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キッチンの「下がり天井」、デザイン性だけじゃないメリットと注意点とは? ideas
5min
キッチンの「下がり天井」、デザイン性だけじゃないメリットと注意点とは?

キッチンのデザイン性をぐんとアップしてくれる「下がり天井」。視覚的なアクセントになるだけでなく、実は実用的なメリットもあるんです。今回は下がり天井をよりおしゃれに仕上げるポイントと“知られざる”実用性、取り入れる際の注意点についてご紹介します。

目次

下がり天井とは?

下がり天井とは、通常の天井の高さよりも部分的に低くなっている天井のことをいい、折り下げ天井とも呼ばれます。
本来は梁や排気ダクト、配管などを隠して空間をすっきり見せるための施工技術ですが、最近では隠したいダクトや配管がなくても、デザイン要素として取り入れるケースも増加中。キッチンがリビングダイニングと開放的につながる空間では、キッチンの部分だけ下がり天井にすることで空間全体にデザインにメリハリが生まれる効果も期待できます。

  • 下がり天井がないキッチン

    下がり天井がないキッチン

  • 下がり天井を設置したキッチン

    下がり天井を設置したキッチン

上記写真のように下がり天井があると視覚的なアクセントになり、空間が引き締まった印象になります。

下がり天井でLDKをスタイルアップ!

キッチンはリビングなどと比べて小さなスペースである上、調理などに使う道具も多いため、インテリアにこだわりたい! と思っても家具やディスプレイなどを楽しめる範囲は限られます。その点、天井であればキッチンの機能性を保ちながら個性を表現することができます

キッチンの下がり天井をよりスタイリッシュに仕上げるコツを3つご紹介しましょう。

① 他の天井部分と異なる素材・色を選び、メリハリをつける

下がり天井でデザイン性をUPするなら、ほかの天井部分とは異なる素材・色で仕上げるのがポイント。同じ素材・色にしてしまうと、アクセントにならずぼやけた印象になってしまいます。

下がり天井をキッチンの黒と統一しホテルライクな空間に。ペンダントライトの小物使いでさらにラグジュアリーさをプラスしています。

② 素材・色は「床材」や「キッチン」に合わせて統一感を

空間のアクセントにするといっても、LDKのどこにも使われていない色を使ってしまうと統一感のないごちゃついた印象になりかねません。そうならないためにも、下がり天井は床材やキッチンの素材・色に合わせるのが基本。床材に合わせると空間のまとまり感が出てすっきり見えますし、キッチンに合わせればキッチン空間が強調され“キッチンステージ”のように仕上げることができます。

床だけでなく、カウンターやダイニングテーブルと素材・色味を揃え統一感を演出します。

③ 照明器具を効果的に配置できる

下がり天井の内部には配線を施工できるため、照明を効果的に設置することも可能。ダウンライト、ペンダントライト、スポットライトなど、光による演出で理想の空間に仕上げることができます。

埋め込みのダウンライトでキッチンに必要な明るさを確保しつつ、ダイニングテーブル上にペンダントライトを組み合わせることで食事スペースに柔らかい光をプラス。

デザイン性だけじゃない! 下がり天井のメリットとは?

昨今はデザイン性に注目されている下がり天井ですが、実は実用的なメリットや効果もあります。

① 配管やダクトを隠せる

通常の天井高の場合、レンジフードの種類や設置位置によっては排気ダクトが露出してしまうケースも。下がり天井でダクトをすっきりと隠すことで、ダクトに付着しやすいホコリ・油汚れも防ぐことができ、お手入れ性を高められます。

② 空間をゆるやかに仕切る

LDKがひとつながりの空間の場合、下がり天井をとり入れることでキッチンを視覚的に区切ることができます。壁で仕切る方法に比べて圧迫感がなく、LDKの開放感もキープ。また下がり天井の直線的なラインが遠近感を演出しそれ以外の部分の天井高が強調されるため、LDK全体が広々としたのびやかな印象に仕上がります。

③ キッチンのおこもり感をアップ

天井が低くなると音の反響が抑えられるため、おこもり感のある空間に。落ち着いて料理に集中できます。下がり天井に木目を採用すれば、安らぎ感はさらにアップ。カウンターにスツールを置いてティータイムなど、キッチンの楽しみも広がります。

下がり天井で失敗しないための注意点

多くのメリットがある下がり天井ですが、リフォームや新築でとり入れる際に注意すべきポイントもあります。

① 施工費用がアップする

多くのハウスメーカーや工務店では下がり天井はオプション仕様になるため、追加の施工費用が発生します。施工面積や素材・色によって費用が異なるため、しっかりと事前に確認しておくと安心です。

② 清掃性が低くなるケースも

天井部分と段差を設けて間接照明を設置する、隙間のあるデザインにするといった場合は、下がり天井の上部にホコリが溜まりやすくなる点も注意が必要です。また加熱機器の側にスポットライトなどを設置する場合、油ハネによって汚れる可能性も。ホコリや汚れが想定される部分にはお手入れしやすい素材を選ぶといった配慮も必要です。

③ 圧迫感を感じる

もとの天井高が低い住まいの場合、下がり天井を設置することで圧迫感の原因になる場合もあります。最低でも2.1mほどの高さをキープできるようにしましょう。天井高が低い場合や空間の開放感を損ないたくない場合は、下がり天井ではなく「天井クロスの一部張り替え」によってデザインアクセントとする方法もあります。

まとめ

デザイン面でも実用面でも多くのメリットがある下がり天井。こだわりのキッチン空間に仕上げるためにも一度検討してみてはいかがでしょうか。下がり天井以外にもキッチンを自分らしい空間に仕上げられる工夫はさまざま。クリナップのショールームではアドバイザーがプロの視点で理想のキッチンづくりをお手伝いいたします。キッチンづくりのヒントを探しに、ぜひ一度お越しください。

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