうです。テレビは置かずに、プロジェクターからリビングの壁に映写しているそうですが、「今は子どもの番組ばかりですね」と奥さま。
共働きで子どもさんが幼い今は、時間に追われる目まぐるしい毎日。でもやがてはムーディーな明かりの下でドラマを鑑賞したり、お子さんたちも手伝って料理を楽しむ、そんな日々がやって来ることでしょう。