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使いやすいキッチンレイアウトとは?カウンターキッチン徹底検証 knowledge
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使いやすいキッチンレイアウトとは?カウンターキッチン徹底検証

近年、多くのご家庭で採用されているシステムキッチン。中でも、リビングやダイニングが見える位置にキッチンを配置する『対面キッチン』が流行しています。
『対面キッチン』と聞いてイメージするのは、カウンターのあるキッチンではないでしょうか。
カウンターキッチンは、調理しながら家族とコミュニケーションができるのが特徴ですが、本当に使いやすいキッチンなのか検証します。

目次

カウンターキッチンとは

そもそも「カウンターキッチン」というものに定義はありません。
決まったカタチがあるわけではないのですが、一般的には調理をする人以外の人も使えるような「台」や「テーブル」があるような構造を言います。

カウンターには大きく二種類の施工方法があります。

カウンター部分を現場で施工する、造作対面と呼ばれるパターン

このパターンは、工事業者と形を相談しながら決めることができます。ある程度自由な形で設計することが可能です。

カウンターの部材をキッチンメーカーで揃えるパターン

規格品の中から選ぶ為、希望の形にできない場合や、造作で作るよりも値段が高くなってしまう場合があります。ですが、扉色をキッチン本体と揃えられたり、メーカーのおすすめカラーから選べたりする為、デザイン面では選びやすいメリットがあります。

カウンターは様々な形で設置することができます。 ダイニング側に高さのあるカウンターを設置し、作業を見せないようにしたタイプのカウンターキッチン(①)から、アイランド型(②)・ペニンシュラ型(③)のようにカウンターと天板(ワークトップ)がフラットなタイプも、カウンターキッチンと呼べます。また、キッチンスペースとの仕切りとして置かれたカウンター(④)も、大きなくくりでいえばカウンターキッチンです。

①一般的なI型カウンターキッチン

②アイランド型キッチン

③ペニンシュラ型キッチン

④カウンターを配置したL型キッチン

カウンターキッチンのメリット・デメリット

それでは実際に、カウンターキッチンのメリットとデメリットを考えてみましょう。いずれも、全体的なレイアウトや構造で変わりますが、大まかに挙げてみると次のようになります。

カウンターキッチンのメリット

・コミュニケーションが取りやすい

・開放感がある

・料理を運びやすい

・カウンター下に収納を増やせる

カウンターキッチン最大のメリットは、家族とのコミュニケーションが取りやすくなる、という点です。ダイニングとキッチンがカウンターを挟んで自然につながる形になりますので、キッチンで調理をしながら家族が何をしているのか把握することができます。小さなお子さんのいる家庭では、お子さんから長い時間目を離すことが不安なこともあると思いますので、キッチンを対面型にしておくと安心です。また、アイランド型やペニンシュラ型に見られる天板(ワークトップ)とカウンターがフラットなタイプであれば、大人数でキッチンに並んで料理をすることが可能です。そのため、お子さんやご友人と一緒に料理ができる、という点も魅力の一つになります。

また、カウンターキッチンは開放感があるのが特徴。ダイニングまで広く見渡すことができるので、キッチンに立った時に閉塞感がありません。 そして、ダイニングとキッチンの橋渡しになるカウンターに作った料理を置けば、配膳も効率的に行うことが可能です。食後の後片付けも楽ちん。さらに、カウンター前に椅子を置けば、カフェやバーのようなスタイルを楽しむことができます。
さらには、カウンター下に収納スペースを設けることも可能です。ダイニング側の収納になるので、アイデア次第で様々なものを置くことができます。調理家電や皿などを置いても良いですし、グリーンや小物などのインテリアを置くのもおすすめです。

カウンターキッチンのデメリット

・調理中の匂いが広がりやすい

・ダイニング側への水・油はね(天板〈ワークトップ〉がフラットな場合)

・それなりの面積が必要

デメリットは、調理中の匂いが広がりやすいこと、ではないでしょうか。ダイニングとキッチンがカウンターでつながっているので、独立したキッチンよりも匂いが気になってしまいがちです。ガスコンロに比べて、比較的油はねが抑えられるIHクッキングヒーターを選んだり、調理開始前に換気扇を回したりするなどの対策を行うと良いでしょう。

また、ダイニング側への水・油はねも気になるところ。この問題に関しては、油跳ねガード(ガラスパネル)を設置するなどの対策ができます。

そして、カウンターキッチンを設置するためには、壁付けキッチンに比べてそれなりに広い面積が必要ということです。少なくとも標準的なシステムキッチンの奥行き6~70センチに加え、カウンターの分が必要となります。ダイニング側が狭くなってしまう可能性がありますので、動線を考えた上でレイアウトを決める必要があるといえます。

主なキッチンレイアウトとカウンター

ここからは、キッチンレイアウトごとにカウンターの設置方法や活用方法についてご紹介します。

I型キッチン

I型キッチンはシンクとコンロが一列に並んでいる、まっすぐなレイアウトです。一般的には冷蔵庫もその横に並ぶことが多いとされています。コンパクトな間取りに多く見られます。壁に向かって配置されている場合はカウンターの設置は難しいのですが、対面タイプなら相性は抜群です。

II型(2列型)キッチン

II型(2列型)キッチンは、シンクとコンロが向かい合わせになった配置のキッチンレイアウトです。カウンターを設置するなら、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンと同じようにフラットにするのがおすすめ。カウンターで高さを作らないことによってリビングとの一体感を得ることができます。

L型キッチン

シンク、コンロをL字になるように配置するキッチンレイアウトです。L型キッチンにカウンターを設置する場合は、シンクがある面をダイニング向きに設置してカウンターを作ります。キッチンスペースを広く取れるお家におすすめです。

アイランドキッチン

シンクとコンロの両方、もしくはその片方が含まれたキッチンを、独立させた「島」のように配置するレイアウトで、両端が壁に接していないのが特徴です。天板(ワークトップ)を大きく取るので、ダイニング側をカウンターとして使用することができます。

ペニンシュラキッチン

アイランドキッチンと構造は同じですが、片端が壁に接しているのがペニンシュラキッチンの特徴です。こちらもアイランドキッチン同様、天板(ワークトップ)を大きく取ることが可能なので、ダイニング側をカウンターとして使用するのがおすすめです。

使いやすいキッチンのレイアウトとは

おしゃれで人気の高いカウンターキッチンですが、キッチンレイアウトを選ぶ際に押さえておきたいポイントがあります。それは『使いやすい作業動線だけでなく、ライフスタイルも考慮する』という点です。
家族構成やそれぞれの家庭によって優先したい箇所が異なります。自分の暮らしにぴったりなキッチンレイアウトを探してみてはいかがでしょうか。

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