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モダンキッチンを作るコツは?テイストの種類や事例をご紹介 point
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モダンキッチンを作るコツは?テイストの種類や事例をご紹介

※本記事の商品(キッチン本体・調理機器等含む)は、販売終了もしくはモデルチェンジにより仕様変更となっている場合があります。また、当社以外の商品が含まれている場合があります。

シンプルで落ち着いたモダンスタイルのキッチンは、人気の定番。しかし、モダンの中にも、ナチュラルからクール、和や海外の雰囲気を感じるものまで、さまざまなテイストがあり、コーディネートに迷ってしまう方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、モダンキッチンの種類や、選び方のポイント、事例について詳しくご紹介します。ぜひ、お好みのモダンスタイルを見つけてみてくださいね。

目次

モダンスタイルとは

「現代的」「近代的」を表す『モダン(modern)』という言葉は、明治時代〜大正時代に、「今風で洒落ている」といった意味合いで使われ始めたと言われています。今では、機能的かつ合理的なデザインの建築物や、家具のスタイルを指す言葉として活用されています。

モダンスタイルは、余計な要素のないシンプルなコーディネートや、直線が際立つデザイン、ガラス・アルミ・ステンレスなどの硬質な素材を取り入れた雰囲気が特徴です。

また、派手なカラーのファブリックを配置したり、現代アートを飾ったりすることも、モダンスタイルを作るひとつの手段です。モダンスタイルのキッチンを実現するためのポイントは、後ほど詳しく解説します。

テイストによって印象が変わる!モダンキッチンの種類

モダンスタイルと聞くと、「スタイリッシュ」や「クール」といったイメージがあるかもしれませんが、実はそれだけではありません。

ほかにも、自然で温かみのある組み合わせや、アジアやヨーロッパの雰囲気を取り入れたのものなど、多彩なテイストが存在します。今回は、おしゃれなキッチンを作る、10種類のモダンスタイルについてご紹介します。

種類①ナチュラルモダン

無垢材や木目調の家具は、カジュアルなコーディネートにもよく使われますが、使う色数を絞り込むことでナチュラルモダンなキッチンが完成します。

キッチン本体にグレーやブラックを採用したり、金属の脚がついた木製テーブルを選んだりすると、明るいベージュの収納、フローリングの床との組み合わせも、モダンな雰囲気に。

種類②クールモダン

ブラックやホワイトを基調にしたモノトーンコーディネートは、クールな印象を作り上げる近道です。

例えば、初めにキッチンや背面収納の色をブラックと決めてしまえば、そこからの全体コーディネートが決めやすくなります。「壁や床をブラックにするのは勇気がいる」という方も、トライしやすい方法です。

クールな中にも明るい雰囲気が欲しい場合は、壁、床、天井、腰壁など面積の多い部分にホワイトを選ぶと良いでしょう。

種類③和モダン

大人なモダンスタイルを土台に、日本を感じさせる色やアイテムを加えると、和モダンなキッチンに仕上がります。

例えば、キッチンや収納には落ち着いたカラーをセレクトした上、LDK内に畳スペースを作ったり、格子状の目隠しを設置したり、近くの窓に障子を採用すると、和の雰囲気がぐんと増します。

料亭や居酒屋で見るような、天然木の一枚板テーブルや、シックな色の木製チェアなども、和モダンな空間を引き立たせてくれます。

種類④シンプルモダン

空間の中で使用する色数を極力抑え、シンプルさに徹したコーディネートです。

天井や壁と同じく、キッチン本体や背面収納にはホワイトを選択し、床と椅子の色には同色系のブラウンを選ぶなど、パッと目に入るメインの色を1〜2色に絞るのがコツです。

種類⑤ミッドセンチュリーモダン

ミッドセンチュリーは、「1世紀の中間」を意味し、1940~60年代にかけてアメリカで流行したデザインテイスト。ミッドセンチュリーモダンとも呼ばれ、その期間につくられた建築、家具、インテリアなどを指す際に使われます。

