リビング収納まで統一感を持たせたキッチンコーディネート | いつかキッチンを選ぶ日に。

リビング収納まで統一感を持たせたキッチンコーディネート case

3min

Sさま（宮城県）

CENTRO／I 型／戸建て

LDKのつながり感を大切に。リビングにもクリナップの「カフェスタイル収納」を。

金物店を営むSさまは、店舗兼自宅にお住まいでしたが、震災の影響で店舗をリニューアルし、自宅はお店から徒歩５分ほどの場所に新たに構えることになりました。
住まいの中で最も過ごす時間の長いLDKを、心落ち着く空間にしたいと、キッチンの色選びやインテリアのコーデイネートには、検討に検討を重ねました。
「ブルー系のキッチンもいいなと思っていたんですけど、リビング・ダイニングのインテリアとの相性を考えて、落ち着いた飽きがこない色を選びました。それから、LDKの統一感を大切したいと思っていたので、リビングの収納もキッチンと同じメーカーで揃えようと思いついたんです」
リビングには、STEDIAの「カフェスタイル収納」を置き、それに続いて、同系色で揃えられたキッチンへと導かれるようにつながっています。さらに天井も色味を揃えることで、LDK空間に一体感をつくり出していました。

大容量のカフェスタイル収納には、日用品やペットグッズなどを収納。全面を収納にするのではなく、真ん中にカウンターを設け、お花や香炉をディスプレイし、リビングを素敵に彩っています。

キッチン選びの決め手は、隙間なく収納できる直角の引出し

Sさまがキッチン選びで特にこだわったポイントは収納だと言います。以前のキッチンは開き戸だったため、奥のものが出し入れしにくく、使い勝手に難点がありました。引出しで奥のものが取り出しやすいのはもちろん、引出しの側面と底の角が直角で、隙間なく収納できるところに惚れ込んで、選んだのがCENTROのキッチンでした。

普段も、もしものときも安心のハンドムーブをすべての吊戸棚に。

収納量を確保するため、吊戸棚も設置されたSさま。容量の面では心強い吊戸棚ですが、高さがあるため踏み台が必要だったり、上段や奥の方は手が届きにくかったりと、小柄な方には出し入れが少し大変です。そんな問題も吊戸棚すべてにハンドムーブを取り付けることで、見事に解消しました。さらにシンク上には、ボウルやザルなど水回りで使うアイテム、食洗機の上には、洗剤というように、必要なものがすぐ目の前に降りてくるよう、作業動線に合わせた使い勝手抜群の収納設計に。

ハンドムーブを採用した理由は、作業効率アップ以外にもありました。
「以前は電動で吊戸棚の収納が昇降するタイプを使っていましたが、震災のときに停電で使えなくて、不便な思いをしました。それで、今回は手動にしたんです。そんな経験があったので、コンロは災害に強いプロパンガスが使える、ガスコンロを選びました」
もしものときにも機能するよう、防災力の視点でも考え尽くされていました。