おうち時間が増えた昨今、心地よい暮らしを考える「ヒュッゲ」な暮らしが注目されています。
「ヒュッゲ」とは北欧デンマーク流の暮らしをあらわす言葉で「家やインテリアを整えて、ホッとくつろげる空間で心地よく幸福感に包まれて暮らす」というイメージです。
今回は、北欧風のLDKでヒュッゲな暮らしを叶えるキッチンプラン例をご紹介します。
目次
インテリアスタイル
ホワイトカラーを基調にした、明るい北欧風のリビング・ダイニングに、グレイッシュな水色がマッチします。
空間に馴染んだシンプルなキッチンなので、お気に入りのダイニングテーブルやビビットカラーの絵画、ファブリックがアクセントとなります。
自然の温かみを感じられる木目のアイテムは、北欧風インテリアには欠かせません。ダイニング収納に使われているシンプルな木目の「ホワイトウッド」が優しい印象の空間に仕上げています。
レイアウト
側面が壁についている半島のような形から、ペニンシュラキッチンと呼ばれています。
アイランドキッチンのように、キッチン両側に通路用の空間を確保しなくて良いので、広さや間取りに左右されにくく、設置しやすいことがメリットです。広々としたスペースがなくても設置しやすいため、リビング・ダイニングや洗面室など、他の部屋との配置も考えやすく、間取りの自由がききます。
キッチンの種類
デュアルトップ対面（ハイタイプ）I型のキッチンです。
調理中に家族とコミュニケーションが取れる解放感はほしいけれど、ワークトップやシンクの中はしっかり隠して、調理に集中できる空間を作りたいという方にオススメです。
ほどよく視界を遮るカウンターがキッチンとリビングを隔て、キッチンに立つ時間とリビングでくつろぐ時間を心地よく仕切る役割を果たしています。
キッチン作りのポイント
キッチンプランのポイント
ほっと一息くつろげる時間を作るため、お手入れ簡単なキッチン機器を採用し、後片付けの時短ができるようにしました。特にレンジフードは、気になるけれど、掃除が大変だからついつい後回しにしがちですよね。
「とってもクリンフード」の普段のお手入れは、整流板と、整流板を外した先のプレートパネルをサッと水拭きするだけ。お手入れがかんたんな機器は、時短に繋がるだけでなく、節水にも役立つことが嬉しいですね。
クリナップのとってもクリンフードとは？
「リーフプレート」を使った立体構造のフィルターは、油をしっかり”とっても”、お手入れが”とっても”簡単なレンジフードです。
その秘密は、ステンレス仕様のリーフプレートに施された美コート（親水性のセラミック系特殊コーティング）にあります。汚れの下に水が入り込み、汚れを浮かすため、お皿を洗うようにスポンジで簡単に汚れを落とすことができるのです。
収納のポイント
モノや暮らしを整えることを意識し、キッチン周りの収納スペースを充実させました。
見せない収納を心掛けることで、お気に入りのアイテムが空間のアクセントとなります。
ダイニング側の収納には、文房具や救急箱、掃除用具などリビングダイニングで使用するモノを収納しました。収納場所がまとまっていると、室内がごちゃつかず、どこに何をしまったのか把握しやすくなりそうですね。
デュアルトップ対面のコンロ前収納とは？
デュアルトップ対面のコンロ前収納は、背の高いモノがすっきりと片付くので、掃除用具やキャスター付きワゴンの収納場所になります。
掃除機やフローリングワイパーなどがラクラク収納できて、使う時にはサッと取り出せます。底板が無いので、キャスター付きのリサイクル紙ストッカーなどを持ち上げずに出し入れ可能です。生活感のないおしゃれな空間を作りたい方に、おすすめといえます。
キッチンプラン詳細
※本記事の情報は2022年9月時点の内容です。最新の商品情報はお近くのショールームやカタログにてご確認をお願いいたします。
※写真の調理機器は仕様変更となっている場合があります。