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キッチンに置く椅子の選び方は?調理をラクにするポイントと注意点! ideas
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キッチンに置く椅子の選び方は?調理をラクにするポイントと注意点!

キッチン越しにゆっくりおしゃべりしながら作業したり、料理中にひと休みしたりする時に「キッチンに椅子があれば……」と思ったことのある人も多いのでは。今回はキッチンの椅子選びについて、後悔しないためのポイントをご紹介します。

目次

※本記事に掲載している画像には、当社以外の商品が含まれている場合があります。

キッチンで椅子を使うメリットとは

・疲れにくい

基本的には立ちっぱなしで作業を行うキッチン。少し休憩をするとき以外でも、体調が万全でないときや膝・腰が痛むときなどは少し腰を下ろすことで体への負担を減らすことができます。

・くつろいで作業ができる

長時間煮炊きをする際や生地を寝かせている間など、作業の合間に腰かけてリラックス。コーヒーを飲んだり、レシピ本を確認したりとのんびり作業を進められます。

《キッチンで椅子を使う際の注意点》
キッチンに椅子があったとしても、すべての作業を座って行うことはおすすめしません。特に野菜を切る・フライパンを振るといった力を必要とする作業の場合、通常のワークトップ(天板)の高さだと椅子に座ったままでは力が入らず、思わぬ事故につながる可能性もあるためです。餃子の皮を包む、野菜の皮剥きや筋取りを行う、食器を拭き上げるといった手元作業を行う時のみご使用ください。

キッチンの椅子を選ぶ際のポイントと注意点

ではどのような椅子を選ぶと良いのでしょうか。キッチンはあくまで「調理を行う場所」なので、作業の邪魔になる・安全性に支障のあるものは避けなければいけません。基本的な「キッチンの椅子の選び方」の手順をご紹介しましょう。

1)スペースに合わせて椅子のサイズを考える

調理中は冷蔵庫からシンク、作業台からカップボード……と意外と動き回るもの。キッチンスペースに対して椅子が大きすぎると、動線を塞いでしまい作業がしづらくなります。椅子を置いたままでも通れるよう通路幅を確認した上でコンパクトなものを選びましょう。また掃除などの際の“動かしやすさ”も大切。キャスター付きにする・軽くて片手でサッと持ち上げられるデザインにする、折りたたんで隙間に収納できるものを選ぶのがおすすめです。

2)作業しやすい高さを知る

椅子の高さも作業性を考える上で大切なポイント。低すぎるとワークトップ(天板)の上が見づらいですし、置いてある食材や食器に袖などを引っ掛けてしまう恐れもあります。座面高さの目安は「ワークトップ(天板)高さから、身長×0.17を引いた寸法」。煮炊き作業など座ったままで行いたい場合は、五徳の寸法3cmほどをプラスして計算しておきましょう。

例)身長160cm、ワークトップ(天板)高さ85㎝の方の場合
85cm-(160cm×0.17)=57.8cm \座面高さ58cm〜61cmの椅子がおすすめ/

出典:公益社団法人インテリア産業協会『〔改訂二版〕キッチンスペシャリストハンドブック』

また身長が異なる人でも使いやすいよう、高さを調整できる椅子を選んでおくと、家族がキッチンで作業するときにも便利です。

3)目的に応じた椅子を選ぶ

・疲れにくさを重視するなら

座面や背もたれがクッション素材でやわらかいタイプを選びましょう。腰掛けたときにやさしく体を受け止めてくれます。足をかける部分もあるとよりくつろぎ感がアップ。ただしクッション部分が布素材だと調味料・油ハネなどの汚れが取りづらい場合も。お手入れのしやすさも確認しましょう。

・スペースが小さめの場合は

コの字のキッチンなどスペースが限られている場合や椅子に座る時間が少ない場合は、コンパクトに折り畳めるタイプがおすすめ。何気なく立てかけるだけでは、収納扉が開けづらくなったり、ふとした拍子に倒れたりする可能性があるため、折り畳んだ椅子の置き場所も事前に考えておきましょう。

・作業中の行き来が多いなら

横移動がメインになるI型キッチンには、キャスター付きのタイプがおすすめです。腰掛けたままスムーズに移動できるよう、床にはモノを置かないようにしましょう。

・カウンターの椅子と共有したいなら

キッチンとカウンター、どちらでも使える椅子にするなら色や質感にこだわりましょう。作業用だからと無機質すぎるものを選ぶと、カウンターで使用する際に落ち着かない印象に。キッチンの扉カラー、リビングダイニングのアクセントカラー、床色などに合わせて色や質感を選ぶと空間に馴染みやすくなります。

座って調理できるキッチンは「HIROMA」もおすすめ

キッチンに合わせて椅子を選ぶのではなく、座って調理ができるキッチンを選ぶという考え方もあります。キッチンとダイニングが一体化したキッチン「HIROMA」なら、ダイニングテーブルでくつろぐような感覚で、すべての作業を座ったまま行うことが可能。通常のキッチンだと手元作業しかできませんが、「HIROMA」なら幅広い作業が座ったままで行えます。

「HIROMA」は、クリナップと老舗家具メーカー飛騨産業のコラボレーションで生まれた新しいブランド。インテリアに馴染む落ち着いた佇まいが特長で、さまざまなライフスタイルに合わせてフレキシブルに組み合わせることができます。ダイニングキッチンを囲むホームパーティを楽しみたいご家庭や、長時間立って作業するのが難しいご高齢者からも「使いやすい!」という声をいただいています。

まとめ

「キッチンでの過ごし方」の幅を広げてくれる椅子。今回は調理を行う上での作業性・安全性を意識した椅子の選び方をご紹介しました。ショールームでは記事でご紹介した「HIROMA」以外にも、椅子に腰掛けた状態で作業しやすいニ―スペースを設けたオープンタイプのキャビネットなどもご確認いただけます。どんなキッチン時間を過ごしたいかなど、ショールームでイメージを膨らませてみてくださいね。

※ご覧いただけるタイプ・サイズ・カラーコーディネートはショールームによって異なります。詳しくは展示検索システムをご確認ください。

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