人気の対面式キッチンのお話

手元は隠すという選択

今や定番となった対面式。部屋の広さや生活動線を意識してライフスタイルにあった対面式のキッチンを選ぼう。シンクやコンロの位置も含め、どのタイプにもある長所短所を知ることが、はじめの一歩。

今回は、「フラット対面を進化させたデュアルトップ対面」を詳しく紹介します。

では、ここで一度対面式のキッチンについて整理をしておく。

リビングに向かって調理するこのレイアウトには、大きく「造作対面」と「フラット対面」の二つがある。

クリナップ ステディア デュアルトップ対面Ⅰ型 アイランド
クリナップ ステディア デュアルトップ対面Ⅰ型 壁付け
クリナップ ステディア デュアルトップ対面Ⅰ型 壁付け

キッチンのワークトップ(シンク、コンロ、作業スペースなど)面を覆い隠せる「造作対面」ならば問題ないが、人気のアイランドキッチンで採用される「フラット対面」は、いわば丸見えキッチンだ。
優れたデザインも汚れたお皿や調理器具が散らかっていれば、台無しになってしまう。
この問題点を解消するために生まれたタイプが下の写真のキッチンだ。

クリナップ ステディア デュアルトップ対面Ⅰ型 壁付け

一見、シックなフラット対面、しかも贅沢で開放的なペニンシュラキッチンに見えるだろう。
じつは、シンクや作業面が見えないように手元隠しのカウンターを施したもの。
名付けて、デュアルトップ対面だ。
フラット対面の見栄えの良さと、手元を覆い隠す造作対面の実用性をハイブリッドさせた新発想。
こんなにオープンでおしゃれなのに、置きっぱなしのスポンジや洗剤があってもリビングからは見えない。
秘すれば花の、お見事キッチンだ。

まとめ

  • デュアルトップ対面はアイランドキッチンのように開放的なのに、置きっぱなしのスポンジや洗剤があってもリビングからは見えない。
戻る