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クラフツマンデッキシンクの開発 development
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クラフツマンデッキシンクの開発

暮らしの真ん中にふさわしい静かなる“美”と“機能”の主張が特徴のクラフツマンデッキシンク。今回はクラフツマンデッキシンクの開発秘話を、開発デザイナーの声とともにお届けいたします。

目次

シンプルさの掛け算 キューブデザイン​

ステンレスシステムキッチンCENTROは、クリナップキッチンの新たな最高峰。そのコンセプトは、「キッチンを暮らしの真ん中に」というものです。

 「家族とのコミュニケーションが楽しめる対面キッチンが人気です。しかし、いま世の中にある対面キッチンは、もともと壁付けのI型キッチンをベースに展開したもの。そこで今回は、よりLDK空間を中心とした暮らしに馴染む対面キッチンの姿を模索し、それでいて存在感を発揮するデザインを目指しました」

CENTROは直線と直角、平面とで構成する【キューブデザイン】と名付けたデザインで統一されています。インテリア空間にスッと溶け込み、お客さまが選ばれた扉の魅力が最も引き出されるシンプルなフォルム。今回デザインしたクラフツマンデッキシンクももちろん、強く「キューブ」を意識したものです。

クラフツマンデッキシンクの美しさを際立たせるブライトエッジラインは、工程の最後に手作業で仕上げる職人技。

“クラフツマン”へのこだわり​

「“クラフツマン”とは、手作業を駆使した職人技がキーとなる当社製品に冠する称号。クラフツマンデッキシンクは、システムキッチンS.S.のクラフツマンワークトップの後継です。苦労したのは、機能性重視のダイナミックなS.S.クラフツマンデザインにあった存在感を、暮らしに馴染むシンプルさを追究するキューブデザインで、どのようにして表現するかでした」

S.S C-style クラフツマンワークトップ

この課題に対しデザイナーが行ったのが、キッチン全体のイメージから考えることでした。

「別々に描いていたシンクとワークトップ、キャビネットをくっつけてみると、箱に箱が刺さったみたいな独特な存在感が生まれ、機能性とデザイン性をバランスよく両立させることができました。機能性のポイントは、ワークトップとの高低差。クラフツマンデッキシンクは作業スペース(デッキ部)が一体となっていて、加熱調理や盛り付けを行うワークトップより5cm高く、包丁を扱うのに適した高い位置。身体をかがめずラクな姿勢で作業できます。もちろんシンクは流レールで美コートも施し、クリナップならではの清掃性の高さも満たしています」

水まわりの調理作業に最適な素材ステンレスを使ったクラフツマンデッキシンクを軸に、セラミックや人工大理石などの異素材を組み合わせることで、ワークトップに、これまでにない新たな個性が生まれました。

身体をあずけてラクな姿勢で作業ができる張り出し部、ワークトップとの高低差など、使い込むほど、シンプルなフォルムに秘められたクラフツマンデッキシンクの機能性にお気付きいただけるはずです。

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