失敗しないために reform
お金も時間もたくさんかかる
キッチンリフォーム。
「やって良かった」と思える
リフォームのために、
気を付けるべきポイントをお伝えします。
リフォームの種類
ひとくちにキッチンリフォームと言っても、さまざまな種類があります。ご自宅がマンションか、戸建てかによって出来ること・できないことが変わることも。まずはどんなリフォームの種類があるのか知っておきましょう。
マンション
マンションでリフォームできるのは、専有部分に限られます。また、3階建て以上のマンションの場合、重量に耐えうる鉄筋コンクリートなどで造られることが多くあります。一戸建てとは異なり、間取り変更が難しい工法の建物が多いので注意しましょう。
詳しく知る戸建て
一戸建ては、リフォームの自由度が高いとはいえ、建物の構造によっては希望どおりリフォームできない場合もあります。リフォームを考える前に、まずは希望のリフォームが「できる」か「できない」か、確認しておくことが重要です。
詳しく知るさまざまなリフォームの種類
リフォームする範囲によってできること・できないこと、工事期間・費用は大きく異なります。現状の不満を解決するために、最適なリフォームはどんなものか考えることが大切です。
LDK空間
キッチンレイアウトそのものの変更を伴うリフォーム。LDK全体の間取り変更や、独立キッチンの壁をなくして対面キッチンにするなど、範囲はさまざまです。
注意点
配管工事や内装工事が必要になると、工事費が高くなるので注意が必要です。また、柱や壁を撤去したい場合、建築構造によってはできない可能性があるため、早めの現場調査が必要です。
キッチン空間のみ
キッチン本体と、床・壁紙・天井などキッチン空間の内装を含むリフォーム。キッチンレイアウトの変更はありません。
注意点
使用する内装材によって、工事費用が大きく変わります。理想のイメージを持つことはもちろんですが、予算との相談も重要です。
キッチン本体のみ
キッチン本体を新しいものに入れ替えるのみ。キッチンレイアウトの変更はありません。
注意点
間口や奥行、高さが異なるキッチンと入れ替えたい場合、床や壁の工事が必要になります。
また、キッチン本体だけで良いと思っていても、いざ解体してみると、床や壁が傷んでいて内装工事が必要になることもあります。
設備機器のみ
レンジフード、水栓、加熱機器、食洗器など、キッチンに使用している設備機器のみを交換するものです。
注意点
不調を感じる部分だけ直しても、すぐまた他の設備が壊れてしまい、累積の修理費用がリフォーム費用と変わらないくらいに膨らんでしまうこともあります。
また、ガスコンロをIHにするなどの場合は、ガス・電気工事が必要になるため注意が必要です。
よくある失敗例と防止策
冷蔵庫だけ前に飛び出てしまった
実はよくあるのが、冷蔵庫などの大型家電の設置スペースの間違いです。冷蔵庫を置くスペースは確保しても、サイズ測定が正しくなければ、ピッタリ冷蔵庫をおさめることができません。サイズ測定をしていても、リフォーム前に使用していた冷蔵庫と、新しく購入した冷蔵庫のサイズが異なっていたため、入らなかった…なんてことも。
失敗しないためには…
冷蔵庫のサイズはもちろん、その周辺に位置する収納スペース等の奥行サイズをしっかり測った上で、工務店に相談しましょう。サイズ測定に不安がある方は、現場調査の段階でプロに測ってもらうこともおすすめです。
家電やゴミ箱の置き場所がない
忘れがちな方も多い、家電・ゴミ箱の置き場所。普段使いするものだからこそ、使いやすい場所の確保が重要ですが、キッチン本体の設備機器やデザインに集中していると、置きたいものを置く場所がない!なんてことになりがちです。
失敗しないためには…
リフォーム前のキッチンにある家電やアイテムを整理し、それぞれをどこに置くのか、収納計画をしっかり立てましょう。電子レンジやゴミ箱など、意外と場所を取りがちなものを優先して決めておくと、いざリフォームする時にも困りません。
スペースが思ったより狭く、使いにくい
いざリフォーム後のキッチンを使ってみると作業スペースが狭かった、ということもよくあります。間取り図では広く見えても、実際に使うと冷蔵庫のドアが開けにくかったり、コンロの口数を増やしたことで調理スペースが狭くなってしまったり…。家族と一緒に料理を楽しみたいのに、すれ違う時にはギリギリなんてことも。
失敗しないためには…
リフォーム前のキッチンの寸法をしっかり測り、現状を知った上でリフォームすることが大切です。さらに、キッチンをどう使うか、理想のくらしや家事動線を想像しながらキッチン空間のサイズを決めていきましょう。
失敗しないキッチンプラン作り
①優先順位を明確に
デザイン、掃除のしやすさ、収納の多さなど、暮らし方を振り返ったり、理想の暮らしをイメージすることで、何を重視するかを決めるのが大切です。また、欲しい機器やアイテムなどの優先順位も決めておくといいでしょう。
②10年、20年先の暮らしをイメージする
現在の家族構成やライフスタイルだけでなく、将来も見越して検討しましょう。キッチンとは長いお付き合いになるもの。家の中心になるものだからこそ、これからの暮らしをイメージし、ピッタリのキッチンを選びましょう。
③各メーカー、商品機能の特色を知ろう
各メーカーでキッチンの特色やデザインが異なります。家族のライフスタイルに合うメーカーやキッチンはどれか、調べてみるといいでしょう。①②を踏まえて、目星のキッチンを見つけてみましょう。
④実際に体験してみる
収納、換気扇、キッチンのサイズ・高さなど、ショールームで実際に見て、触れて、実際のキッチンを体験してみることも大切です。
お得にリフォームしよう
リフォームをするときに対象となる、さまざまなお金の優遇制度があるのをご存知でしょうか。リフォーム資金の調達に利用できる金融機関の有利なローンや借り入れをした場合の税金の軽減措置、場合によってはリフォーム工事に公的な補助金が利用できることもあります。利用するにはさまざまな条件がありますので、事前に知っておくことが大切です。
キッチンリフォーム よくあるご質問
クリナップのリフォーム部門に寄せられる、よくあるご質問をまとめました。ぜひ、キッチンリフォームのご参考にしてください。
信頼できるプロに相談しよう
リフォームで失敗しないために、プロに相談することも⼤切です。
クリナップのショールームでは、理想の暮らしについてのヒアリングはもちろん、信頼できるリフォーム会社の紹介も行っています。キッチンのリフォームについて不明な点は、ぜひお近くのショールームで解決してみてください。