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キッチン壁材どう選ぶ?素材の比較からおしゃれな壁材の合わせ方まで丸わかり! point
11min
キッチン壁材どう選ぶ?素材の比較からおしゃれな壁材の合わせ方まで丸わかり!

毎日立つキッチンだから、壁の汚れにくさもデザインも妥協したくないもの。お手入れ重視派も、質感重視派も必見!各素材の費用やメリット・デメリット、どんな人におすすめか、徹底解説します。さらに、背面壁とのコーディネート術を学んで、ご自宅にぴったりの使いやすくて美しいキッチンを叶えましょう。

目次

キッチンの壁材、どんな種類がある?

キッチンはおいしい料理を作る場所であると同時に、家の中で最も「油」や「水」の汚れが激しく、さらに「火」を扱う場所でもあります。そのため、キッチンのコンロまわりに使える壁材は、見た目の好みだけで選べるわけではなく、厳しい基準をクリアした素材に限られています。

  • タイル

    タイル

  • キッチンパネル

    キッチンパネル

一般住宅のキッチンで主に採用される壁材は、大きく分けて「タイル」と「キッチンパネル」の2種類です。キッチンパネルの中にも、一般的な「不燃化粧板」、耐久性と清掃性を兼ね備えた「ステンレス」、さらには「ホーロー」や「アルミ」などの素材があり、それぞれ特徴が異なります。詳しい特徴は本記事内の「各素材を徹底解説!メリット・デメリット」で紹介しています。
まずは、素材選びの前に知っておきたい「内装制限」という大切なルールから確認していきましょう。

事前にチェックを!設備や住宅によって異なる壁の内装制限

キッチンの壁材を選ぶ際に、切っても切り離せないのが「内装制限」です。これは火災が発生した際、火が燃え広がるのを防ぎ、避難する時間を確保するために建築基準法で定められたルールのことです。
「おしゃれな木目調の壁にしたい」「海外風のクロスを貼りたい」と思っても、この制限によって使える素材が制限されることがあります。

例えば、戸建てと集合住宅ではキッチンの壁に使える素材の制限が異なります。特に制限が厳しくなるのは火事で隣に影響が出やすい集合住宅です。また、IHクッキングヒーターとガスコンロ、設置階が1階か2階かでも変わります。

詳しくはリフォームやリノベーションの担当者へ選べる素材の確認をおすすめします。クリナップキッチンにリフォームをご検討中の場合、当社のリフォーム部門でも壁材に関するご相談が可能ですので、お気軽にご相談ください。

まずは「制限がある」ことを念頭に置きつつ、次にご紹介する各素材のメリット・デメリットをチェックして、理想のイメージを膨らませてみましょう。

後悔しない!各素材のメリット・デメリットを知ろう

ここからは主要な壁材の特徴、メリット・デメリットをご紹介します。まずは一覧表を見て、価格、清掃性、デザインなど、あなたが何を最優先したいかを考えながら比較してみてください。
詳しい解説はこの後に記載していますので、こちらもぜひ参考にしてみてくださいね!

素材 費用感 お手入れのしやすさ 耐久性
タイル
高め
不燃化粧板
安め
ステンレス
中~高
アルミ
ホーロー
高め

※クリナップでは壁材(タイル・アルミ・ホーロー)のお取り扱いはございません。選べるキッチンパネルはシリーズによって異なります。詳しくはホームページやカタログをご確認ください。

キッチンパネルをもっとおしゃれに選びたい!という方は次の記事もいかがでしょうか。

タイル

タイルは、磁器・せっ器・陶器などの「焼き物」で作られた素材です。耐水性に優れているため、キッチンだけでなく浴室や洗面所などの水まわりでも広く愛用されています。

〈メリット〉

デザイン性の高さ: 色、形、質感のバリエーションが無限にあり、組み合わせ次第で世界に一つだけのキッチンが作れます。
高い耐久性と耐火性: 非常に硬く、熱で燃えたり変形したりすることがありません。また、水もしっかり弾くため、キッチンまわりに最適な機能性を備えています。

〈デメリット〉

費用と工期: 職人が一枚ずつ手作業で貼るため、パネルに比べて工賃が高く、工期も長くなる傾向があります。
目地のお手入れとひび割れ: タイル自体は汚れに強いですが、タイルの隙間(目地)は油汚れが染み込みやすく、こまめな掃除が必要です。また、経年劣化や建物のがたつきにより、目地にひび割れが生じることもあります

〈価格の目安〉

15,000円〜30,000円/㎡ ほど
※素材によって価格差が非常に大きく、希少なデザインや輸入タイルを選ぶとリフォーム費用はさらに高くなります。

タイルはこんな方におすすめ!

