山の食卓で生まれる、料理が人生を豊かにする時間 | キッチンまん中、おいしい暮らし Dreamia Club | クリナップ
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キッチンと暮らしのまん中で輝く人
教室ストーリー

山の食卓で生まれる、料理が人生を豊かにする時間

緑に囲まれた庭で、心潤う試食タイム

世界観が統一されたテーブルコーディネート。料理と器合わせのセンスが学べるのも魅力

キッチンからおいしそうな香りが漂い、料理が一皿、また一皿と完成していきます。西丸先生と生徒さんで美しく盛り付け、テーブルは華やかな夏のごちそうでいっぱいに。カトラリーやレストに至るまで、西丸先生の提案する世界観が統一されていて、より美味しく見せるテーブル作りが学べるのも魅力です。

すべての料理が完成したら、お楽しみの試食タイムです。

料理を取り分けて庭のテーブルに運び、爽やかな山の空気を感じながら、グラスを合わせて乾杯します。

ソムリエでもある西丸先生。料理に合うワイン選びや、マリアージュの楽しみも学べます

ひと口味わうたびに「おいしい!」「これは家でも作ってみたい」と笑顔が広がります。料理に合わせて西丸先生が厳選したワインやクラフトビールも登場し、おしゃべりを楽しみながら、ゆったりと時間が流れていきます。

料理を作り、味わい、語らいながら同じ食卓を囲む。日常を少し離れた山荘では、そんなひとときがいつも以上に贅沢に感じられます。この時間を楽しみに、生徒さんたちはまたここを訪れたくなるのでしょう。

一皿の料理から、人生の愉しみを

「うちの子は、サイマルレシピで育ちました」—生徒さんの家族の定番レシピになることが最高の喜び

西丸先生が料理を好きになった原点には、ご両親の存在があります。

料理好きだったお母様は、洋食の日には鶏ガラスープから手作りし、和食も一品一品丁寧に仕上げる方。一方、お父様は大の食道楽で、新しい店ができると姉妹を連れて食べに行ってくれたそうです。

そんな食を大切にする家庭で育ち、大学時代にはフランスへ留学。ホームステイ先で、家庭料理の魅力と食卓を囲む豊かな時間に触れたことが、フランス家庭料理を生涯の仕事にしたいと思う大きなきっかけとなりました。

それから28年。教室を続けてきた西丸先生にとって、何よりの喜びは生徒さんとの出会いです。
長く通う方も多く、結婚や出産、お子さんの成長など、それぞれの人生の節目に寄り添いながら料理を伝えてきました。

「我が家の定番料理になりました」
「家族から『また作って』と言われました」
「母の日や父の日に作ったら、とても喜ばれました」

中でも忘れられないのが、ある生徒さんからの

「うちの子は、サイマルレシピで育ちました」

という言葉。

教室で伝えたレシピが、それぞれの家庭で繰り返し作られ、家族の思い出の味になっていく。28年という歳月を重ねてきたからこそ実感できる、料理の仕事の大きな喜びです。

「家族のために心を尽くしてきた料理」を、「自分自身の人生を愉しむもの」に変えていきたい。

そして今、西丸先生が教室で伝えたいのは、料理を「家族の為の役割」から「自身の人生を豊かにする愉しみ」に変えてもらうこと。

「家族のための役割だった料理が、自分自身の人生を愉しむ料理へと変わっていく。そんなきっかけになれたら、とても嬉しいです」

料理を学ぶことから、ワインや旅、文化へと興味が広がり、新しい出会いも生まれていく。そんなふうに、一皿から世界が広がっていくことも、西丸料理教室の魅力なのでしょう。

これからも国内外を旅し、新しい食文化や本物の味に触れ、その感動を生徒さんへ届けていきたいという西丸先生。さらにオンラインレッスンを通して、日本全国、そして海外へもフランス家庭料理の魅力を伝えていくことが、これからの夢です。

料理を通して、毎日の暮らしを、そして人生そのものを愉しむ。西丸先生の教室から、そんな豊かな時間がこれからもたくさんの人へと広がっていくことでしょう。




インタビュー・文:窪田みゆき
撮影:松田恩美