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デザイン・インテリア point

お部屋とキッチンの印象を大きく左右する、
デザイン・インテリアテイスト選びについて
ポイントや事例をご紹介します。

基本の考え方

キッチン空間の印象は、キッチン本体の扉デザインによって大きく変わります。自分の目指す理想のデザイン・インテリアテイストに向けて、扉の色や素材選びをしていきましょう。

キッチン本体の収納扉はもちろん、吊戸棚や背面収納の扉の色など、キッチンイメージに合わせて色を決めていきましょう。
キッチンのデザイン・インテリアテイストを決める際、重要なのが「ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラー」の配色のバランスです。基本的な考え方として、押さえておきましょう。

①「ベースカラー」 全体のおよそ70%

キッチン空間の印象を左右する、最も大きな面積(およそ70%)を占める色。床や壁、天井などに使われる。

②「アソートカラー」 全体のおよそ25%

ベースカラーを引き立てる、キッチン空間全体のおよそ20~30%を占める色。キッチン本体や背面収納の扉などに使われる。

③「アクセントカラー」 全体のおよそ5%

キッチン空間全体を引き締める効果がある色。全体のおよそ5%ほどと使用料は少ないながら、目立つ色味になることが多い。キッチン本体の取手や、調理家電、インテリア雑貨などに使われる。

これらをどの色で組み合立てていくのかが、キッチンのデザイン・インテリアテイスト選びの軸となります。
キッチンの扉デザインは、キッチンを目立たせたいのか、お部屋に馴染ませたいのかによって、選ぶ色や素材が異なります。

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選び方のステップ

STEP1 理想のキッチンイメージを考える

プラン例や事例などを見ながら、理想のキッチンイメージを固めます。その中で、「この色はお部屋のイメージとも合いそうだな」「このテイストは好きだけれど、ちょっとお部屋とは合わないかも」など、キッチンの色・インテリアテイストも一緒に検討していきます。

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STEP2 カタログやショールームで候補を探す

キッチンの色や素材は、メーカーによって種類が異なります。また、同じ系統の色でも、メーカーによって微妙に色合いが異なることもあります。自分の中でイメージが固まって、希望の色や素材が見つかったら、各メーカーのカタログやショールームでさらに検討してみましょう。

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STEP3 予算と調整し、決定

扉の色には、色味のバリエーションの他、グレードの設定もあります。グレードの違いは、大きく分けて2つです。

①扉面材の素材や塗装方法…シート、天然木、ステンレス、メラミン、塗装など
②意匠性…小口の形状(框風、取手一体型など)、質感(鏡面仕上げ、マット調など)

予算次第では、希望通りの色・グレードを叶えられるかどうか、調整が必要な場合もあります。キッチン選びは色・素材だけでは終わらないため、総合的に判断する必要があります。

インテリアテイストの紹介

キッチンインテリアを、テイスト別にご紹介します。各インテリアの特徴やコーディネートのコツもお伝えするので、ぜひキッチンプラン選びの参考にしてください。

ナチュラル

ナチュラルインテリアは、木製アイテムや植物など自然素材でコーディネートするあたたかみのあるテイストです。シンプルなデザインを使い、色は白が基本となります。しかし、ミニマルなインテリアではないので、差し色や小物などを程よく取り入れましょう。

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クリア

その名の通り、透明感ある美しさが魅力的なテイストです。白を基調とし、つややかな光沢が清潔さを感じさせます。余白を大事に、クリアインテリアと合わせてさらに大人な雰囲気をアップ。

和モダン

和モダンとは、日本伝統の「和」と現代的でスタイリッシュな「モダン」デザインを融合させた新しいスタイルです。
木や竹などの天然素材を思わせるアイテムを取り入れることで、自然な雰囲気が楽しめ、落ち着いた印象をつくることができます。合わせて、直線的なデザインを意識するとよいでしょう。

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北欧

北欧インテリアの特徴は、シンプルで実用的なデザインや自然素材の家具、自然がモチーフの柄です。
北欧では、長い冬の間も室内でも楽しく過ごすために、鮮やかな色柄のファブリックや小物を取り入れます。シンプルなだけでなく、遊び心を意識してみましょう。

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インダストリアル

インダストリアルデザインは、「工業の」という言葉に由来します。金属やタイル、コンクリートといった無機質な素材をベースに、木材やレザーなどの異素材を合わせることで、シンプルながら存在感ある独特な雰囲気をつくることができます。

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ラスティック

ラスティックインテリアは、さまざまな素材を組み合わせ、カジュアルであたたかみのある印象が特徴です。明るいトーンでまとめるとカントリー調に、重厚なトーンでまとめるとヴィンテージなスタイルになります。自然素材を使ったアイテムを取り入れると、より素朴な魅力を楽しめます。

キッチンカラーと素材

扉の色について

主にキッチン空間は、キッチン本体、壁、床、天井で構成されます。空間の大部分の面積を占めるのは床や壁ですが、主役はキッチンの扉の色です。
扉の色がキッチン本体のベースカラーになり、キッチン空間全体の印象を大きく左右します。

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素材について

同じような色であっても、素材の種類や加工方法が違うと、全く異なる印象を与えます。
鏡面仕上げでスタイリッシュなキッチンがいいか、マット調でナチュラルな温かみを表現したキッチンがいいか、お部屋全体の雰囲気とも合わせて検討してみましょう。

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キッチン本体以外のデザイン選び

キッチンをコーディネートする上で、本体以外にも選ぶべき設備があります。

キッチンの床をリフォームするとき、どのような床材を使うかでキッチンの印象や過ごしやすさが変わります。素材によって機能性やデザイン性に違いがあるので、リビング・ダイニングの雰囲気と合うかどうかも考慮することが大切です。

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キッチンをトータルコーディネートする時、忘れてはいけないのが壁のデザイン。耐火性・耐水性・耐久性などの機能面で選ぶのも大切ですが、好きな色柄を選んだり、タイルなどを使って個性的にコーディネートすることもできます。

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カーテン

キッチンに大きな窓があると明るく開放的な空間になりますが、同時に検討したいのが、カーテンをつけるかどうか。外からの目隠し・遮光の効果があり、色柄によってキッチンを自分好みにコーディネートすることができます。

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照明

無難な蛍光灯だけではなく、最近はデザイン性も重視したキッチン照明が多くあります。見た目はもちろん、照明の色味にもこだわることで、より料理が楽しくなります。

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