価格の安さよりも、豊富な柄で作る自分らしいデザインや材質のよさを優先したい方におすすめです。
また、お手入れは難しくはありませんが、油料理をよく作る場合はこまめな掃除が必要です。こだわりのキッチンにリフォームしたい方に向いています。

キッチンパネル①不燃化粧板

現在、最も多くの家庭で採用されているのが、メラミン樹脂などに不燃加工を施した「不燃化粧板」のキッチンパネルです。

〈メリット〉

掃除が楽: 大判の板を貼るため継ぎ目が少なく、表面も滑らかなので、軽い汚れならサッと拭くだけで落ちます。
リーズナブル: 素材自体が安価で、施工も比較的簡単なため、リフォーム費用を抑えることができます。
バリエーションが豊富: 木目調や石目調、抽象柄などデザインが多岐にわたり、キッチンの扉カラーに合わせやすいのも魅力です。最近はマットな質感のものやマグネット対応など機能性が高いものもあります。

〈デメリット〉

材質の限界: タイルやステンレスなどの本物素材に比べると、どうしても「板」という印象が強く、高級感や素材感にこだわりたい方には物足りない場合があります。

〈価格の目安〉

8,000円〜20,000円/㎡ ほど
※最も普及している素材のため、コストパフォーマンスは抜群です。マグネット対応など、機能性が高いものは価格が上がる傾向があります。

不燃化粧板はこんな方におすすめ!

不燃化粧板は予算内でおしゃれなデザインの壁にしたい方、壁のお手入れを楽にしたい方におすすめです。
また、タイルと違って決まったデザインから選べるため、新築やリフォームでの打ち合わせを少しでも短縮したい方やキッチンと一緒にショールームで実物サンプルを確認したい方にも向いています。

クリナップでは、不燃化粧板としてお手入れが簡単なクリン壁パネルを取り扱っています。どのようなバリエーションがあるのか、ご自宅のキッチンに合うデザインを以下のページからチェックしてみてください。

キッチンパネル②ステンレス

ステンレスは、衛生管理がしやすく耐久性も高いとして、プロの厨房でよく採用される素材です。

〈メリット〉

抜群の衛生面と耐久性: 非多孔質な素材のため、汚れやニオイが染み込みにくく、菌の繁殖も抑えます。錆びにくく、熱による変色にも非常に強い高耐久な素材です。

クールなデザイン: メタリックで洗練された印象を与え、クールでかっこいいキッチンに仕上がります。

〈デメリット〉

傷の目立ちやすさ: 硬いタワシなどで強く擦ると細かな傷がつくことがあります。
デザインの種類が少ない:色柄の種類が少なく、デザイン自由度が低いです。

価格の目安

15,000円〜25,000円/㎡ ほど
※機能性が高いため、一般的なパネルよりは高価になっています。

ステンレスはこんな方におすすめ!

ステンレスのパネルは、扱いやすさや掃除のしやすさなど機能を重視した材質を選びたい方、クールでかっこいいキッチンにしたい方におすすめです。
デザインの種類が少ないため、キッチンインテリアのイメージを固めてから選びましょう。

ステンレス素材についてもっと知りたい方は下記の記事もご覧ください。ステンレスキッチンの事例や詳細情報をお伝えしています。

キッチンパネル③アルミ

アルミ製のキッチンパネルは、金属の質感を持ちながらも非常に軽量で扱いやすいのが特徴です。

〈メリット〉

高い耐火性能: 金属素材のため火に強く、ガスコンロまわりの壁材として非常に信頼性が高いです。
シャープな意匠性: ステンレスとはまた違う、軽やかでモダンな質感がキッチンに清潔感を与えます。

〈デメリット〉

凹みのリスク: 他の金属パネル(ステンレスやホーロー)に比べると素材が柔らかいため、調理器具をぶつけると凹み跡が残りやすいという繊細な面があります。

価格の目安

12,000円〜20,000円/㎡ ほど

アルミはこんな方におすすめ!

アルミ素材はキッチンのお手入れを楽にしたい方、価格を抑えてステンレスと似た雰囲気にしたい方、明るくかっこいいキッチンにしたい方におすすめです。
ステンレスもアルミも実物を見て比べると全く印象が違うため、ショールームで比べてみましょう。

キッチンパネル④ホーロー

ホーローは、金属の表面にガラス質の釉薬を焼き付けた、パネルとタイルの良いとこ取りをしたような素材です。

〈メリット〉

マグネットがつく: 壁に穴を開けずに、マグネット式のラックやフックを自由にレイアウトできます。
汚れ・熱に強い: 表面がガラス質なので、油汚れもサッと落ち、火による変色もほとんどありません。

〈デメリット〉

衝撃に弱い: 表面のガラス質は、重い鍋などを強くぶつけると割れたり欠けたり(チッピング)することがあります。
加工が難しい: 非常に硬い素材のため、現場でのカットが難しく、施工費が高めになることがあります。

価格の目安

15,000円〜30,000円/㎡ ほど

ホーローはこんな方におすすめ!

ホーローの壁材は、機能もデザインも諦めたくない方、高級感のあるキッチンにしたい方、毎日使うキッチンにしっかりと予算をかけたい方におすすめです。

マグネット対応パネルなら、キッチンがもっと使いやすく!