第二次世界大戦後、戦時中に生み出された軍事技術や新素材が、デザイナーたちによって応用されました。強化プラスチックや合板の普及、住宅需要の高まりなども背景に、一気にブームになったスタイルです。

シンプルなデザインやカラーの中にも、それまでの時代にはなかった曲線・曲面や、流行したポップアートなど、時代を象徴する要素が反映されたミッドリーセンチュリーモダン。当時のアメリカ家具に多かった、ブラックや深い色のコーディネートを呼ぶこともあります。

種類⑥北欧モダン

シャープな雰囲気のインテリアの中に、温かみをプラスする北欧モダン。

ホワイトや淡いグレー、明るい木目などで構成された空間の中に、アクセントカラーが際立つキッチン扉や家具、ファブリックなどを取り入れます。

自分のお気に入りや、気分の上がる色を選ぶ楽しさもあります。壁の一面に色を入れるのもおすすめです。

種類⑦アジアンモダン

リゾートホテルを思い起こさせるアジアンモダン。タイやベトナムといったアジアの国を感じるカラーやアイテムを取り入れたこのテイストは、最近は家全体に取り入れる方も多く、人気です。

濃いブラウンや深いグレーを土台に、ミディアムブラウンのウッド調家具や、モンステラなど大きめの観葉植物を置くと、雰囲気がUPします。

種類⑧ミニマルモダン

ミニマルモダンは、モダンに「最小限の」という意味の『ミニマル(minimal)』を掛け合わせた、可能な限り生活感を感じさせないスタイルです。シンプルモダンの極みとも言えるでしょう。

置くモノを選び抜き、必要最低限なものだけに囲まれた、無駄のないキッチン空間。使う色を絞り、素材や質感にも統一感を持たせることで実現できます。

種類⑨ラグジュアリーモダン

『ラグジュアリー(luxury)』は、「贅沢」や「豪華」という意味の単語ですが、きらびやかさを加えるのではなく、色合いや素材を厳選することで生まれるテイストです。

キッチン本体には、ブラックや濃紺、ワインレッドなどの深い色、さらには艶やかさのある鏡面扉を。ワークトップにも落ち着いた色を。そして家具には、キッチンと同系のものや、アンティーク調のものを置くと、重厚感が演出できます。

暗いコーディネートになってしまう場合は、間接照明を使ったり、照明器具に華やかさのあるデザインを採用すると効果的です。

種類⑩フレンチモダン

ホワイトやグレー、くすんだグリーンやブルー、ピンクなどの落ち着いたパステルカラーなどをベースにした空間の中に、フランスの雰囲気を感じる要素を取り入れた、フレンチモダン。

“フレンチ”と聞くと、豪華な装飾をイメージしがちですが、”モダン”が交わることで、印象はがらりと変わります。

壁色、キッチン扉、照明の形状、小物のみに古典的なヨーロッパデザインを使うことで、派手さを抑えた、シンプルとクラシカル調が絶妙に調和する、大人っぽいコーディネートです。

モダンキッチンを実現するためのポイント

モダンキッチンに分類される、さまざまなテイストについてご紹介しました。ここからは、各テイストを叶えるためのポイントを5つお伝えします。

ポイント①モノトーンをベースにする

「あれこれ組み合わせを考えるのは苦手」という方におすすめしたいのが、モノトーンをベースにする方法です。

例えば、キッチン扉や背面収納にはブラックを選び、ダイニングテーブル・チェアにはホワイトを選ぶと、シックなモノトーンコーディネートになります。

キッチン扉にホワイトを選択したい場合は、ワークトップをダーク系のセラミック製にしたり、取手をブラックにしたりと、アクセントでブラックを使うのも◎です。

ポイント②直線的なインテリアを選ぶ

ストレートなラインは、すっきりと美しい印象を与えてくれます。

キッチン本体は直線的なデザインが多いのですが、ワークトップに置く小物類や、ダイニングセットも、曲線のないシャープな形状のものをチョイスすると、モダンテイストに近づきます。

