快適に使えるサイズを知ろう

脚立が必要な棚なんて。

たかが数cm・・・でも、その数cmが料理が楽しくなるか否かの分かれ道。効率的な動線や体に合ったサイズを考えて使いやすい幅、位置、高さを決めていこう。

今回は、「吊り戸棚」について詳しく紹介します。

存分にスペースを取ることは難しい日本の住宅事情を考えると、天井までの空間を使える吊り戸棚の収納力はとても大きい。
使用頻度の少ない食器や鍋などを置いておくには、まさに最適なスペースだ。

しかし、奥様たちには評判の悪い収納であったことも事実だぞ。高くて手が届かない、脚立を使って重いものを取り出すのは怖い。
そもそもキッチンで脚立に登るのは危険だし、いちいち脚立を出してくる手間だって面倒だ。
かくして吊り戸棚の中では、忘れられたおもちゃ箱のように奮発して買った高級調理具や大きな食器が静かに眠り続けるということも少なくない。
背の高い家族がいれば、ちょっと手を伸ばして取ってもらえるが、育ち盛りにはどこまで背が伸びるんだろうといぶかしがった子どももやがて巣立ってしまう。

その救世主が、昇降型の吊り戸棚だ。

オートムーブシステム

戸棚の方で、目の前の高さに降りてきてくれるという、日本が世界に誇ってもいい大発明。
吊り戸棚の下まで片手が届けば、誰もが頼り甲斐のある収納を味方にできるぞ。

まとめ

  • 日本の狭い住宅事情に、天井までの空間を使える吊り戸棚の収納力は頼りになる
  • 吊り戸棚に高くて手が届きにくい人のために昇降型の吊り戸棚が便利
戻る