おしゃれで心落ち着くフレンチカントリーなキッチンづくりのポイント

おしゃれで心落ち着くフレンチカントリーなキッチンづくりのポイント point

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おしゃれなのに、どこか心落ち着くフレンチカントリースタイルのキッチン。憧れはあるけれど、「どんな風にコーディネートすればいいの？」「どんなアイテムを選べばいいの？」と実現するのはなかなか難しく感じてしまうかもしれません。
そこで、フレンチカントリーなキッチンを叶える空間づくりやアイテム選びのポイントをご紹介しますので、理想のキッチンづくりにトライしてみてください。

※本記事に掲載している画像には、現在販売終了している商品や、当社以外の商品が含まれている場合があります。

フレンチカントリーとは

フレンチカントリーとは、フランスのプロヴァンス地方の農家の家をイメージした、田舎風の温かみのある素朴な雰囲気のインテリアスタイルのこと。天井や壁を白の漆喰塗りにしたり、木材や石材、素焼きのレンガなどを壁や床に使ったりと、素材感を活かしたインテリアが特徴です。

フレンチカントリーなキッチンづくりのポイント

では、フレンチカントリースタイルをキッチン空間に落とし込むにはどうすれば？コーディネートの仕方やアイテム選びなど、5つのポイントをご紹介します。

①ホワイトを中心にカラーリング

ホワイトを中心に、やわらかいペールカラーでまとめると、フレンチカントリーな雰囲気をつくりやすくなります。鮮やかな色は抑えめにして、全体になじませるようなソフトな色合いのコーディネートがフレンチカントリーな空間にマッチします。
キッチン本体は面積が大きく、キッチン空間全体のイメージを左右するので、扉やワークトップの色は、イメージに合うセレクトを。ワークトップは、ホワイトやベージュ系のやわらかな風合いのある質感の人工大理石などもおすすめです。

②自然素材を取り入れ、温かみのある空間に

フレンチカントリーの温かみのある空間には、木や自然素材がよくなじみます。キッチンの扉カラーも木目調や石目調などの自然の素材感を取り入れたデザインを選ぶと、フレンチカントリーな雰囲気を演出できます。家具やアイテムなども同様に揃えていきたいところですね。

③曲線的なデザインを取り入れる

フレンチカントリーのやわらかい雰囲気をつくるには、直線的でシャープなデザインよりも曲線的な優しいイメージのデザインを取り入れていくと空間づくりがうまくいきます。キッチンの取手をやわらかなアーチ状のものにしたり、ディテールにもこだわってみましょう。
キッチンの入り口やパントリーの入り口にアーチ開口を取り入れるのもおすすめです。

④見せる収納を有効活用

お気に入りの小物や食器などを飾る「見せる収納」を設けるのもフレンチカントリーなキッチンづくりに有効です。背面収納やダイニング側収納をオープンにして、ディスプレイしてみましょう。
飾るものはフレンチカントリーな雰囲気に合ったアイテムをセレクトするのもポイントです。白やベージュ、ペールカラーを中心に、ウッドなどの自然素材のアイテムを意識してコーディネートしてください。バスケットやアンティーク調のアイテムは、フレンチカントリーらしさを演出してくれます。グリーンやドライフラワーなどで彩りを添えるのも素敵です。

⑤アイテム選びで自分らしさをプラス

ファブリック素材の小物、レースやお花などガーリーな雰囲気の小物はフレンチカントリーの鉄板アイテムですが、あえて別のインテリアテイストをミックスさせると個性的に。使い込んだような質感を大切にするシャビ―シックは、素朴なフレンチカントリーになじみやすいテイストです。ハイコントラストなカラーリングやシャープなデザインなど、正反対な要素をプラスすると、都会的でモダンな色合いが強くなります。ほかのテイストをミックスすることで飽きの来ないワンランク上のコーディネートが楽しめます。

使い込んだような質感や味わいを大切にするシャビーシックなインテリア
色みの濃淡のコントラストが強く、直線的なデザインが特徴のモダンなインテリア

おしゃれなフランス風キッチンのご紹介

ご紹介したポイントを取り入れていくことでできあがる、フレンチカントリーなキッチンづくりの事例をご紹介します。お好みのコーディネートを、ぜひキッチンづくりの参考にしてください。

ホワイト×ウッドの王道コーディネート

ホワイトを基調に、扉や家具にウッドを取り入れた王道のフレンチカントリーコーディネート。キッチンの扉カラーはホワイトの木目調、ワークトップはグレージュの人工大理石の組み合わせで空間に調和しています。キッチンのダイニング側にはニッチを設け、ちょっとしたギャラリーコーナーに。パントリーの入り口は、アーチ型にすることで、おしゃれでやわらかい印象になります。

ウッドが主役の素朴で温もりのあるキッチン

木目の素材感を活かしたキッチンが、温もりのある空間を演出。色は潔くブラウンとホワイトの２色に絞った、まとまり感のある洗練されたコーディネートです。素朴でシンプルながら、キッチンの扉にアンティーク調の取手を取り入れたり、スパイス入れを白いキャニスターで統一したりと、細部にこだわりが散りばめられています。

シャビーな風合いをミックスした洗練された空間

使い込んだ風合いを感じさせるキッチンカラーや壁が、シャビーな雰囲気を醸し出すコーディネート。使い込んだ味わいを大切にするシャビーシックは、素朴なフレンチカントリーと相性がよく、ミックスしやすいスタイルです。アンティーク調の照明や背面収納、そしてそこにディスプレイされているアイテムは、フレンチカントリーテイストな色みやデザインに統一され、洗練された空間をつくりだしています。

ダークカラーが引き締める、モダンミックスコーディネート

フレンチカントリーな空間にするなら、鮮やかな色みやコントラストを抑えめにすることがポイントとご紹介しましたが、あえてそのような要素を加えるとモダンな印象になります。ホワイトを基調に、デザインやアイテムはフレンチカントリーなテイストで統一すれば、異なる色みが加わってもまとまり感は損なわれません。ダークカラーの家具が空間を引き締め、都会的なモダンなニュアンスが洗練さをもたらします。