ポイント③無機質・硬質な素材を選ぶ

ガラスや金属などの、硬く無機質な素材は、モダンキッチンづくりの強い味方です。ワークトップだけでなく、キッチン扉にもステンレスを選べば、ひときわクールな印象に。

雑然とモノを置くのが躊躇われるモダン空間ですが、同様の素材を使ったキッチンツール選ぶようにすると、統一感が出るので、見せる収納までも楽しむことができますよ。

ポイント④壁には絵画を飾ってみる

LDKの中に現代アートを飾ると、モダンな空間に早変わりします。

小さめの絵をいくつか並べるのも良いですが、思い切って大判のものを設置すれば、キッチン、壁、床、家具のカラーコーディネートに関わらず、それだけで一気に満足のいく、おしゃれなモダンスタイルが出来上がることも。

ポイント⑤観葉植物で空間に柔らかさを

コーディネートがクールな印象に寄りすぎてしまったら、観葉植物を置くと、柔らかい表情が加わります。背の高い鉢植えなら、空間の象徴にもなります。

逆に、キッチンや腰壁、ダイニングなどに小さめのものを飾ると、可愛らしい雰囲気になりますよ。

クリナップのモダンキッチン実例紹介

続いて、クリナップのキッチンシリーズにおける、モダンキッチンの事例をご覧いただきます。インテリアコーディネートはもちろんのこと、キッチン扉のデザイン・カラーも重要ですので、参考にしてみてください。

実例①モノトーン空間にキッチンが際立つシンプルモダン

モノトーンコーディネートには、アクセントカラーを使うことで、個性を感じる空間に。

ホワイト、グレー、ブラックをバランスよく配置したLDKの中に、際立つステーリアシャンパンのステンレス扉キッチン。夫婦二人で愉しむワインがさらに美味しく感じそうな、シンプルモダンなキッチンです。

・キッチンシリーズ:STEDIA(ステディア)

実例②都会的な空間に木目が優しいナチュラルモダン

シャープで都会的なインテリアは、冷たい印象になりがちですが、キッチンに木目扉を採用することで、温かさや優しさをプラスできます。

大きな窓から差し込む光が、明るいナチュラルモダンキッチンを包みます。

・キッチンシリーズ:STEDIA(ステディア)

実例③和モダンにマッチするレッド色のキッチン

ダークトーンのダイニングや床色に馴染む、大人な和モダンキッチン。デュアルトップ対面レイアウトは、調理中の手元をダイニング側からしっかり隠してくれます。

静かに佇む美しいレッド色のキッチンは、和モダンだけでなく、ラグジュアリーモダンにも合います。

・キッチンシリーズ:STEDIA(ステディア)

実例④ナチュラルやミッドセンチュリーに合うコーディネート

趣味を存分に楽しめそうな、自分らしさを表現したインテリア。木製のダイニングセットや観葉植物が、柔らかい印象を与え、ナチュラルモダンな雰囲気を作っています。

深いチャコール扉やステンレスワークトップは、ミッドセンチュリーモダンキッチンなキッチンにも良く合います。

・キッチンシリーズ:ラクエラ

実例⑤和モダンな空間に調和する京友禅扉

京友禅をモチーフにした、伝統技巧の意匠を採用したキッチン扉。こだわりの職人技が光る、美しい塗装は、和モダンな空間を引き立たせます。

畳にはもちろん、レンガの壁にも調和し、気品ある雰囲気を演出します。

・キッチンシリーズ:CENTRO(セントロ)

モダンは奥が深い!理想のキッチンを見つけてみよう

モダンスタイルにも、色々な雰囲気のコーディネートがあります。少しの違いで印象が変わるので、「どんなモダンスタイルにしたいか」を明確にしておくことが大切です。

WEBサイトやSNSでおしゃれな事例を探すのも良いですが、そのあとはぜひ実物を見に、ショールームに足を運んでみてください。たくさんのデザインやカラーのキッチン扉や、ワークトップ素材、インテリアコーディネートなどの展示が、きっと理想のモダンキッチンのヒントになるはずです。

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