マグネットアイテムが取り付けられる不燃化粧板や、ホーローのキッチンパネルを選ぶと、作業効率をアップさせることができます。市販品のマグネットグッズも取り付け可能なので、調理中はレシピを磁石で貼り付けたり、収納グッズを取り付ければよく使う調味料や調理器具などを置いて、壁面を収納スペースとして有効活用することが可能です。
マグネットパネルについて詳しいことは次の記事を参考にしてみてくださいね。

各素材で違う?お手入れ方法をチェック!

「どの素材を選んでも、結局お掃除は大変なのでは?」と思われがちですが、実は素材によって油汚れへの「耐性」や「落とし方」には大きな違いがあります。

タイル

タイル自体の表面はガラス質やセラミックなので汚れに強いですが、問題は「目地」です。目地は多孔質なため、油を放置すると奥まで染み込んで固まってしまいます。油料理を頻繁にする場合は、汚れが染み込みにくい「キッチン用目地材」を選んだり、こまめな拭き取りが欠かせません。

キッチンパネル(不燃化粧板・ステンレス・ホーロー)

表面が滑らかなため、油が染み込みにくいのが最大の特長です。調理後すぐであれば、水拭きでサッと拭くだけでほとんどの汚れが落ちます。気になる汚れや月に一度の念入りなお手入れをするときには、中性洗剤を染み込ませたキッチンペーパーを貼って汚れを浮かせてから水拭き・乾拭きをしてください

キッチンのお手入れについて、もっと知りたい方は下記の記事もご覧ください。

デザイン性重視?機能性重視?背面側の壁紙も考えよう!

対面キッチンが主流になった昨今、コンロまわりだけでなく、カップボード(食器棚)側の「背面壁」をどうするかで、キッチンの印象は劇的に変わります。背面側は直接火を使わないことが多く、コンロまわりよりも自由な選択が可能なため、悩まれる方も多く見られます。ここからは、背面の壁紙の3つの選び方についてご紹介します。

①統一感を出したいなら:キッチンや腰壁と揃える

キッチンの扉カラーや腰壁と壁材のトーンを揃えることで、空間全体に心地よい一体感が生まれ、キッチンが家具のように住まいのインテリアへ自然に溶け込みます。さらに、天井や床の色調とキッチンをゆるやかにつなぐような壁色を選べば、空間に美しい連続性が生まれます。周囲と調和しながらも、キッチンそのものが上質な存在感を放つ「さりげない主役」としての空間を創り出すことができますよ。

②個性を出すなら:素材や柄、色違いのものでアクセントを!

フラット対面やアイランドキッチンのように、コンロまわりに壁がない開放的なレイアウトでは、背面側の壁がLDK全体の印象を左右する「インテリアの顔」になります。
この広い壁面にアクセントクロスを取り入れる最大のメリットは、キッチンを単なる調理場ではなく、洗練された家具のように見せられることです。例えば、落ち着いたグレーやネイビーなどの濃色を選べば空間が引き締まり、木目調や石目調のクロスを選べばナチュラルな素材感をプラスできます。
また、お気に入りのキッチン家電やオープンシェルフに飾った小物を、より美しく引き立てる背景としての役割も果たします。壁紙ひとつで、自分らしいスタイルを表現できるのがアクセントクロスの魅力。背面壁をこだわりの空間演出に活用してみてください。

③ニオイや汚れ防止なら:機能性クロスをチョイス

背面側の壁は、調理家電を置いたりゴミ箱を設置したりと、実は「ニオイ」が出やすい場所でもあります。そこで選択肢に入れたいのが、特定の悩みに特化した「機能性クロス」です。最近では、背面収納の下にゴミ箱スペースを設けるスタイルが人気ですが、一方で生ゴミなどのニオイ残りを心配される方も少なくありません。そんな時には、ニオイの元を吸着・分解してくれる「消臭機能付き」の壁紙が非常に効果的です。さらに消臭効果を期待したい場合、背面だけでなく、リビング・ダイニングの壁紙も消臭機能付きのものにすると、部屋全体でニオイが気にならずに済みます。
また、カップボードの上に炊飯器や電気ケトルを置く場合、気になるのが「蒸気」によるダメージ。壁紙を「撥水」や「防カビ」機能あるタイプにしておけば、水滴がついてもサッと拭き取るだけでお手入れが完了し、壁の傷みを最小限に抑えられます。
コストを抑えつつ、日々の小さなお悩みを解決できる機能性クロス。具体的な活用イメージは、ぜひこちらの動画も参考にしてみてください。

リフォームのご相談はクリナップへ

キッチンの壁材は、選ぶ素材一つで「掃除のしやすさ」といった機能面から、「空間の心地よさ」というデザイン面まで、日々の暮らしに大きな変化をもたらします。
それぞれの素材には特有の魅力と注意点があります。まずは自分がキッチンに立つ姿を思い描き、「最も優先したいこと」を整理してみることが、後悔しないリフォームへの第一歩です。
リフォームをご検討の際は、クリナップが認定した地域密着型のリフォーム業者による会員組織「クリナップ水まわり工房」またはクリナップのリフォーム部門へぜひご相談ください。知識豊富な専門スタッフが、最適なプランをご提案いたします。

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